宿題を出したり出されたりすること

盛和塾では機関紙マラソンをやっています。機関紙と言うものがあってその機関紙を読む、そして自分なりの感想をまとめていく、というもので、機関紙が現在140くらいあって週に1回更新なので終わるのは2019年だそう。長いですが人生はコツコツ一歩一歩地道に。

「偉大な業績というのは、つまらなく思えるような毎日の仕事の積み重ねにほかならないということを忘れてはいけません。」

という引用に対して

千里の道も一歩から。やればやるほど、「自分がわからないことだらけ、だったり、わからないから自分でやるよりもスタッフや専門家の力を借りたほうがいい結果に繋がる」など、高度な知的な事項がわかってきました。自分のできること、できないことなどわかることも仕事の積み重ね。

というように記載してサイボウズのグループ上にあげていくわけです。他にも

織田信長の言葉と伝えられているものに、「起きて半畳 寝て一畳 天下取っても二合半」というのがあるのはご存じの通りです。これも幸せとは何かを提起してくれる言葉です。
百丈懐海という高僧は、「一日なさざれば、一日食らわず」とおっしゃいました。これは、「自分は今日一日働いていない。とても食事はいただけない」と一心から出た言葉なのです。

に対しては

働かざるもの食うべからず、ではなく、仕事して誰かに貢献するかこそ仕事になる、という発想です。この織田信長の発言もそうですが、実に好きです。金が欲しいだけだと仕事は持ちません、仕事を通じて何かを作り出す喜び、貢献できる喜び。仕事を通じて喜んでもらう姿を想像するなどは楽しいものです。金のためではなくこれも貢献によって仕事を推し量るのは大事です。

補足すると、天下とってもそんなに飯は食えないし広い場所があっても寝るのは一畳分しかいらない、富や名声や地位よりももっと欲しいものがあって、という天下を取ることに情熱を燃やした信長の言葉です。最初から知っていたわけです。

このマラソン自体はお誘いがあってやり始めたのですが、こういった宿題形式で日々やるのは実にいいです。人間など基本はぐうたらさんにできているので、他のマラソン参加者さんの手前怠けることのできないように仕組み創るのは大事です。宿題はいいものです、ついでに、宿題を出すことで出されたほうも巻き込まれていきますし、宿題を出す事で主体性を持たせ参加意識を高める、という効果からは宿題がないと「やってくれるんだな」と勘違いしていきます。これも実にダメ。

宿題が上手に出せるようになると社員研修の質が高まり、実行レベルや成果レベルが高まります。それ知ってるから日々マラソンやってます。
どうでもいいこの内川選手のツイッターも、「面白いちょっと笑えるもの」集める宿題を出すと、このようなほんの一瞬の笑いを提供できるページが完成します。宿題大事。

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