サッカーとビジネスの共通点と言語化

ワールドカップが始まるのですが、サッカー関係の雑誌やイニエスタ選手が来るとか来ないとか賑わいがいろいろあります。
前からずっとサッカーに関してサッカー採用も含め、ブログ記事にしているのですが、サッカーとビジネスの親和性や共通点、マネジメントなどについて考えてみます。

サッカーがうまい人はビジネスも成果を出すのではないか、という要素がありますのでその論証です。
サッカーは勝利することによって価値を観客やチームメンバーにもたらします、ビジネスも顧客に価値を提供することで満足を図ります。
サッカーはチームスポーツのため、一人が全力を尽くすこととチームの勝利が最終目標、ビジネスも自分のスタンドプレーによる評価もありますが、中長期的に見てチームの勝利とその貢献度合いによって評価もかわります。
サッカーは監督やキャプテンを中心となって勝利を目指すのですが、最終は勝利であり自分のチームへの貢献であるけれども、敗北もあるし、泥沼になりながらもがき苦しみ必死で耐える期間とその期間からの回復は通常の勝利よりも大きな歓喜が生まれます、となると全部勝利がよいわけでもないんです。ビジネスでも同じで100戦100勝のビジネスなど、挑戦していないだけでチームの貢献と泥沼期間を経ていることで、連帯感や共通事項が多々うまれます。

などなど。

あとは、マンチェスターユナイテッドのアレックスファーガソン元監督は、勝利の際に必ず選手以外のメディカルスタッフなどの裏方に礼を述べていた、そうです。
ファーガソン時代のユナイテッドは毎年何かのカップを取ってたので、その行動は「強いチームつくり」として実に必要なんだろう、とマネジメント視点で気付けます。

「技術がうまい選手もいいんですが、選手が社会人として世のため人のためになること」というのを重視するスタイル、人を教育する、ことも実に大事だったりしますし、サッカーの強いチームで継続して強いチームはやはり「人を作る」ことを意識的にされています。サッカーを通じて地元の人を元気にさせたい、そして、その元気な姿を見てもっとがんばりたい、という自利と利他ができている人は強いです。

クレアネットは会社ですが、会社が成長するのはスタッフ1人1人が成長しているおかげ。
サッカーも個の力は絶対大事。もっと深堀をまたしますが、共通点はもっと多々あります。自分は幸いにも能力も潜在能力も低く、周囲にすごい人がたくさんいたのでラッキーでした。そのおかげで、「あの人には勝てないので勝てる方法はどうしたらいいんだろう」と悩んでプレーもビジネスもやってこれたので。

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