27.8%どころじゃない、国家予算の280倍

日本が太平洋戦争に総額いくらを費やしたか、ですが。
「日中戦争開戦時のGDP(厳密にはGNP)が228億円なので、戦費総額のGDP比率を計算すると何と33倍になる。また、国家予算(日中戦争開戦当時の一般会計)に対する比率では280倍という天文学的数字」
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52599?imp=0

日露戦争では高橋是清が日本の国債を売って集めて資金を調達したという話がありますが、この太平洋戦争だと戦費のほとんどは日銀による国債の直接引き受けによって賄われたとのこと。
とりあえず国家予算やGDPをはるかに超える金額が動き、戦争を行い、国民が巻き込まれていたことを知るのは、コロナ禍でいろんなことが大変な世の中になっているのですけど、やはりこの日清戦争や日露戦争、太平洋戦争当時の予算や政治を振り返ってみることは学びになります。
太平洋戦争中だとハイパーインフレにもなる理由がわかるわけです。

東日本大震災の経済損失は16.8兆、阪神大震災の1.8倍で、去年の4月からの四半期は第二次大戦終結から75年での戦後最大の落ち込みでしたが、あの当時と比べると比較にならない数字です。
当時の田辺市駅前がどうだったのか、町は市は行政や商売は。また調べようと思います。

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