実習生企画 『漫画名言ベスト3+番外編』

banner

 

クレアネットのオフィスには、谷社長や社員の方々がチョイスした漫画がたくさん置いてあります。
今回は、クレアネットの本棚にある漫画の紹介と、
その作品の中から心に残った名言を選出しベスト3を発表していこうと思います。
漫画と言って侮ってはいけません!
漫画というものは限られた表現方法、決められたページ数の中で、読む人に自分の思いを伝えなければなりません。

かの手塚治虫はこのような言葉を残しています。

 

osamu

 

人々の記憶に残る「名言」は、作品のテーマをキャラクターの人格に乗せ、的確に表したものです。
この
『限られた字数でいかに簡潔に効果的にその状況に合った言葉を紡ぐか』
というテクニックは、

漫画だけでなく、あらゆる広告やキャッチコピーを生み出す際にも必要なスキルではないでしょうか?
それは、サイト制作でも同じです。
決まった枠組みの中で、適切な方法を選び、目的に沿った表現をしなければなりません。
さぁ、ヒット作を生み出した作家達が紡いだ言葉を見て、感性を磨きましょう!

 

1.『ギャラリーフェイク』細野不二彦

<あらすじ>
表向きは贋作・レプリカ専門のアートギャラリー『ギャラリーフェイク』を舞台に、オーナー藤田玲司が、様々な登場人物と様々な美術品を通じて、時に世界を駆け巡り、「美とは何か?」を追い求める。主人公は単なる守銭奴・単なるビジネスではなく、アートへの奉仕者、美の探求者として清濁併せ呑む人物として描かれている。美術・芸術・骨董・その背景となる歴史等の多分野に渡る薀蓄的描写があり、助手サラ・ハリファとのほのかな恋の行方も描かれる。1話1エピソードが基本で、2話1エピソード、3話1エピソードの中長編がいくつかある。エピソード毎にゲストキャラクターがいるので、レギュラー、準レギュラーを含め登場人物は大変多い。
芸術に絡んで社会問題・時事問題にも言及するなどしており、物語は美術方面の商業的な話題から推理サスペンス、コミカルな人間模様、陰惨な事件、時に憎み合い時に愛し合う人々の交流、文化財保護にまつわる制度面の問題など、多岐にわたる。
(引用:wikipedia)

garallyfake_13
amazon商品ページ

 

「自分の職業に誇りを持って打ちこんでいる人間ほど・・・
この世でかえがたく美しいものはない・・・」

リチャードソン 単行本13巻 「メトロポリタンの一夜」

 

→実習生コメント
どんな職業においても、
自分の仕事に誇りを持って取り組んでいる人は美しい。
単なるビジネスではない、仕事に対する姿勢を表している名言です。

 

2.「宇宙兄弟」小山宙哉

<あらすじ>
2006年7月9日、謎のUFOを目撃した南波六太とその弟の日々人は、「一緒に宇宙飛行士になろう」と誓い合う。それから19年後の2025年、夢を叶え宇宙飛行士となった日々人は、第1次月面長期滞在クルーの一員として、間もなく日本人初となる月面歩行者として歴史に名を残そうとしていた。一方兄の六太は、勤めていた会社をクビになってしまい、鬱屈した日々を送っていた。そんな六太の下に、JAXAから宇宙飛行士選抜の書類審査通過の通知が送られてくる。それは、共に宇宙を目指すという夢を諦めない日々人が応募したものであった。いつの頃からか、宇宙飛行士になることを諦めていた六太は、再び宇宙を目指すことを決意する。(引用:wikipedia)

uchukyuoudai_5
amazon商品ページ

「迷った時はね、どっちが正しいかなんて考えちゃダメ。どっちが楽しいかで決めなさい。」

金子・シャロン 単行本5巻 第39話

 

→実習生コメント
シャロンが幼い頃の主人公にかけたこの言葉は、
この作品の「0からでも夢を実現するために挑戦していくことの大切さ」を表した名言ですね!

 

3.「ドラゴン桜」三田紀房

<あらすじ>
元暴走族の駆け出し弁護士・桜木建二(さくらぎ けんじ)は、経営破綻状態となった落ちこぼれ高校、私立龍山高等学校の運営問題を請け負うこととなった。
始めは精算を計画していた桜木だったが、破綻を回避し経営状態を良くするためには、進学実績を上げるのが手っ取り早いと考え、5年後に東大合格者100人を出す計画を考案する。
かつて受験指導に大きな実績を上げた個性溢れる教師を集めながら、開設した特別進学クラスに人生を諦めかけていた水野直美(みずの なおみ)と矢島勇介(やじま ゆうすけ)を迎え入れた桜木は、彼らに様々な受験テクニックや勉強法を教えていく。
(引用:wikipedia)

doragon_2

amazon商品ページ

 

「創造は、真似ることから始まる!」

桜木建二 単行本2巻

 

→実習生コメント
WEBの業界は移り変わりが激しく、どんどん新しい技術が生まれていきます。
そのような変化に対応していく中で、
『オリジナル」は「型」があってこそ、生まれる。』という
まずは個性を捨て、型にはまってみる必要性を教えてくれています。
「ドラゴン桜」にある、勉強なんてしたことがない生徒たちに伝える
「学ぶ」上での具体的なテクニックは、どんな分野の勉強でも共通するものがあります。

 

これで、おすすめ名言ベスト3は終了です・・・。

が!

ここからは、番外編として、漫画「三国志」からの名言もご紹介しようと思います。

番外編「三国志」横山光輝

↑実際のクレアネットの本棚です。漫画以外にもいろんな本が揃っています。
amazon商品ページ

<あらすじ>
「三国志」とは、魏(ぎ)・呉(ご)・蜀(しょく)の三国が争覇した、三国時代の歴史を述べた歴史書である。撰者は西晋の陳寿(233年 – 297年)(詳しくは『三国志 (歴史書)』を参照)。
後世、歴史書の『三国志』やその他の民間伝承を基として唐・宋・元の時代にかけてこれら三国時代の三国の争覇を基とした説話が好まれ、その説話を基として明の初期に羅貫中らの手により、
『三国志演義』として成立した。
「三国志」の世界は『三国志演義』を基としてその後も発展を続け、日本だけでなく、世界中に広まった。
(引用:wikipedia)

「三国志」は、クレアネット代表取締役であられる谷社長が
「経営者はみんな三国志が好きだ。『諸葛亮孔明のようですね』と言って喜ばない経営者はいない。」
とおっしゃっていたこともあり、三国志からピックアップすることに致しました。

ご紹介するのは、そんな諸葛亮孔明と馬謖とのエピソードから生まれた故事成語、

「泣いて馬謖を斬る(ないてばしょくをきる)」

です。
蜀(蜀漢)の武将・馬謖(ばしょく)が、街亭の戦いで諸葛亮の指示に背いて敗戦を招いた。
この責任をとり馬謖は処刑されることになるが、愛弟子の馬謖の処刑に踏み切るにあたり諸葛亮は涙を流した。
後に蒋エンから「馬謖ほどの有能な将を」と彼を惜しむ意見もあったが、
諸葛亮は「軍律の遵守が最優先」と再び涙を流しながら答えた・・・
というエピソードが元となっています。

 

現在の日本では、
「どんなに優秀な者であっても、法や規律を曲げて責任を不問にすることがあってはいけない」
という意味で使用されることが多く、
マスメディアでは、何か不祥事などを起こし仕方なく処分された人物などがいた場合に
「泣いて○○を斬る」などと引用して利用されることがあるそうです。

 

 

しかし!

 

「泣いて馬謖を斬る」のように、「失敗した事実」に重きを置き、切り捨てるのではなく、
「社会人としての責任の重さ―その自覚」が現代の会社組織では大切である
ということを、
谷社長に教えていただきました。
そんな理念を表した、パロディ漫画をご紹介。

manga
manga2

このように、
名言を受けて、自分なりに発想を広げることも大切であると思うのでした・・・。

 

いかがでしたでしょうか?

これらの作品の中には、今回とりあげた名言以外にも心に響くシーンがたくさんあります。
ぜひみなさん手にとってみてください。
今の自分にぴったりな名言に出会えるかもしれません。