すごくわかるメンバーへの想いの意識

別にいい話でもなんでもないのですが、すごくしっくり来た話。
とある経営者さんとコロナ禍の働き方など聞いていたのですが、スタッフメンバーなどの状況や仕事など話する中でどうモチベーションを上げるとか成長させるとかの話になりました。
まあこの状況ですし人材系の企業さんなので、4月くらいから求人がクローズして広告出稿も止めてるとか苦戦の話を聞く中、どうするなどの先のことについての話題になったのですが、「うちはテックで世界を変えるみたいのは全くなくて、今のメンバーでダメなら後悔しないしええかなと。ダメなら諦めるし開き直りみたいなもの」とさらっと言っていたわけです。

うちの会社でも顧客だ仲間だとかいう前に、「取引先=自分の父ちゃんの会社」、「社長=自分の叔父さん」、「ユーザ=自分の友達、兄弟」、くらいの親密感をもって想定しながら仕事すればだいたいうまくいくという話です。さすがに自分の父ちゃんの会社なら想い入れが違うだろうし、自分の叔父さんが困っていれば何か微力でも手伝おうと思うし、自分の兄弟をだまして悪徳なクリック誘発させないだろう、などです。
想いは共感できるので、自分の時間もお金も連帯保証も行ってる社長ならではの「人事を尽くして天命を待つ」でしょうし、達観的な部分すごく共感しました。

もっといい人材とか採用とかいろんなこと思う気持ちも理解できますが、自社に釣り合わないという事実もあれば、選ぶ立場でもあり選ばれる立場でもあるので、現時点で頑張りダメなら後悔しない、が最もいい心構えに思いますしまさにそんなものです。尊敬できる企業、社長にはまだまだ気づかされることが多いですし、心構え1つとっても違う、いいこと聞いたなと。

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