為政第二の先づ其の言を行うて而して後之に従う

桜はまだですが、梅の花は満開になってきています。和歌山南部の梅林さん。梅といえば東風。想起です。
「先づ其の言を行うて而して後之に従う」、論語の話です。有名な為政第二。
その意味は、まず実際にやってみてそれで後に言う、やらないうちにあれこれいわない、という内容です。
自分で実際にやっているからこそ、その難しさがわかる、そして話も聞いてもらえる、という意味にもとられます。

ところでこの論語第二なんですが、このような動画があります。

すごいですね。小さいときに聞いた言葉や内容は覚えているものです。頭に入っていきやすい時期があるとすれば、子どものときからしっかりとこういったことを口にしたり聞いているとその習慣が身につくのだと思います。

「吾 十有五にして学に志し、三十にして立ち、四十にして惑わず、五十にして天命を知る、六十にして耳順い、七十にして心の欲する所に従いて矩を踰えず」
なんかは、四十不惑なんか意識が今でも染み付くものです。私の場合には、学を志すことが遅かったので、早く立つどころか迷わず不惑どころか、天命を知り耳従ないといけない、と自分の器を感じます。小さいときに聞いたことなどが漢方医学のような作用で今になって効いてくるように感じます。ビジネスの最初にドラッカーの価値創造から入ったので今もドラッカー、顧客創造というのが離れません。
いい教育が幼児教育でもビジネスでも大事なのが痛感します。

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