それがぼくには楽しかったから 

 

■ それがぼくには楽しかったから ■

パソコンのOSリナックスを作ったリーナス・トーバルズさんの自叙伝です。OS=オペレーティングシステムで、ウィンドウズなどと同じもの、マックOSもOS。そのOSを自分のものとせずに、自由に誰でも使えるようにしたのがこのリーナス・トーバルズさん。

何で無料にしているの?というネットの自由さがこの本の原点にあるような気がします。無料の検索から始まって、無料の電話、無料のメール、無料のマッチングサービスなどなど。無料のメッセンジャーアプリのLINEなどもそう。ARPU(加入者一人あたりの月間売上高)が4円と聞いたことがありますが、開発者や運営側からすれば、利益をあげることを最重要視していないようにも思えます。

今はそのような流れが主流、であってもっとその流れが広がるような気がします。
リーナス・トーバルズさんは1990年代の頃が最も内容の濃く描かれている部分ですが、そこから10年以上。リーナスの持つ価値観が広がっています、ワードプレスもそう、リナックスもそう。

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