【初体験】大人3人が大阪地方裁判所に傍聴見学行ってみた

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裁判所に到着!

全景

【初体験】大人3人が大阪地方裁判所に傍聴見学行ってみた。企画です。裁判所と聞くと「異議あり!」という逆転裁判でしょうか、それとも家裁の人でしょうか(年がばれます古い!)。近いようで遠い裁判という世界、その裁判所を傍聴するという機会を実習生企画で与えられたので、大人3人で恐る恐る大阪地方裁判所に行ってきました。クレアネットから裁判所は徒歩10分、意外に近く知りませんでした、想像と違った部分やテレビなどで見るのと全く同じ部分などなど、改めていろんなことを感じたり気付いた裁判所傍聴見学、ぜひご覧ください。

2017年1月13日金曜日 午前10時45分頃
大阪地方裁判所に到着。
阪神高速道路に面した正門を写真撮影。
私たちが入ってきた北門とは違う、威厳のある概観に圧倒されます。

<大阪地方裁判所という名前ですが、刑事裁判の管轄は以下です。>

大阪市・池田市・箕面市・豊能郡・池田市・吹田市・摂津市・茨木市・高槻市・三島郡
東大阪市・八尾市・枚方市・守口市・寝屋川市・大東市・門真市・四条畷市・交野市

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正面玄関から入って左手には、当日行われる開廷表(裁判一覧)があります。
このリストの中から傍聴する裁判を選びます。
裁判所内の写真撮影は禁止されているので、傍聴する裁判の詳細を書き留める人達が訪れます。

ueda_01「 薄暗いですね。 」
ueda_01「エレベーター前のスーツの人達って、弁護士かな?姉さん・・・事件です!」
ueda_01「 ・・・。さぁ、早く並んで。」

 

開廷表を見る

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開廷表には、事件名、被告人名、法廷番号、審理の段階が書かれています。
審理の段階は、4つです。

  • 新件・・・今回初めて行われる裁判
  • 審理・・・裁判途中のもの
  • 判決・・・判決を言い渡す
  • 裁判員裁判・・・裁判員裁判で審議する裁判

 

裁判の流れ

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さて、ここで裁判に入る前に、裁判の流れをざっくりお伝えしましょう。
裁判は事務的に進められていくので流れがわからないと内容についていけないことがあります。

<刑事裁判は以下の順番で進められます>

  1. 人定質問・・・本人かどうかの確認
  2. 起訴状朗読・・・審理の対象が明確にされる
  3. 権利告知・・・被告へ黙秘権の説明
  4. 被告陳述・・・被告自身が発言したことは証拠になることの説明
  5. 冒頭陳述・・・検察が証拠によって事件を証明する。その後、弁護人が証拠に同意するか否か
  6. 弁護人の証拠請求・・・証人尋問等
  7. 被告人質問
  8. 論理と求刑・・・検察側より起訴内容の事実及び法律の適用と刑について意見を述べる
  9. 弁論・・・弁護側より事実及び法律の適用について意見を述べる
  10. 最終意見陳述・・・被告人より事件について意見を述べます
  11. 判決宣告期日指定・・・判決の日程を決める
  12. 閉廷
  13. 後日判決

いよいよ傍聴へ。

法廷に入ろうしたら、入り口付近に次の注意書きがありました。

法廷を傍聴される皆様に

  1. 服装を整えて入廷してください。はちまき,ゼッケン,たすき,腕章などは
    着用しないでください。
  2. 大きな物,危険な物,旗,ヘルメット,ビラ,プラカード,などは持ち込ま
    ないでください。
  3. 撮影,録音は,禁止されています。法廷内では、携帯電話などの電子機器を
    使用することはできません。
  4. 法廷では、静かに傍聴してください。拍手,発言など審理の妨げとなる行為
    は禁止されています。携帯電話などは、受信音を出さないようにしてください。
  5. 傍聴に際しては、裁判長と裁判所職員の指示に従ってください。

以上のことに違反したときは、退廷を命じられたり、処罰をされたりすることがあります。

 

事件ファイル001 空巣

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<開廷11時  閉廷11時20分 本館4階>
罪状 住居侵入未遂 窃盗未遂 新件(初公判) 被告人Yさん
傍聴席から真ん前の中央に裁判官。その一段下の机に男性の書記官
左側に検察官 右側に弁護士
弁護士の前に戒護員二人に挟まれて被告人
被告人は法廷で席に座る前に、お縄をほどきます。

茶髪にメガネをかけた背の高いお兄さん。上下ジャージでジャンパー姿。
下を向いて表情は暗いです。なんか、どこにでもいるフツーのお兄さんです。
さて、人定質問を聞いてびっくり!

・・・本籍に!現住所!・・・そして生年月日。個人情報丸出しです。
個人情報を聞くと、今自分が裁判に来ているという重みを感じました。
そして思ったことが「知ってる場所やん!!!すぐそこやん!!!」
余りにも身近すぎて軽く目眩が・・・

検察側から起訴状を読まれた時は、日にち、事件場所、手口、窃盗した物品等おおまかに
読み上げられ、その後黙秘権のこと等が被告人に説明されました。

冒頭陳述では、事件に至るまでの経緯と事件の内容と証拠について話されました。

<事件までの流れと犯行>

Yさんは、高校卒業後アルバイト等で仕事をし、その後もつなべ屋の店主として働きます。
毎月スポンサーに20万円と店の経営費50万円と必要経費の合計70万円が必要でした。

経営が上手くいったのは最初だけでした。
当初は必要経費70万円以外に自分の給料として月々50万円程手にしていました。

その50万円は彼女とのデートや従業員との飲食代でなくなってしまい、手元には残り
ませんでした。

必要経費さえ支払いが困難になり、被告自身も70万円の借金をしました。

Yさんは離婚後、母親と同居。
経営が上手くいかず、母親の金銭や物品を売って工面していました。

行き詰まる中、ニュースで空き巣窃盗でお金儲けをしているのを知り犯行に及ぼうと計画した。
手袋とドライバーを用意し、S市とその近辺で10件ぐらい空き巣と窃盗を繰り返していた。

2016年11月
1階給湯器をつかい2階ベランダの窓を割り、住居侵入。
箪笥にあった指輪と時計を盗み逃走

2016年12月
民家のトイレ高窓から侵入。それを隣家の人が目撃に警察に通報
Yさんがフェンスからでたところを警察官に逮捕された。

<証拠>

12月の事件は、現行犯逮捕なのですが、11月の事件がYさんと分かった証拠。
それが「動画」でした。
暗い部屋の中で物を探す際に、スマホの照明を使っていたのです。
Yさんはその際に間違って動画ボタンを押したようです。
見事に箪笥を物色しているのが撮影されていたこと。
この完璧な証拠から、余罪が浮かび上がったようです。

今回の起訴は2件だけでしたが、追訴されるため次の開廷は2017年3月となりました。
次回は証人尋問から始まります。証人は、Yさんのお母さんだそうです。
証人尋問と被告人質問で30分 次回1時間枠 本館6階で裁判が行われます。
何があっても、母親は母親。母親の子を想う気持を考え、やるせない気持ちで法廷を出ました。

 

ueda_01「 次の証人は母親なんですね。」
ueda_01「お母さんつらいですね。」
ueda_01「動画って・・・。切羽詰っててもやってはいけないよ・・・。」

 
 

事件ファイル002 覚醒剤

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<開廷午前11時15分 閉廷11時45分 新館6階>
罪状 覚せい剤取締法違反 審判(次回判決) 被告人Tさん
傍聴席から真ん前の中央にメガネをした裁判官。その一段下の机にマスクをした女性の書記官
右側に弁護士1人と研修生2人 左側に検察官2人
弁護士の前に戒護員二人に挟まれて黒のジャンパーに埋まるようにうな垂れた被告人Tさん
下を向いたままで表情は読み取れません。

<論理から求刑へ>

被告は、今まで前科6犯。
その内4犯が1年以内で再犯。今回も3年以内での再犯とのこと。

検察側はTさんが覚せい剤に対する罪の意識が鈍感になっていること。
覚せい剤の薬物依存であること。

現在、保釈されている状態から勾留所への強制帰還と交友関係の断絶を求めました。

薬物依存更生施設『ダルク』にも仕事を理由に行っておらず、薬物を断ち切る努力を
怠っていること。
※ダルク(DARC)…全国ダルク‐全国薬物依存症家族連合会。全国にある薬物依存回復施設
※大阪ダルク(Osaka DARC)

身元引受人になられている恋人にも1年話しもしていない状態であること。
(恋人はゆくゆくTさんと結婚したいとのこと)

検察側は、求刑3年6か月を申し出ました。

 

<弁論>

弁護士側は、覚せい剤常習犯のTさんが密売人との接触がなかったこと。

覚せい剤はたまたま拾ったものであり、誘惑に負けて使用してしまったこと。

施設で1か月リハビリを受け、現在通院中なこと。

次回の診察で今後通院が必要かどうか判断されること。

以上から判決を延ばして欲しい旨を伝えました。

弁論後、裁判官に先が見えない通院を待てないと判断され、判決は2017年1月末になる
ことが決まりました。判決は新館4階で行われます。

 

<最終意見陳述>

最後に弁護士さんがTさんに「最後に(裁判官へ)何か伝えることは?」と促されました。
背中を丸めて小さくなっているTさん、急に話を振られてオロオロした様子です。
傍聴席のTさんに一番近い席の方が、Tさんに口パクで何かを伝えています。
おそらく更生施設の方のようです。

Tさんは虫の羽音のような声で「もうしません・・・頑張ります・・・」と。
薬物が抜けきってないのか、眼は焦点が定まらず、ろれつが全く回っていませんでした。

ニュースで見たり聞いたりするだけでなく、現実に常習犯がいるのだと実感させられました。
この事件だけでなく開廷表には、薬物に関する裁判が沢山ありました。
薬物依存症の難しさを物語る今回の事件の判決は間もなくです!

 

ueda_01「 ダルクって何?」
ueda_01「薬物中毒の人が更生する施設ですよ。」
ueda_01「止めれないものなんだなー・・・。」

 
 

事件ファイル003 詐欺

<開廷午前11時30分 閉廷11時50分 本館4階>
罪状 犯人隠蔽、詐欺未遂、詐欺 新件 被告人O.Mさん

傍聴席から真ん前の中央にメガネをした女性の裁判官。その一段下の机にマスクをした男性の書記官
右側に検察官 左側に弁護士2人
弁護士の前に若い戒護員二人に挟まれてやつれ気味の被告人
戒護員の1人は黒のダウンに黒のズボン。銀色のクーラーボックスのようなものを持っていました。
もう1人の戒護員もジャージに紺のズボンというラフな格好でした。

被告人は、メガネに黒のメガネに黒のジャンパーに黒のズボン姿と黒ずくめ。
髪が伸びて耳の辺りの毛がカールしていました。
(前事件と同様に、「弁護士の前にラフな格好の戒護員二人に挟まれて被告人」にするか?)

この事件は、新館から本館へ移動したので、事件内容がギリギリわかる検察の冒頭陳述から傍聴しました。

検察官の方が若く裁判に不慣れなようで、もごもごと話され内容がはっきり聞き取れませんでした。

<人間関係>

被告人グループは3人組
被告O.Mさん 共犯Oさん 共犯Aさん
被害者K.Tさん

<事件の流れ>

2016年5月16日 阪急I駅
被告O.Mさん「荷物盗んだかも、現金かもしれない、詐欺かもしれない」
のち共犯となるOさんとAさんに話を持ちかけました

被告O.Mさんは被害者K.Tさんと通話し、K.Tさんの荷物を盗む計画を立てた。

共犯Oさんが配達伝票にサインし、K.Tさんの荷物を被告O.Mさんに引き渡す。

被告O.Mさんが荷物から得た1万5千円の内、共犯Aさんに5千円を渡した。

<証拠>

荷物を持って引き渡し場所に向かうOさんがコンビニの防犯カメラに写っていたこと。
荷物を引き取った時の配達伝票。

事件の概要から、刑事事件になるとは思わない些細な事件だとわかります。
軽い気持ちでしたことが罪に変わることが立証されました。

次回は証人尋問で、O.Mさんのお母さんと仕事での雇い主の方が来られるようです。
次回の裁判は、証人尋問15分、被告人質問15分と検察からの反対尋問が15分
1時間枠で2017年2月中旬に裁判が行われます。
雇い主の前では、被告はどのような人物なのか?それが次回の審理で判明されます。

 

ueda_01「 若さゆえの過ちでは終わらんなぁ」
ueda_01「検察官が何言ってるのかよく分からなかった。」
ueda_01「このような事も裁判になるのか・・・。」

 
 

最後に!

傍聴した感想は、普段は聞かない・使わない言葉に戸惑いながらも、事件を考える貴重な体験でした。
案外、身近にある刑事事件。それが心に残りました。

 

ueda_01「普段行く事無いからいい機会だった。しかし何とも言えない感じですね・・・。」
ueda_01「社会勉強にはなったらけど、あまり来たくないなぁ・・・・。」
ueda_01「では、わたくしが最後締めさせて頂きますね。」

 

今回の3件は、私の土地勘がある場所だったことに驚きでした。

身近で事件は起こっている。事件現場は、あなたの“すぐそこ”です!!!
 
 

おまけ

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12時前に傍聴が終了したので、西門側地下1階の食堂へ参りました♪
日替わり定食やセットメニューがたくさんありました。
カレーや麺類も充実していました。
単品でサラダ100円、味噌汁OR 減塩みそ汁60円もありました。
お急ぎの方には「日替わり弁当」がご用意されていました。
裁判が長引いたりするのでしょうか?
事務官の方々も沢山いらっしゃるので、私たちにはわからないお仕事がたくさんあるのでしょう。
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お腹を空かせた私たちが選んだメニュー
Kさんは、みそラーメンとマーボ丼のセット 620円
Iさんは、かき揚げうどん 320円 350円?
私は、肉そばとサラダ 320円と100円
おうどんとお蕎麦は、お出しが美味しかったです。
日頃からラー活されているKさんは物足りなかったようですが…

ueda_01「 思ってたより美味しい!」
ueda_01「意外と種類も多いしね♪」
ueda_01「役所とかと同じ感じだなー・・・」

 
 
食後、Kさんは開廷表を見に行かれるとのことでしたので、私とIさんは裁判所探索へ。

まずは1階の売店へ♪
お昼時なので人がいっぱいでした。
国道1号線の西天満に近いので、裁判所の周りはお食事処もコンビニも沢山あります。しかし、裁判所内の売店デイリーヤマザキは、レジまで長い列が出来ていました。ここでIさんが毎日飲んでいる「プルーンヨーグルト」をゲット!それも陳列に残った最後の1個!「おぉ~♪すごい♪」と喜ぶ私とIさんを見て、ほほ笑む職員さんの姿がありました。恥ずかしい…。一足早い義理チョコも売っていました。裁判所の中だけれど、私たちと変わらない普通の方の職場なのだと思いました。

次に同じく1階にある書店へ
どこを見渡しても法律の本しかございません。
登記やら六法全集やらがびっしり。その中に傍聴に関する本もありました。
その本を見た時、御上りさんの私に「次は勉強してこい」と言われている気がしてなりませんでした。

あと、手ぬぐいが売ってまいたが・・・裁判所土産なのでしょうか?

この傍聴日記を見て別の実習生も傍聴見学に

以下は感想です。

Tさんの傍聴見学レポート

ニュース新聞、または ドラマでも似たような場面はよく見ます。
ただすべて平面のメディア、実際に現場に足を踏み入れたのは初めてです。
まず外観を見た時に、ニュースなどでよくみる壁が見えたので、親近感が湧きつつも該備員の数に圧倒され、一気に緊張が後から追いかけてきて恐る恐る所内へ。
手荷物検査や金属探知機、セキリュティーの環境を見てもかなり厳重で、飛行機に乗る前よりも恐かったです。本日のスケジュールに載ったファイルを見てみると、犯行内容が書いてあったのですが、大半が“覚せい剤所持、大麻、薬物に関する事でした。あらゆるメディア誌で話だけ聞いた事がありますが、ここまで多いとは正直思いませんでした。今住している近所でいつ起きていてもおかしくないと思え背筋がぞっとしました。
裁判と生で見るのも もちろん初めてでした。イメージとは かなり近かかったのですが、重い空気、
裁判官の硬い表情、人柄、押しつぶされそうでした。 それと同時に、現実を見せられました。 被告人の見ると、今何と考えていくかが分かる気がして、感情移入をしたり、後雑な気持ちになったりと、全体を見渡しても重苦しい事ばかりでしたが、現実の辛さを思い知らされました。

Sさんの傍聴見学レポート

今回は大人の社会見学ということで裁判所の見学に行かせていただきました。
11時から裁判所へ向かい、つくと思っていたよりも大きくビックリしました。
全てを見れたわけではないのですが4件の裁判を見ました。
1つ目は、住居侵入未遂ですぐ終わってしまったのですが少し見るだけでも全然違います。
話を聞いているだけで事の重みを感じました。来たけどすぐ終わってしまったので、次へと行きました。2つ目と3つ目は覚醒剤でした。覚醒剤の話はとても重くしんどいものがありました。彼氏に無理矢理覚醒剤を注射されたり暴力をふるわれた話が出てきたり、1つの事件の背景にも色々な苦いエピソードがあり、それでもやめられない覚醒剤が切れない関係がとても恐く感じました。依存の本当の辛さや恐怖を感じとても勉強になりました。
4件目は放火の裁判で裁判員裁判でした。自分たちと変わらない人達が裁判に参加しているのを見ると自分たちも他人事ではないなと感じました。
この裁判には傾聴している人が多く放火だったので「もしかして被害にあった人…?」と考えていました。内容は交際している相手が浮気をしていて家に帰ってこなかったため家に火をつけ、相手の服を燃やしてしまうという話で、とても重くて今の自分にはあまりピンとこない動機でしたが、それだけで犯行に及んでしまうのか…と驚くと同時に少しリアルで心に残りました。
今回の社会見学でリアルで生々しい裁判の様子を知ることが出来てとても勉強になりました。普段はなかなか行かない場所なので新鮮でした。

Mさんの傍聴見学レポート

初めての裁判傍聴、とても貴重な体験となりました。裁判は、邦画や洋画の中で何度か拝見したことがあります。被告人役がいて、検事役がいて、弁護士役がいて、裁判官役がいて…。

それぞれの役が、物語の中にあり、俳優・女優たちがそれを演じる。そのようなフィクションは、「半落ち」や「三度目の殺人」等のフィクションで何度か見たことがあります。
しかし、今回初めて実際の裁判を見て受けた第一印象は、稚拙なものですが、「皆の違いがはっきりとわからない」というものでした。見ていると、気分が悪くなりました。
経緯を読み上げる検事、それを聞く被告人や弁護士、裁判官、をして傍聴者、皆、どこにでもいそうな普通の人々でした。
傍聴席から見物していただけなので、違いがよくわからないのは当然です。しかし、同じ人間同士が話し合う中で、裁く側と裁かれる側がいる、という光景はなんともグロテスクなものを見ている気持になりました。
フィクションのように役を割り当てられた俳優や女優が演じるわけでもない、どこにでもいそうな普通の、現実の人間同士が裁き、裁かれる光景。ごく普通の会社の中で行われる事務作業のように、淡々と進行しながら、しかし、確実に非日常的なことが行われている。それを見る自分。それに加え、事件の経緯、被告人の心情を想像していくと、気分が悪くなりました。初めて、画面越しではなく、傍聴席で、目の前で見た裁判は迫力がありました。貴重な機会をありがとうございます。第一印象でいっぱいになってしまいました…
被告人の心情や経緯も色々感じるところがありますが、割愛します。

Kさんの傍聴見学レポート

人生初めての裁判所と傍聴へ、ワクワクして行きました。

2件目に傍聴したのは女性の薬物使用でした。始まる前に弁護士の方が若干遅刻してきて、私の暮らす世界とは違った空間でしたが、少し身近に感じた瞬間でした。
近年は簡単に禁止薬物が手に入ったりするようで見た目はどこにでもいるような方ですが…
検察官の話しか聞けなかったのですが、以前にも使用で懲役を受けていたみたいで俗に言う薬物依存のようです。
個人的な見解ですが、人のせいにして罪を軽くしようとしている苦しい言い訳にしか聞こえませんでした。
それが普通なのかもしれませんが…
一度使用してしまうとやめられないのはホントのようですね。
傍聴席にはおそらく被告人の両親と思われる方が..親の心情を思うと辛くなります。

3件目は裁判員裁判で自分も裁く側になる可能性もあるので模擬的な感じで傍聴しました。
放火事件で彼女やお酒といった複数のことが原因のようです。
1,2件目とは違い、傍聴席もたくさんの方がいました。
罪の重さに比例しているのでしょうか?
今回は裁判員が女性の方が多く、男女関係の裁判ではどうなのだろうかと正直少し感じました。と思う私は被告に同情しているのだろうか?…複雑な気持ちです。
傍聴を終えて、なかなかしない経験ができ、今後にも役に立つ勉強になりました。

最後に法廷あるあるを見つけたので早く言いたいです。
司法研修生、机の下で靴脱ぎがち~
失礼いたしました。以上です。

Nさんの傍聴見学レポート

本当に貴重な良い経験をさせて頂いたなと思います。
人それぞれ感じ方は違うと思いますが、これまで私の人生の中でこの様な機会に触れる出来事はなく、また今回の様なお誘いがなければ一生経験する事すらなかったかもしれません。
自分自身、恋人、家族、友人など、もしかしたら裁判なんて事もこの先長い人生の中で、絶対にない訳でも無いと思います。(裁判員に選ばれる可能性もありますし..)
犯罪に限らず「裁判を身近に感じられた事」が今回私が一番得られたモノだと思っています。

裁判所に入ってまず驚いた事は、セキュリティ制度でした。
手荷物検査や空港のようなボディチェック、「特別な場所」である事を一番最初に認識させられました。
続いて驚いた事は開廷表の中身、「覚醒剤に関する裁判」の多さにビックリしました。
芸能人などがニュースでよく取り上げられているのは見かけますが、こんなにも身近に覚醒剤の存在を感じたのは初めての体験でした。

傍聴した内容は「住居侵入未遂」「覚醒剤の使用」「放火事件」の3種で、それぞれに違った空気感があった様に感じました。(被告人の人柄や表情も、それぞれ違った印象を受けました。)
 特に「住居侵入未遂」「覚醒剤の使用」の被告人が、手錠と腰縄を施されていた姿は実に生々しく私の記憶に強く残っております。
 裁判の内容に関しては、正直、私には(善悪)白黒つけれるモノでは無いなと感じました。
被告人側の事情も知らないですし、この国の法律も詳しく理解している訳ではありません。(法律の勉強とかしてないですし)
ただ理解している事は「社会の秩序から足を踏み外すと、あちら側になる」という事で、今回は十分それを感じる事はできたと思っています。

 これから先の人生、キレイに生きてゆけるとは言いきれませんが「他人に迷惑だけは掛けない様に生きてゆこう」と思える様な、そんなことを考えさせられる社会科見学になりました。
また時間がある時にでも、誰かを誘って行ってみようと思います。

Sさんの傍聴見学レポート

裁判所にはじめて行きました。
思っていたよりすんなり入れるんだなとまず驚きました。
全てで4件裁判を見学しました。
最初の一件目は被告人と目が合ってしまい少し怖かったです。
覚醒剤の裁判を2件傍聴しましたが、2人共女性で、TV等では男性が逮捕されるニュースが多かったので意外でした。
この3件は傍聴する方は他にあまりおらず、空気がとても重くて少しいたたまれなかったです。
人間関係にまつわる話も多く、この様な話とはまったく縁が無いので始終緊張していました。
裁判員の人達はマスクをしている人もいて、それならば安全面から皆さんの顔が見えない様にしても良いのでは?と感じました。
裁判所の内部という普段は入れない所に入って実物はこういう物なんだなと感心しました。
未知の体験だったので、とても良い経験ができたと思います。

Nさんの傍聴見学レポート

Yさんの傍聴見学レポート