【日本漫画家協会優秀賞】ペリリュー 楽園のゲルニカを読んで

ペリリュー 楽園のゲルニカを読んで。圧倒的な描写が柔らかいキャラクターで救われる。
偶然見つけた紀伊国屋書店コーナー、この本は本当にいろんな人に読んで欲しいし、いろんな気持ちが生まれる。

3巻の終わりがまたすごい。

死というものは実に汚ならしくおぞましく
無残な悪臭を放つならば言葉だけは美しく
サクラ、サクラ

作者の武田さん、さよならタマちゃんの作者さんだったので見覚えありました。

紀伊国屋さんで1巻~3巻セットで紹介していたので大人買いしたのですが大正解。
あののたり松太郎のちばてつやさんオススメの帯に惹かれましたが、これも大正解。8月になると火垂るの墓などいろんなことを考えますが、今日無駄に過ごした時間は生きたくても生きれなかった人たちの時間、同じ日本人でペリリューで亡くなった方の思いを全部背負って今のこの世の中が少しでもいい世の中にしていきたい、そんな気持ちになります。

早速スタッフにあげました。

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