会社設立後のラッキーパンチと消費税免税

最近知り合いが起業しまして、会社設立したということで連絡をもらったので早速「ようこそこちらの世界に」などウェルカムしたのですが。
とりあえず前職で行っていた業務に近い仕事を行うそうなので、会社は設立2年間は消費税が免税になるので楽だとか辞めた会社と円満なら何よりだとか、そんないいスタート切れたのなら事業始めて普通に利益も出るんじゃないのそれって話したのですけれども、ほぼ「儲かって当たり前」のような気がします。普通に消費税免税、経費少ないしその時点では一所懸命働くだろうし。

消費税免税なんて1000万売上あったら普通は100万円消費税だけど、それがないってことなんでどんだけ利益増大させるんだって話です。単純に利益率10%アップですからそりゃ楽です。
前の会社の社長には「起業したときは祝儀もあるから何とかできる、その2年目からがどうなるか大事」というようなことを教えてもらったので1年目、2年目ぜんぜん気が抜けず、3年目もまったく気が抜けない状態で硬すぎたことと社長と社員の温度差もはっきりわからなかったのでちょっとミスやらかしたのですが、2年目も何とかなるんだと思います。それよりも3年目から4年目くらいになれば「元ooo」のようなサラリーマン名刺も使えないようになるのでそのあたりからようやく戦いになるような気もします。

ついでに言うと、過去の貯金を食い漁るんだからうまくいかないはずがないわけです。儲かって数字が上がれば自分も出来ると言って社員が辞め始め、売上数字あがらないと給料も賞与もあげずらいので月2000円だけ昇給で年間24000円昇給みたいな感じになって面白くないなんて社員が文句を言い始めるのも2年目から3年目、4年目にかけてだと思います。温度差がはっきりし始めて悩むのですが、消えた炎に再び火をくべて炎を燃やすのは煉獄さんでも難しい話なので、人材の悩みがずっと続き始めるというのが通常のような気がします。

5年目以降が本当の勝負、でしょうし、想像以上の飛躍していない自分などが知った顔でえらそうに言うのも何なのですが、貸事務所会社の社長が
「創業して3年経って人雇わないと永遠雇わないで」と言っていた一言も思い出します、とりあえず起業おめでとうですし、順調に大きく成長してほしいです。酸いも甘いもあるから経営は楽しいし総合的に見ればすべてが自分の判断で変化していく環境ほど楽しいものはないですから。

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