ゴマすり名人ごますり係長という企画

ペルソナ設定したうえでスタンプ作成、という研修生企画が完成しました。
完成品に対して何か寸評を加えたり、後出しじゃんけんでいろんなコメントを行うことはそのときどきの状況があるので決してしてはいけないと思っているのでその内容についてはみた人がそれぞれに何か言えばいいと思う。

■ 研修生企画

ただこの研修生企画はスタッフと研修生で決めてもらっている。スタッフに、独自に決める決定権をもってもらっている。なので担当するスタッフの裁量権は大きく、自分や実習生の時間もクオリティも内容も自由に決められるし、ページや内容を自由に使う権限も持っている。この職務をこなすには、上司として資質、ビジネスパーソンとしての総合的な能力、時間工数の制作者の資質など、極めて経営者に近い立ち位置になってくるのでで、必要とされる能力も経営者に近い。

この職務をこなすには、上司として資質、ビジネスパーソンとしての総合的な能力、時間工数の制作者の資質など、極めて経営者に近い立ち位置になってくるのでで、必要とされる能力も経営者に近い。能力だけでなく、同時にリーダーとしての器が求められるポジションでもある。リーダーの器を言い換えるなら、責任を背負って決断する事であろうか。これが意外に難しい。いわゆる自分で評価しようと、第三者評価であっても「しょうもないもの」は、必ずできあがってしまう。実習生がどうしても時間に間に合わせられなかったから、や、パソコンのスペックの問題、など外部要因に委ねるとキリもなく意見が発生してしまうものである。

そんなことも全部含めて仕事を任せてしまうことの良さは、決裁スピードが早い事にある。価値観がブレることも少なく、決裁も早い。特に現場とすぐに話ができる環境では、良くも悪くも会社と実習生と自分を一体化して考慮するので、色々な話や影響を配慮せずさくさくと自分で決めることができる。本当に欲しいのは、こういった独自の判断基準の幅を限りなく広げて、おのおのに判断基準としての機動性を手に入れることが大事と考えている。そんなわけで、「どうでしょうか?」と聞かれると「どう思う?」と逆に聞くようにしている、「私はOOと思います、理由はOO」であっていればそのまま、大いにぶれれば修正するがそれほどずれない、日々の価値観共有があれば。

リーダーとして何かを伝える、教える。成長を促すことはあっても、自分自身で何かを決める、行動する、やり遂げる、やる、と約束する。そして、それに責任をもって行動を行い実践を繰り返し結果を出す。それを繰り返していくうちに、決断力や実行力などの様なものが育まれる。かっこよく「やるべきこと」などといわず、「やらないといけないこと」が見つかったり降ってくると、時間や仕事や人生はあっという間に走り出す。

限られた時間の中で、期待されていることや、やらなければならないことを必死に実現しなければならない。それに必要な成長も実現しなければならない。そんな状況ではミスも追う、怪我もすれば傷も負うが「死ぬこと以外かすり傷」で行けば結果として能力も技術も頭の精神も鍛錬される。必要なタフな精神も手に入れることができると思っている。結局そういった環境を整えられるかが大事なのでは、と。

「今でしょ!」の林先生に教わっても全員が東大に行くわけでも、現代国語満点取れるわけでもないけど、「現国で満点取りたいから林先生に学びたい。許可してくれ!」と言われたときに、「金ばかりかかってそんなもの行かなくても満天取る奴はいる」、と説明しつつ、「本気で行きたいなら行ける余裕はあるが」と言える環境は非常に大事。

まあ、そんな環境あってもあまり甘えないのが普通なんですが、環境整備側の意識はそこ。

関連しているブログ記事一覧