麻生さんの「とてつもない日本」

日本が歩んできた道に誇りを持ち、全ての日本人に自信と勇気を与える本。がキャッチコピー。
麻生さんのご経歴を見ると吉田首相をおじいさんにもち、オリンピックに出場などいわゆる普通のご家庭ではないところで過ごしている分、庶民感覚ではない世界のグローバルな感覚が強く身についているわけで、生まれ育った場所、時代、環境が今の麻生さんになっていると感じます。歴史沿革など踏まえた上で人生を想像するのですが、本のいいところはその内容が本当に具体的に想像できるところです。

政治家である以上国益を図る行動や思考、国民を守り国を発展させるためにはどうあるべきなのか、本を読んだ後にその覚悟を強く感じました。この思考は正に小さな国を統治する経営者と同じ思考があって、美しく清く正しく多くの国民を連れて死ぬわけにはいかないのです、汚く泥臭く汚くても生き残る発想は絶対的に必要であって、事業の展望を考えてビジョンをしっかりと考えて20年30年後の社会を考えてポジションを考慮してどこに立てるのか思考する。

そのうえで仕組みに落としてルールを決めて事業をつくり会社を作り上げていく、政治家は大変だろうけどすごくやりがいがあり素晴らしい仕事だと思いますし、事業家経営者も全く同じです。
多くの人を幸せにできる仕事ポジション、日本に生まれた以上、国のため事業を通じ貢献する、というのはきれいごとではなく当たり前のことだと思います、やはり現役政治家の方の書籍は実に面白い。

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