ヘックマン教授の言う就学前教育の話

幼児教育の経済学を読んでみて

前にも一度書いたことのある就学前教育、幼児教育に関する話ですが、最近どこかでまた触れたので思い出したかのように再度紹介します。
ノーベル経済学賞受賞のヘックマン教授が言うには、就学前の教育が就学後の教育の効率性を決める、のであって経済学でいえば就業訓練するよりも就学前に時間とコストをかけるほうが効果的というものです。要するに教育への投資は早ければ早いほうが望ましい、ことが経済学的には言えるが主張です。

5年前も同じような感覚で同じようなことを自分自身で書いてますが、サッカーなんかも久保くんの小さいときのプレー見ればわかります。抜群に上手ですしそのまま上手さが成長して今になっているんだと理解できます、もちろん岡崎選手のように滝川二高から上手でなくて下から這い上がりレギュラー勝ち取り、プロになっても小さな身体で努力を重ね代表にまで上り詰め、今ではヨーロッパで活躍するような選手になっているプレーヤーもいますので一概には言えないですが、やはり小さいときの教育は大事と言うのははっきりわかります。

上手に出来ても「もっと上を目指さないといけないよ」と教育するのも、プリント3枚できたら「3枚もできてえらいね」なのか「5枚まであと2枚だよ」というのかなども、今でもそのあたりは大いに悩むのですが、自分の意思で自分の行動で自分が人生を切り開く必要があるよ、というのは教育の最たるものでそのために必要な知識や考え方や教育は絶対に必要だと思います。そう考えているのですが、実際に教育効果がいつ出るのかはまだ先なので、答え合わせがまだ先のことに必死になるのはなかなか難しい。

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