日課活動こそコミュニケーション

集団行動の中で仲間意識や思いやりの心が育まれる、という考えがあります。
コミュニケーション能力の低下がいつも心配になっているのですが、集団生活では自然とコミュニケーションが行われるわけで、跳び箱1つとっても順番を守り、飛ぶときには手を上げて返事をしてから飛ぶなどの行動が決まっているとそのとおりの行動に従う、その結果、飛べたときの共感や共鳴が生まれるという、これは大人になると自然と子供のときにやっていたことだったりするので、きちんとした狙いがあったのだと気付きます。

友達が飛ぶときには私語を慎むとか、飛べたらぱちぱちと拍手する、難しそうなら「がんばれー!」と声をかける、そして先生は飛べたときに過度ではなく「よくできたね」とその子その子にあわせた成長結果をしっかり見てあげて過度に褒めず認めてあげる、などコミュニケーション活動はいろんな場所に存在しているのが本当にわかります。難しいのですが、集団行動での振る舞い方が上手下手があるように、威勢にこう接したら喜ばれるという繰り返しのように、生徒や子供たちにこのように接すると喜んでもらえるという積み重ねのように、事例の積み重ねは圧倒的な戦闘力の差異になって現れるように思います。

メッキはすぐ剥がれます、だからこそ、そのようなコミュニケーションの大切さを常に意識したいなと。

関連しているブログ記事一覧