商品に対する愛は事業の拡大を阻害する

クレアネットでも新しく4月から入社して仲間になったスタッフがいますが、中途でも新卒でも結構意識的に行うのが環境になれるような教育やサポートです。

一般的に、人材をゼロから育てるには、新卒を採用し、教育期間をしっかり設けて、継続的に研修を繰り返して行くことが効果的です。熱心な会社であれば、新入社員研修を1年間に渡って24回シリーズで行うところもあれば、1ヶ月間、合宿で行うところもあります。なかなかそこまで行えない会社であれば、3回~6回シリーズで行ったり、1日研修で行う場合もあります。

知り合いの会社は近江にある合宿所で3日間かんずめ合宿を毎年しているらしく、学生生活とのギャップをそこで一気に埋めるのですごくうらやましく感じます。「あかんものはあかん」と誰かが言わなかったりすると勘違いしたまま増長するケースがほんとに多く、特に学生さんのうちと社会人は環境変化がかなり大きいのでこのへんは意識的にしないとその差は埋まりませんし、成果が生まれないまま本人も周囲も苦労するだけ苦労する被害が生まれるものです。あと、新入社員研修というと、春に行う新卒向けの研修をイメージしがちですが、ニーズ的には中途採用の人にも新入社員研修としての基礎を徹底的にたたき込んで欲しいと願っている場合がありますし、うちでもそんなものです。

絵が描くのが好きだから、といっても、今までの強みを活かすのもありとはしても、顧客への貢献からすればその絵を活かすためにヒアリング、会社の状況、なぜ絵が必要になるのか、背景事情、ターゲット意識などもう少し深堀りしないとまともなものにならない、と気付けないといずれ強みを活かすではなく「あいつはあれしかできない」に陥るケースもあります。そんなことを考えていたところで、じゃ、自分自身、いったい何を好んで仕事しているのか、というもう少し深いところの付加価値的な部分です。

デザインをしたいからコーディングをしたいからなど職種からまったく入ってきていないので顧客から発想すると、特段成果物に対して「これ!」のようなものが強くは生まれません。
情報もそう、システムもそう、もっと元気を与えるや広報情報担当を担うなど、仕事しているとその役割は広く左右するものです。そんなことを思ってるとまさにこれ。

商品に対する愛は事業の拡大を阻害する

このプライシングやリクルートはすごくわかります。
職種に凝ってしまうと難しいんです、だからこそ、その表現を別の人物が伝えやすいように置き換える作業=これが自社の価値、にもつながっているように思います。

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