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佐伯祐三「郵便配達夫」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は佐伯祐三「郵便配達夫」について記載してみます。

佐伯祐三「郵便配達夫」佐伯祐三はパリの街を愛し風景画を数多く残しました。しかし30歳で亡くなる少し前に人物を描き、少ないながらも強い印象を残しています。

佐伯は連日の雨の中にもかかわらず戸外で制作を続けたため発熱し、床に伏せっていました。小康状態になった時にある郵便配達夫と出会い、ひと目でその容貌の美しさを気に入りすぐさまモデルを頼みます。それが「郵便配達夫」です。
アーモンド形の目はまっすぐにこちらを見ていて、画面左上のフランス語がパリの雰囲気を伝えています。しかし不思議なことに左手にローソクを持ち、その白さは黒い服をバックに目を引きます。人物の周りは強調するかのように服の黒に反して白く縁取られています。身体は全体的に直線で構成され大きく傾きながらも、佐伯の心身の状態のように、かろうじてバランスを保っています。
この後精神も病んだ佐伯は森をさまよい保護され病院に送られます。
この人物が持つローソクの灯火は佐伯自身の命の炎だったのでしょうか。

パリの雰囲気を伝えるこの作品は、落ち着いた喫茶店などにおすすめいたします。

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TEL:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291
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佐伯祐三「リュクサンブール公園」

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今回は佐伯祐三「リュクサンブール公園」について記載してみます。

佐伯祐三「リュクサンブール公園」佐伯祐三が1927年、2度目の渡仏の翌年に描いた『リュクサンブール公園』はパリの雰囲気を木々にもまとわせている作品です。

佐伯祐三が描きたかったのはパリなのか、黒い線と独特の面の質感を描画するのにパリがぴったりだったのか、どちらにしても佐伯祐三はパリという街を題材にエネルギッシュに絵画を制作していました。『リュクサンブール公園』にある冬枯れのマロニエ並木が黒く勢いよく伸びて、空を大胆な鋭いV字に切り取っています。V字が左に傾いているところが、佐伯祐三の意匠をよく感じさせます。

並木の下には白い歩道があり、真ん中は白く空き両端には色とりどりの人々が歩いています。空と白い雲のある上部と少しベージュがかかった白い道が、鋭いV字とゆるいV字になっています。黒い線で勢いよく描かれた幹や枝に茶色く紅葉した葉があり下には人々の赤や緑といった衣装が彩りを添え佐伯祐三が好んで使った色使いが見られます。

構図や色使いが独特で印象深く、異国情緒もありとても洒落ていますので、ご自宅のリビングや廊下、オフィスやショップにもインテリアとして最適です。
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佐伯祐三「広告塔」

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今回は佐伯祐三「広告塔」について記載してみます。

佐伯祐三「広告塔」1927年に描かれた佐伯祐三の『広告塔』 は、パリの街角にある異国情緒たっぷりの広告塔を中心にした作品です。

暗く湿った無機質の街に人はほとんどおらず、外国文字が躍る広告がたくさん貼り付けられた広告塔、というと陰鬱なイメージが浮かびますが、この作品では寂寥感はあるものの絶望は感じられず、都会の階層のある建物と広告という題材でパリを描いています。

立ち並ぶ建物と広告というのは、都会の街角を表現するのにうってつけの材料なのだと思わせます。佐伯祐三の描画手法である輪郭を黒い線で描かれた広告塔には白や黄色の地に文字が書かれてた広告が張り付けてあります。

背景にある建物は、これも佐伯祐三がよく使う白と赤茶、青といった配色がされています。その色と構図と題材はスタイリッシュでり、あざとくないポップな雰囲気も持ち合わせています。

持つ人のセンスの良さを証明してくれる異国情緒たっぷりでおしゃれな絵画ですので、リビングやショップに置けばいつでもアートな気分に浸れます。
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佐伯祐造「ロシアの少女」

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今回は佐伯祐造「ロシアの少女」について記載してみます。

佐伯祐造「ロシアの少女」東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業した後、妻と子どもとともにパリに渡り、そこで生活をし、街並みのパリらしさを形成している多くの「建物」を独特のタッチで描いていた佐伯祐三ですが、最後に描いたのは、人物でした。

大きな目や鼻、明るめの髪の毛の色…この少女は、ロシア亡命貴族の娘でした。黄色の背景と、白・赤・青・緑・黄色など鮮やかな色彩のロシアの民族服や首飾りが、印象的です。服の中の模様、その大胆な描き方からは、佐伯祐三の筆さばきの速度、早さが伺えます。

そして、そのモデルの表情は、亡命してきたという身の上からか、どこか寂しそうな、せつなそうな、目が離せなくなるような表情が描き出されています。

若くしこの世を去った天才画家の佐伯祐三が、生前に遺した最後の作品であり、鮮やかさや踊るような線など、佐伯祐三らしさに溢れた作品となっています。落ち着いて寛げるスペースなどのアクセントにもピッタリの、個性的な作品です。

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梅雨入りですね。

こんにちわ。油絵太郎です。
画家の目線から、ときどきブログを描いていこうと思います。

先日のニュースで、関西が梅雨入りしたといっていました。
うっとしい季節の始まりですね。雨の音がなんだか憂鬱にさせます。

でも梅雨は、日本らしさだとも思うんです。
以前、英会話教室に通っていたときに、
イギリス女性の先生が言っていました。

『日本は季節が6シーズンもあるだね』って。

春・夏・秋・冬に加え、梅雨ともうひとつは、何だろう??

あの時も疑問に思ったけど、英会話もたどたどしく、聞くことができませんでした。
あまりよく知らないのだけど、
先生のコメントから考えると、ロンドンやパリには、梅雨は、ないのだと想像しました。

日本人なら、みんながあこがれる「花の都パリ」。
エッフェル塔や凱旋門に雨ばかり続く、梅雨は似合わない気がします。 

そう考えると日本の木造住宅と、紫陽花(あじさい)と梅雨。
しっくりなじむ感じ。

日本には、気候的には、もちろん、文化的にも梅雨は必要なのかもしれません。

そんな梅雨の時期になったら、ふっと思い出す、画家がいます。
ヨーロッパで、活躍した佐伯祐三 画伯。

彼はパリを描きまくった異邦人。
でも生きている間は、決して認められなかった天才。
佐伯祐三の絵には、「物静かな音楽」を感じます。

妙にワインと似合うオペラのテノールのような音楽。
でも、それは、雨音に似ている気がします。

佐伯祐三: カフェのテラス(オテル・デュ・マルシュ)

佐伯祐三の作品はこちら

芸術の秋には佐伯祐三:オプセルヴァトワ-ル附近

芸術の秋には佐伯祐三:オプセルヴァトワ-ル附近が何となく秋っぽさを感じます。
秋といえば紅葉ですね、京都の紅葉はいつ見ても素敵ですが自然の四季がある日本の季節感は絵画や芸術にはもってこいだと思います。ちなみにですが、海外から来た外国の人たちが真っ先に見るのはやっぱり富士山だそうで、富士山が大人気。

その次は東京の浅草や両国国技館や国会議事堂、まるで修学旅行のような感じです。そして新幹線に乗り京都に行き、京都の祇園や清水などジャパニーズカルチャーを満喫しつつ、大阪城に登る、これもまた修学旅行のような流れのツアー。秋には秋、冬には冬。そのときどきの楽しみがあるから日本は素敵なのだと思います。佐伯にはそのような日本の心を何か感じます。

佐伯祐三アトリエ記念館

■佐伯祐三アトリエ記念館

今日は、東京・新宿区落合の佐伯公園内にある「佐伯祐三アトリエ記念館」をご紹介します。
佐伯祐三は、大阪市生まれ、大正~昭和初期の洋画家で、その人生は「和製ゴッホ」とも呼ばれています。有名な作品としては、パリジェンヌの色彩豊かなファッションが鮮やかな印象の「リュクサンブール公園

佐伯祐三:リュクサンブール公園

色彩が抑制されたなか力強い線描が迫力を醸し出す「モランの寺」、自身の病気が悪化する中描いた「郵便配達夫」などがあります。

佐伯祐三:郵便配達夫

佐伯は、東京美術学校在学中の大正9年に、銀座の象牙美術商の娘、池田米子と結婚すると、翌大正10年には、豊多摩郡落合村下落合にアトリエ付き住宅を新築しました。佐伯は画家としての短い活動期間の大部分をパリで過ごし、フランスで客死しました。そのため、この地で彼が生活し、創作活動をしたのは、4年余りにすぎません。

しかし、この地は、佐伯がアトリエを構え、創作活動拠点とした日本で唯一の場所であり、現在も、当時のままの敷地に、大正期のアトリエ建築を今に伝える建物が残されている貴重な場所なのです。

皆さんも、彼が制作活動をしていたアトリエを訪れてみてはいかがでしょうか。きっと、当時の作者が見ていた風景や、当時を物語る展示に何か感じるものがあることでしょう。

わずか30年の生涯をフランスの地で終えた佐伯祐三。芸術家として“純粋”であることを追い求め、焦燥のうちに描かれた作品は、今日も多くの人に感動を与えています。

絵画ドットコムでは、そんな佐伯祐三の作品を多数取り扱っております。

絵画の通信販売はぜひとも絵画販売ドットコムへ。

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絵画販売ドットコム (株式会社クレアネット運営)
http://www.kaigahanbai.com
TEL:06-4792-8281
FAX:06-4792-8291
MAIL:info@kaigahanbai.com
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和製ゴッホ:佐伯祐三の複製画 リュクサンブール公園

■和製ゴッホ:佐伯祐三の複製画 リュクサンブール公園■

和製ロナウドとか、吹田のダルビッシュとかいろんな異名を取るのが有名人の宿命ですが、その中でも大阪の北野高校出身の有名人、橋下元大阪府知事と、佐伯祐三です。佐伯のエピソードはたくさんありますが、フランスに渡った際にグラマンクから激しい叱責を受けたことによって絵画の方向性が明確に変わったことは有名です。

この絵画のフランスのパリ6区にある公園、リュクサンブール公園です。
上野公園、大阪で言うと大阪城公園、長居公園、服部緑地に鶴見緑地のようなイメージでしょうか。万博のある吹田の万博公園の並木道はなんとなくこのリュクサンブール公園の佐伯の絵画に似ています。

映画のワンシーンにも使われそうな素敵な風景です。リュクサンブール公園の庭園の中には芸術の町フランスだけあっていろんな部分あちこちに、合計100以上の彫像、記念碑、噴水があります。佐伯はここでフランスの芸術に没頭していたのです。

和製ゴッホ:佐伯祐三の複製画 リュクサンブール公園
「パリの異邦人」と呼ばれ、パリを描きパリで死んだ若き邦人画家。その人生は「和製ゴッホ」とも呼ばれています。この作品は、秋のリュクサンブール公園を描いています。あまりにも有名なパリの公園。秋ゆえにパリジャンヌの色彩豊かなファッションが、作品に「オシャレさ」をかもし出しているようにさえ思います。まさに絵画のなかの「パリコレ」です。

■佐伯祐三■
「パリの異邦人」と呼ばれ、パリを描きパリで死んだ若き邦人画家。その人生は「和製ゴッホ」とも呼ばれています。

郵便配達夫

パリの郵便配達員さんも、なぜかパリというだけでおしゃれ感があがってしまいませんか?

作者本人は、当時病気を患っていて外出できない状況だったようです。

鳥のように、たくさんの人の気持ちを届け飛びまわっている郵便配達さんと、絵画で人に心を

届けている自分を重ねていたのかもしれません。

佐伯祐三の郵便配達夫はこちらから

絵画販売ドットコムはこちら

リュクサンブール公園

パリを愛する邦人画家の佐伯祐三ですが、「パリの異邦人」と呼ばれていました。

その名の通り、日本人の目から見たパリの芸術的な景色をおしゃれに描いています。

木々までもが芸術品に見える、うっとりさせられる作品に酔いしれてしまいます。

居間や応接などで、お客様にくつろぎを感じていただける空間に、なることまちがいなしです。

新居のお祝いにも喜んでいただいてる作品です。

佐伯祐三のリュクサンブール公園はこちらから

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