オレたちバブル入行組

オレたちバブル入行組、半沢直樹の入社からトラブルに巻き込まれる銀行話で3部作の1つ目です。
読んでいけば読んでいくほど「池井戸さん?」感しか出てきません、池井戸さん本の面白さは実際の現場知らないとこういった動きや上司や会社の行動は絶対わからないと思えるところです。

当時は当然銀行に入ることは勝ち組だったのですが、その中で大阪に赴任して「立売堀」の会社に詐欺まがいの融資による信用不安を巻き起こし責任一切を上司から押し付けられそうになる話からスタート、という、地名からしても実話でしょう実話、としか感じれません。立売堀(いたちぼり)のあの辺を中心にした話。

企業や銀行の論理もあるんですが、こういった本を読むと経済的な背景や時代の背景もわかるので、すごく面白かったです。
続き編のイカロスなども読んでみます、大阪東京間は2時間30分なので往復してしまうと5時間をどのように使うか、しっかり寝るのもいいのですが、いい睡眠になりずらいという理由もあるので。

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