リンゲルマン効果とその影響

会社の近くに「応援自販機」があります、この自動販売機は「アミティエスポーツクラブ」さんで、おこしやす京都、という関西一部リーグのチーム応援です。
関西一部で頑張って勝ち抜けば、次の位置である「JFL」に加入することができるわけです、例えば元日本代表監督率いる「今治FC」はこのJFLですし、応援しているFC大阪さんもこのカテゴリです。

ちなみになんですが、サッカーでも何でもそうなんですが、練習で手を抜くけど試合に出ているとか活躍する選手はいます。仕事でもそうです。
ついでに、1人だと一生懸命やるけど集団になると手を抜く、例えばグランドのトンボかけをあまりやらないとか、試合前準備はあまりしないとか、審判をうまく回避するとか、改めて今振り返ってみてもそういうのは本当によくありましたし、それが集団というものなので仕事でも一緒です、集団になると手を抜くことも増えるんです。

「人は集団になると手を抜く」、この「社会的手抜き(リンゲルマン効果)」と呼ばれる心理現象は、この先も集団で何かをしようとすれば必ず付いて回る問題です。
自販機を会社に置いたりしてチーム応援もあるんですが、「なるべくこの自販機で買おう」みたいなこと言っても1日1本ペースで使う人もいれば、かたくなに参加しないとか、まあいろいろあります。

リンゲルマン効果が悪いではなくそういうものなんです。腹が減れば力が出ない、機嫌が悪い、それと同じだけどリンゲルマン効果というのを知っておかないと疲弊します。
仕事でも「自分できないけど誰かがやってくれる」、と思ってしまうのもリンゲルマン効果。ただし、顧客窓口で全責任を持ってもらうと劇的に変わります。

関連しているブログ記事一覧