継続して企業を育てられるかどうか

『司法試験の受験者数は低下している。倍率は高いものの、以前ほどの倍率の高さではございません。』
 グラフを見てびっくりしましたけど、受験していた2000年から2004年頃なんて3万人とか4万人受験者数がいた司法試験だったのと、最高は45000人が受験した試験なのに今は8分の1から9分の1しかいないそうです。
そんなに魅力ない試験であり資格なのかなと外から思うと不思議ですが、これも時代の影響かもしれませんので何とも言えません。外野がとやかく言うよりも法曹界自体があの手この手してるのでしょうけど、あんまり効果ってなさそうな気もしますし、昔ほど「資格取得数年で年収0000万でモテモテの資格」みたいなものでもないのも影響ありそうです。

諸事情あって今のこの業界に来ている身からすると、「一隅を照らす」精神で与えれた場所でしっかり花を咲かすくらいしかできないので、日々なんとかもがきながら戦っていますが、弁護士になったら何とかなるわけでもないので同業他社との戦いもあれば、依頼者の満足を追求するための努力や戦いも含め終わることはないと思います。

「OOなら食える」とかキャッチコピーや話も聞くのですけど、職種柄いろんな方といろんな職業人にお会いするので業種業態違っても、立派な企業や立派な経営者さんはどの業種業態にもおられます。人の職業をどうこう言えるほど偉くないのと、人の仕事をとやかく言える権利もないのですが、社歴10年・20年・30年と継続してゴーイングコンサーンで経営されている企業や法律事務所はみんなすごいと思います。1人だったら気楽、といっても病気や怪我の時にどうするかとかリスクもありますし、立派に継続して企業を育てることは言うは易し行うは難しですので。

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