長柄八幡宮のだんじり囃子の太鼓音

長柄八幡宮のだんじり囃子の太鼓音。

祭りの季節、なんでだんじりも多いです。だんじりは岸和田で車を引っ張るだんじりもあるんですが、このだんじりはだんじり囃子のほうです。大きな車置く場所ないから大阪市内はこっちのほうが多いとかとか。
太鼓の音が聞こえてくるだけで、「祭りか!」感になります、グランド通ったときの金属バット音、テレビを何気につけたときのボールのキック音、高校通ったときに聞こえる体育館バスケのダムダム音、全部「お!」と目をむく音です。踊っているほうに着目は当たり前ですが、後ろの方たちも結構ハードなんで、ちゃんと交代選手もいて後ろで控えています。

前の会社の師匠と久しぶりに会って話してたら、webデザインなどのクリエイターがその現場のモノを感じないでサクサク作ることにすごく最初びっくりした話をしていましたが、自分自身は今でも本当にそう思います。商品や商材やサービスを感じないでどうやって五感に届けるモノを作れるのか、です。ご飯屋さんだったら実際に食べ、洋服なら実際に来てみて、体感だったら実際に体感する、絶対必要な行為と思っています。なのでこのだんじり囃子も後ろの太鼓に着目すればかなりハードでしんどそう。

ちなみに天神祭りでは神輿をそれぞれ担いでいますが、あの神輿も一度は担ぐと本当にいいです。
大阪締めを100回くらい言いますし、のどがらがらなるのと神輿の上でソイヤソイヤいうおっちゃんたまに出てくるので落としてやるつもりでテンションあがりますし、何より天三1号線の南森町交差点をそいやそいや言ってちょこっとだけ閉鎖して暴れることのできる感覚はなかなか経験できません。そんな経験からもあの太鼓音を聞くと「何々?」と興味津々なります。音で心を揺さぶる、これも大事。

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