田辺市の人口問題に関しての考察

日本の人口が減ってきておりこのままいくと超高齢化社会だけでなく、労働人口の減少などかつてなかった問題に直面するのが日本です。
そんな中わが田辺市も同様人口が減る想定見込みで、今は7万人でもいずれ6万人、5万人になっていくのはたぶん間違いないのでしょう、と思います。そんな状況で「田辺オフィスどうするのですか?」と質問を受けたことがあります。答えは簡単です。

田辺市で最後の1社になる覚悟なんで人口減少や半減なんかはいざご商売では特に気にしていません。
距離的な制約やビジネスモデル的なもの、システム的なものなどの関係で競合他社が急に田辺市で増加するとは思えないんです。というわけで爆発的な成長には程遠くても、アリとキリギリスで言えば蟻さんのように少しずつコツコツと進んで信用や信頼やつながりや経験を蓄積していければいいかなと思っています。田辺市は白浜の隣だし、白浜には空港あるし、仁坂知事力入れているし、和歌山三区は二階さんだし、人口和歌山県で二番だし、ご飯は美味しいし、生まれ育った故郷地元だし。

人口問題や市の財政問題なんかはマクロ問題あるんですけど、経営者にできることは目の前の顧客に全力、微力しかないんでそれでいいと思っています。
最近読んだネルソンマンデラさん、南アフリカのアパルトヘイトで28年間も牢屋に囚われていたのですが、これだけの長い年月もの間を正常を保って生きるのは大変なこと、その中で大事なのは外野は関係なく自分の中の信念や心に従って行動することに違いありません。伝記シリーズ、今回はネルソンマンデラさんでしたが、長い年月の中で大事なのは自分との対話。自分が苦にならないけど他の人が大変と思うこと、自分は日々通常に行動することだけど他の人ができないと思うこと、自分は当然と考えるけど他人はそう考えてないこと、このあたりが自分のアイデンティティ。

最後の1社になるかはわからないですが、そんな根っこは譲れない。これが田辺オフィスの考えです。

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