大久野島は、太平洋戦争下の化学兵器製造、毒ガス工場の廃墟を見る事が出来ます。 また、砲台なども設置されており、戦争の実態を今に伝えています。 そんな歴史を持った廃墟でありながら、島にはたくさんのウサギが生息しており、 毒ガスの島と呼ばれていた過去があるとは思えないほど平和を感じさせられます。 紹介した廃墟の中でも廃墟数が少ないですが、 戦争の化学兵器製造というあまり話題になりにくい歴史をもった島なので、戦争の一つの学びの場として魅力的です。

大久野島とは、もともと明治30年代に日露戦争開戦に備え、要塞の一角として砲台などが設置されていました。しかし、日本軍は砲台を撤去し、新しく化学兵器の生産拠点として大久野島を選択したため、「地図から消された島」や「毒ガス島」などと呼ばれていました。第一次世界大戦以降の化学兵器製造現場。あまり戦争の歴史を学ぶ上でも聞く事が少なく、一般的な知名度も注目を集めづらいものなだけに、それについて学ぶには資料館があり、とてもよい環境が整っています。近年では多数のウサギが生息することでも知られ、ウサギ島とも呼ばれるようになりました。

企画コンセプト

大阪芸術大学のインターン生の一人が、関西の学生が簡単に行けること・歴史/建造物について

知ることのできる廃墟をピックアップすることをコンセプトに、WEBページ作成をする企画。

個人的に、芸術活動でモチーフにしている好きな「廃墟」を独断と偏見を交えながらピックアップして

います。廃墟解説は引用過多。ここで紹介したどの廃墟も、安全に観光できるものばかり。

興味がある方はぜひアクセスリンクから見てみて下さい。

学生のうちに行っておきたい廃墟ランキング
ランキングベスト5
1位 友ヶ島 (和歌山県)
2位 別子銅山 (愛媛県)
3位 端島 別名「軍艦島」 (長崎県)
4位 犬島精錬所 (岡山県)
5位 大久野島 (広島県)

上へ戻る