野村の実践「論語」

ノムさんの苦労話は有名ですし、これまでノムさん書籍でたくさんの参考にさせていただいておりますが、ノムさんの栄光と苦難の野球人生の中で培われてきたことが肉付けされることとなった中心となるものが、孔子の「論語」であって、論語を背景とした考えや発言であったということを紐解く本です。論語で孔子が話したのは紀元前前と言われますので書かれたのは2000年前としてもそれだけ長い間伝わっていることを考えれば、人間を考えるにあたって論語ほど素晴らしい書籍はない、ともいえます。

ちなみにクレアネットではディレクターと言う仕事があります。仕事柄顧客と直接交渉や折衝もしますし、社内にデザイナーやプログラマいるので自分の裁量で物事を決定できますし、様々な立場の人と関わるので交渉力や自分の持っているビジョン、リーダーシップやフォロワーシップが身につきますし、結局人と人が関係する仕事に関してなので自分の背景となる考えが弱いと安きに流れることも当然あるのが、今のディレクターと言う仕事と認識していますが、野球で言う捕手です。監督の頭代わりにもなれば敵の洞察や推測、味方のチーム力から勝つチーム作りには捕手が必須ですしそんなポジションだと思います。

今でなく先を考慮しないといけないことや、必要な負け試合もあれば、孤軍奮闘で戦わねばならないときもあれば、チームの要として土台にならねばならない、なのでノムさんのこの「論語」読んでも全てしっくりきます。

「青春とは人生のある期間を言うのではない、心のあり方をいうのだ」
サミュエルウルマンも言ってますし、松下幸之助さんも同じことを言っていました。関空アイスアリーナ竣工式で森本清一郎名誉会長も同じく言ってました、心のあり方を言うのである。
まだまだひよっこでも老いることを忘れずに、日々貪欲に学び実践続けたいと思います。

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