同じく司法試験の浪人生だったから

今までにいろんな小説や文庫に偉人の話に漫画にライトノベルなど読んで読んで読み続け、盛和塾でいえばすべての機関誌を読み解いて毎週コメントを記載していく機関誌マラソンを3年半かけて毎週継続して行い、営業などの移動時間を使って書籍を読んでこのブログに書いた本のタイトル感想は693冊になった経験から言うと、やっぱり永遠の0は素晴らしい作品だと今でも感じます。
最初は小説から最初入ったのですが500ページくらいある内容で読み応えありましたけど、描写や伏線に感動のラストまで素晴らしい作品だったと今でも思っています、そのあとには映画を見て小説と照らし合わせるように見ることで小説のイメージがさらに岡田君に凝縮され、さらに漫画でも発刊されたので機会を見て新人社員に渡したり差し上げたりなどなど行い、布教活動をしています。

内容に深く入ることはしたくないのですが、永遠の0では、司法試験受験してなかなか受からないという登場人物が出てきてその祖先をたどる話が最初のほうに出てきます。
そんな中で岡田くんが演じる宮部久蔵さんが出てくるのですが、司法試験受験浪人、が見事に描かれておりましてこれはこれで見ていて辛いものを多く感じます。経験上から言いますと、おしゃれな服がない、ビジネスの会話ができない、気の利いたこと言えない、月給なんて話できない、大学卒業後の司法試験浪人なんてまさにこんなものなんです。精一杯すぎて周りを見る余裕もなければ「豊かになるには合格するしかない」としか考えてないので、「今咲かないのなら下に下に根を伸ばせ、大きな球根になれば大きな大輪の花が咲く」なんて自分が思い込んでいるので貪欲とハングリー精神が服を着て歩いているようなものなんです。

そんな共感もあって映画作品もそうですし、社会の底辺のような場所にいても努力は必ず身を結ぶ、飽くなき情熱がある限り時間はかかっても成せないことはない、などなど感情的に作品を見ていたことを覚えています。努力家で謙虚で向上心があってまじめで、という人ほどコロナのような想定外のパンデミックにショックを受けるのかどうかはわかりません。

神風特攻隊の人たちは20歳前後、吉田松陰先生は29歳、坂本龍馬は32歳、大久保利通は47歳、織田信長は49歳。
まだ何も成してなく、まだまだ貪欲に大欲をもって生きていきたいと思います。司法試験にたくさん落ちても26歳までニートでも気合と根性があれば大丈夫なので。

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