2023年も残りあと1か月少し。
町がクリスマスのデコレーションで彩られ、クリスマスの音楽が流れはじめ、町を歩くたびにワクワクするシーズンになりました。
クリスマスになると、
– 家の中も外も、クリスマスのデコレーションで飾りたくなる
– 大切な人にプレゼントをしたくなる
– チキン、ケーキ、ピザを食べたくなる
– クリスマスコフレを買いたくなる
など、クリスマスという記念日に向けてお財布の紐がどんどん緩くなってしまいます。
「記念日マーケティング」
ここに隠れているのが、「記念日マーケティング」
記念日には何かいつもとは違う何かをしたくなる!
その思いをついたビジネスチャンスがたくさん潜んでいます。
「記念日マーケティング」がどこから始まったのか?というと、
江戸時代の蘭学者・発明家の平賀源内から始まったと言われています。
平賀源内はあるとき、うなぎ屋さんから「夏場にうなぎが売れず困っている」という相談を受けました。
そこで、平賀源内は「本日 土用丑の日」という看板を出すことを提案したところ、大繁盛に。
その後、他のうなぎ屋さんも真似することになり、
「土用丑の日にはウナギを食べる」という習慣が定着したそうです。
このように、記念日をきっかけに「人の行動を促すマーケティング」もビジネスチャンスを掴む大きな1つです。
◇クリスマスとケンタッキー
クリスマスになると、ケンタッキーを食べたくなる。
これは、やっぱり、ケンタッキー社による緻密なマーケティングの成果です。
1974年、クリスマスが浸透しつつある日本では、クリスマスにチキンを食べる風習はありませんでした。アメリカはクリスマスに七面鳥を焼く文化が広がっていました。
そこに目をつけたケンタッキー社!
ケンタッキー社は「クリスマスチキン」というキャンペーンを打ち出します。
クリスマスはケンタッキー!!というイメージを植え付けたのです!
◇クリスマスデート
クリスマスは恋人とデートがしたくなる!
これも、やっぱり、マーケティングの成果です。
1980年代のバブル時代、メディアはこぞって「クリスマスデート」を推奨していました。
高級ブランド、高級ホテル、ディナー、百貨店などが一斉に「クリスマスデート」を仕掛け、クリスマスは「恋人たちの日」と認識されるようになりました。
◇クリスマスコフレ
クリスマスシーズンになると化粧品売り場は、各社のクリスマスコフレで華やかに演出されています。
「コフレ」とは、フランス語で「宝石を入れる小さな箱」のこと。
コスメを宝石に見立ててセットし、クリスマスらしいラグジュアリーな限定デザイン、限定色、限定の香りのアイテムがさまざまに入っているのが、クリスマスコフレです。
この時期しか手に入らないアイテムがいっぱい!
いくつかのアイテムがセットになっていて、普段よりお得に購入できる!
プレゼントで贈ると間違いなく喜んでもらえる!
自分へのご褒美で毎年楽しみにしている!
というように、お財布の紐が緩むクリスマスシーズンに、トキメキの心を掴んだのが、化粧品業界の記念日マーケティングです。
このように、企業は「記念日」をきっかけに、次々と新しい仕掛けを作っています。
クリスマスキャンペーンの実施の際は、LPが必須ですね☆
ステキなLPで、キャンペーンを一層、魅力的に!
弊社では、積極的にLP制作もしておりますので、ぜひお気軽にご連絡いただけますと嬉しいです。
ワクワク、トキメキの心を大切にしながら、
この心をうまく掴んでビジネスチャンスを考えるのも、面白いですね!