イブラヒモビッチはたぶん「俺」と言ってない

写真はスウェーデンの白夜なのですが、スウェーデンといえば有名なサッカー選手がいます、ラーションと思った方がアラフォーの方。ズラタン・イブラヒモビッチが出てきた方は最近の事情をある程度知っている方なのですが、このイブラヒモビッチさんが書籍を書いてます、自分の半世紀を語るような内容なんです。

ズラタンさんは素晴らしいプレーヤーなのですが身長も体重も素晴らしい体格で武道もやっているとかで、空手キックでシュートを決めたりもします。そのズラタンさんの紹介されるときに、だいたい「俺」になっている日本語の不思議があります。言語は多分英語なんですが、サッカー選手でイングランドプレミアで活躍してる選手で一人称「俺」で訳される選手はズラタン、ルーニーとかの気がしますが、日本代表の吉田、岡崎などが「俺」と言ってるのはあまり聞かないような。第一英語は「I」しかないわけで。

ついでに。


■ 「睡蓮花」MV

ついでに夏の風物詩のような歌がたくさんありますが、この湘南乃風の歌詞フレーズでも一人称は「オレ」です、オレ。オレのほうが夏っぽくなるというのを何かで聞いてこれはこれで納得、性別関係なくいくなら「あなた」「きみ」。ついでに浜崎あゆみさんは「ボク」が歌詞に頻繁出てました。

翻訳者のさじ加減で決めるこの辺から全ての主観やフィルタが入ります、オレオレしてない方でも「俺」で訳してしまったり、むしろ狙って訳したり。映画なんかもこの典型的なもので博士は絶対「わし」ですし語尾は「じゃ」でないと博士足りえません、キャラが異なってしまうんです。のびたはぼく、ジャイアンは「おれ」レッテル貼りは難しいようで簡単にできます。だからこそ、レッテルにないものをヒアリングしたり聞き出したり見出したりすることが大事ですし、打ち合わせが大事なのは正にこの部分です。

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