情熱・熱意・執念の経営  (日本電産の永守さん)


日本電産といえばM&Aもそうですが、永守さんはよくメディアに取り上げられたりしてますがその永守さんの著書。
その部分も響いてくるのですが、営業面でのコメントが「やはりそうですよね!」という共感と共に、気持ちに確信がもてた部分でした。

「営業活動の基本は、訪問件数、訪問回数の積み重ねです。これは万国共通で、オフィスから電話をかけるだけで新規の注文がとれるようなビジネスはありません。
次のようなデータがあります。わが社が経営権を取得したある名門企業と日本電産は、かつてマーケットで競合していました。当時、日本電産の営業社員が毎月百二十件以上お客様を訪問していたのに対して、この名門企業の月平均の訪問件数は二十件程度でした。この差がそのまま売上や利益の差になっていたのです。これが、商売に王道はないことを見事に証明しています。」

本当にそうなんです、商売の基本は営業活動が何よりも大事、だと思います。
また営業でも営業の訪問がどれだけ大事か、フェイストゥフェイスで話すことがどれだけ大事か、という点の価値観を共有したいものです。

業務内容はモーターのリーディングカンパニーということでITやwebとは異なるとしても、営業の普遍的な原理原則だと感じます。
事業にも経営にも普遍的なエッセンスがあります、電話だけしていてビジネスになる、と思っていたらライバル会社に足元すくわれます。

当たり前ですが、当たり前の原理、です。

関連しているブログ記事一覧