ワクワク感とサッカーの感覚

あのセルジオ越後さんとラモスのおもちゃ、ボタンを押すと「冗談じゃないよ!」など声が出ます。
「日本人やったらお茶漬けやろ」というのはラモスはいいません(わかる人だけわかる話)。

サッカー選手ならたぶんみんなそうなんですが、試合の際にさすがに相手が強いとわかっていても、やる以上は勝ちたいと思いますし、同じ人間なんだから何かしら作戦はあるだろうと思いますし、最初はびびっても前半15分くらいまでしっかり耐えることができたら何とかなるだろう、と思って試合しようなどなど勝てる要素を1%でも見出すものなんです。

中学校の先生ですがそういったモチベーションのアップが実に上手で
「この前の試合は0-6、最近直前は0-1、ということは差が縮まっているので今日は耐えて1点取れれば勝てるぞ。相手の中心はOO、あの左利きのパスを塞げば8割は抑えれる」
など具体的かつやるべき指導をしっかり抑えて指示してくれたので今でも名伯楽だったように感じます。

まあサッカー選手なら、「やばいけど攻めるしかないし」とか「やったことないけどとりあえずオーバーヘッドで足にあててしまえ、そしたら相手にでも当たっていいところに転がるかもしれないし」とか、「シュート打ったら変わるかもしれないし、狙えるチャンスは打ってしまおう」など結構いい加減に考えたりするときはあります。これ、結構経営者視点というかビジネス視点です。

サッカー選手のリスクばかりではなく「とりあえずシュート打ってまえ」選手は経営者向き。このラモス、セルジオはスタッフの誕生日にあげたのですが、喜ぶのかそうでないのかよくわからんけどまあええわ。それくらいの適当さも大事です。

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