小さな会社ランチェスター式「儲ける戦略」

小さな会社ランチェスター式「儲ける戦略」、15年くらい前にも同じ本あった記憶があったのですが、やっぱりありました。
小さな会社・儲けのルール―ランチェスター経営7つの成功戦略、2002/11/1発売。

ふとしたスタッフの会話で「馬術で金ならいけんじゃね?」とか言ってて、オリンピックで金メダル取ると目標設定した場合に野球やサッカーなんかはまあ難しいので、おじさんなってもできる競技や何度も戦える競技なんかを調べたところ、「馬術」があるという話。馬術で金メダル、すごいのでしょうけど、知名度ないのであまりすごさがわからない、のが素人感覚です。
ただこのスタッフ思考もそうですが、「自分が活躍できるフィールドを探す」発想はすごくいいです、鶏口となるも牛後となるなかれなので競争の激しい分野で戦うのを辞めるのも実に戦略的なので。そうすると、偏差値40でも頑張れたり戦えたりなんかできるんです。

学生卒業した後、勉強しながら工場や飲食でバイトしてましたけど、そのときに「超ハードな肉体労働」はいつも変わらず需要があるのでこの分野なら食いっぱぐれがないなと思いましたし、手に職いうので大型免許取ったらいいかな、とかも本気で思ってました。あれこれ悩んで結局宅建とか行政書士とか試験頑張ったのですが、自分の戦っていける場所を自然をちゃんと決めるのは絶対大事だと思います。他にも若者に対して販売するときと高齢者の方に販売する場合の単価の違いであったりも。

人間失敗やミスや挫折がいいのは「この土俵では戦えないぞ」と嫌でも気付かせてくれるからで、抜本的な改革や断行がしやすいタイミングでもあるからです。
ランチェスターなんかで小さく勝ち上がってどうする?とう発想は元からないですが、商品ほぼ1本薬用養命酒さんなんかは養命酒で400年、今は上場企業とかとかもそう。このランチェスター式「儲ける戦略」も久しぶりに読みましたが、あのときから感覚は変わっていません。

自社の立ち位置もそう、自分のあり方もそう、存在価値作りなんかもそう。参考になります。

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