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ドガ「エトワール」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。今回は人工光を得意とするドガ「エトワール」について記載してみます。

ドガ「エトワール」印象派を代表する画家のひとりであるエドガー・ドガは、多くの踊り子たちをモチーフに描いています。
その中でも随一の代表作とされるのが「エトワール」です。

この作品は「舞台の踊り子」や「踊りの花形」とも呼ばれています。
描かれているのは舞台の上で軽やかに舞う踊り子で、舞台のライトが下半身から上半身に向かって踊り子を照らしています。

踊り子の表現は素晴らしい出来栄えで、ドガ自身が得意としている人工光の描写は、斬新かつ効果的に舞台の上で踊る踊り子を引き立てています。

また、一瞬を切り取ったかのように瞬間的に見せる踊り子の体の動きや躍動感、その身につけている衣装の表現もこの作品における重要な要素です。
この作品は、踊り子を見下ろすという非常に大胆な構図で描かれていますが、これは当時多くの画家が影響を受けた浮世絵の奇抜な構図構成の影響を受けているからだと、言われています。

視線を舞台の踊り子から奥に移すと、踊り子たちのパトロンらしき男が舞台のそでに立って舞台の踊り子を見つめています。
その後ろの舞台そででは、自らの出番を待つ他の踊り子たちが描かれています。
華やかな舞台上とは異なる、当時の厳しいバレエ界の現実も容赦なく描かれています。
ドガはエトワールというあこがれの存在の向こうにある、光と闇を一枚の画面で繊細に描き出しています。

印象派でドガが他の印象派の画家とは異なり、自然光の一瞬の輝きでなく、人工光にこだわったのには彼が患っていた目の病が原因でもありました。光を失いつつあるそのまなざしは、その光が尽きても尚、舞台で華やかに踊る踊り子たちの光と闇に向けられていました。

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ドガ「エトワール」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はドガ「エトワール」について記載してみます。

ドガ エトワールこの作品は印象派を代表するドガの代表作とされ、「踊りの花形」、「舞台の踊り子」とも言われています。 

舞台上で美しく舞うバレリーナを下からの光で照らした描き方が印象的で、バレリーナの躍動感、絶妙な衣装の表現を引き立たせており目を奪われます。
ドガは、この表現の仕方を得意としており、しばしば自身の作品で描いています。

また、よく見ると構図も大胆なもので観者が舞台を見下ろしていることのなり、舞台袖の出番を出番を待つ子や、パトロンが見える形になっています。
ドガの作品にはバレエを題材にしたものが多く、特に楽屋や練習風景、舞台袖などの一般人では出入りの出来ない場所を描いたものがよく見られます。
それは、彼が銀行家の息子で裕福な家庭の出であり、バレエが好みでオペラ座の定期会員になっていたためです。
そのおかげで、ドガは華やかな世界の裏の、厳しい現実世界を描くことができたのですね。

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ドガ「バレエの授業」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はドガ「バレエの授業」について記載してみます。

絵画名エドガードガは印象派を代表する巨匠で、抱いた印かつ奇抜な構図や優れた観察眼をもつことで有名です。
踊り子や舞台など都会的なモチーフ、浴槽などの風俗的なモチーフを好んで描いています。

この「バレエの授業」もドガがよく描いた都会的なモチーフをイメージさせますが、華やかな舞台を描いたものではなく舞台裏である稽古風景を描写したものです。
これはドガが華やかな舞台上だけではなく、スポットの当たらない舞台裏を描くことも好んでいたことがわかる一枚となっています。

この絵画の特徴的なところは、恵子をしている女の子よりも、奥のほうで休憩している女の子が多い点です。ドガはこのことによって何を表現したかったのでしょうか?

インテリアにとても最適な絵画です。
洋風家具で統一された部屋の中にさりげなく置いてみるのはいかがでしょうか?

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ドガ「赤い衣裳をつけた三人の踊り子」

■ドガ「赤い衣裳をつけた三人の踊り子」■

三人の踊り子

エドガー・ドガはフランスの印象派の画家の一人とされています。彼が1874年以来、印象派展にたびたび出品し、また印象派の中心人物として有名なマネと知り合ってからは「カフェ・ゲルボア」の画家グループにも参加していました。しかしモネの様な光と影の変化を写す典型的な印象派の画家たちと異なり、ドガの制作の基盤はルネサンスの巨匠や、彼が信奉したアングルの画風です。

ドガの作品には室内風景を描いたものが多く、また、彼の作品はバレエを主題にしたものや、楽屋風景や練習風景、また舞台袖と言った一般の人が出入り出来ない場所や場面を描いたものが多くあります。
経済的に裕福な家庭の出身だったドガは、バレエを好みオペラ座の定期会員になっていたのでこの様な場面を描く事が可能であったとも考えられます。
また当初のパリでは新しく写真術が広まり、日本の浮世絵の流入の影響によって西洋絵画では見られなかった新たな視点が生まれた。ドガはこれらを取り入れ、大胆な画面の断ち切りや奇抜な視点を用いて静動の瞬間を描いた作品を生み出しています。

そしてこの「赤い衣裳をつけた三人の踊り子」もバレエを主題とした作品として知られ、またこの作品はパステルで描かれた踊り子の連作の一つです。この作品は舞台袖で出番を待つ踊り子たちが描かれており、この何気ないポーズはその場の雰囲気や神経を集中している踊り子たちが的確に表現されています。

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バレエの授業

生涯デッサンにこだわり続けた、ドガ。

厳格な教師の話をしっかり聞く者。おしゃべりをする者。

ピアノの上で背中をかく者。踊り子たちの、ありのままの

そのままの姿も運動を表現するものとして描きました。

少女たちの気持ちが伝わってくるような、当時の見えない

空気のようなものが読み取れます。

ドガのバレエの授業はこちらから

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1つの場面に流れる様々な空気

僕は昔、ドガの絵画を見に行ったことがあります。
(恥ずかしながら、いつ、どこで、開催されたのか、憶えていませんが。)
それまで、ドガといえば、代表作の『エトワール』が有名で、
何となく「踊り子の画家」という
華やかなイメージの画家と思ってました。
しかし、作品を目の当たりにすると、
特に、人物の描写は、デッサンの上手さと相まって、
華やかさより、生々しさすら感じられました。
バレエの授業』は、そんな、どちらかといえば、
バレリーナの少女たちの、稽古中の雑然とした
人間模様が伺える作品であります。
バレエの授業
バレエの授業
この中の絵の少女たちは、隣の子と雑談したり、
衣装を直していたりし、犬が稽古場にいたり、実にリラックスした空気が、
この稽古場には流れているんだな、と思いきや、
振付けの大先生に指導されてる、画面中央の
女の子の真剣な、まなざしも逃すことなく描かれていて、
同じ空間に、違う空気が流れている様子が、
巧みに、絵画の世界で表現されています。
普段の日常生活の中にも、そういったことはよくありますよね。
あまりにも何気ないので、あえて描こうとも思わないことを、
ドガという画家は、好んで描いている人であります。
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