想像力と共感力の鍛え方

目標を置いて追いかけていきうまく達成できたときに得られる快感、というのは仕事でもスポーツ、サッカーなんかでもあるのですが、逆の立場的に考えてみると快感で終わっていない場合も多くあります。
それは「現状このままで気持ち悪いしみんなにも申し訳ないし恥ずかしいんだけど」という感覚のほうです。仕事できないとかお給料分も稼げない自分なんて、居心地悪すぎるし人の数倍努力もしないと結果も出ないしいる価値がないな、と思うほうの立場でした。

自分は何やっても努力を重ねれば必ずできるラインまで辿り着ける、という自信は仕事で培ったものではなく生きてきた中で多く得たものではありますが、就職前に1ヶ月に1つずつ試験をクリアして知らない世界の学びや勉強などのチャレンジと適切な手段選択を学んだことが大きいと思います。特定のスキルというよりも、試験は行政書士や宅建など法的試験もありましたが、FPとかDCプランナー、確定拠出年金などお金に関するものや初級シスアドなどITに関するものあったので、新しいことを習得する技術に技能。これと思います。やったことなくても怖気づかない、これは大事なんだと思うし、習得するポイントポイントはどこだとまず、幹をみたり考慮する癖がついたのも。

法律ばか、ITばかみたいなものでもなく、学生時代で言えば、英単語もセンターで3000くらいは覚えたし、漢文古典数学地学、なんでも勉強したのはやっぱり今に生きるものです。
こんだけやったからわかるのは「やってる人のもっとすごさ、とてつもないすごさ」の部分と、「まったくできない人の気持ち」、経営に関わると「さまざまな家庭環境」もわかってきます、「父親の気持ち」「母親の気持ち」、そして「会社を辞める気持ち」もわかります。

全て体験できないけれども、理解するために人の話を聞いて想像力を膨らませますし、共感して寄り添って打開策を一緒に考えるなどもその方法であって、結局は自分の頭で考えることに起因するのですが、ビジネスとは人の行動の結果なので、嫉妬、嫌悪感、不快感、感情に流される幼稚な態度、露骨な行動、人の振り見てわが振り直せではないのですが、経営者の立場はなかなか理解されずらいからこそ、ここの立場で物事を考えることができるのは重宝されると思います。

ただ、大きなショックや継続したストレスがないと、相手に寄り添うとか想像力と共感力は得られないと思います。
人間そんなえらくないから、だから困難またよし、なんです。

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