「ジャパニーズ・ドリーム」を読んでの感想

「ジャパニーズ・ドリーム」を読んでの感想。

今回、「ジャパニーズ・ドリーム」を読んだことで驚かされることが沢山ありました。
 特に気になったのは最初に目標の大きく持つというスタンスです。私も全く目標を持たずにただ日々をすごしているわけではありません、しかし見据えているものの違いをこうも顕著にわからされたのは初めてでした。「会社を作る」という言葉はこの本を読み終えた後でも私には遠い何かに感じます。しかし、自分がしたいことという指標をしっかり持ってそれに向かって努力することの重要性はとても大事なのだと思えました。

 私もいわいるインターネットビジネスの世界に入ろうとしている人間の一人です。その立場から見るとこの本の著者である藤田晋さんをはじめとする日本でのインターネットの普及、今の形の基盤となるものを作ってくれたことは非常にありがたいことです。ですがこのままよし助かったと他人が敷いて走っていったレールについて行くだけという「甘え」を持ってはいけないのだとこの本を通して伝えてくれたのではないかと私は解釈します。
 まだまだ、私はWEB・インターネットのことで知らないことがあります。自分が職にしようと思っているWEBサイトのデザイン、コーディングの知識ですらまだまだです。今まさに出来るようになろうとしているところです。そして、より勉強が必要だと強く感じることができたのは実際に仕事をしている現場で小さいながらも作業を与えてもらえる機会があったためです。この本にも書かれていたように「学生にはリアリティが足りない」という言葉は本当にその通りだと思います。もし、少しでも社会のことを体験せずに学生を終えていたらきっと仕事もなあなあに目標を持たずに生きていたかもしれません。

 今、私が目標として考えているのは自分がするWEB製作という仕事にはどのようなことがより必要になるかを知り、それを実現するための知識や技術を得ることです。「会社を作る」という目標と比べると随分小さく思えるかもしれません。しかし、私はまず自分という人間の土台を作りたいのです。何が出来ない、あのことについて知らない、それをひとつひとつ潰していけばきっと成長して土台も高く積み重なっていくと思います。そうして高くなった視点で何が見えるのか、何をしようと自分は考えるのか、それが「会社を作る」になるかはわかりません。ですが、自分の可能性や目標だけは失くさず、常に何かを見据えて一歩一歩進みたい方向に歩いてみようと思います、できる限りの駆け足で。

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