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大阪市立美術館の 『デトロイト美術館展』 行ってきました!


こんにちは。絵画ブログをいつもご覧いただきありがとうございます。
今回は『大阪市立美術館の 『デトロイト美術館展』 行ってきました!』です。

『デトロイト美術館展』!

2016年7月9日〜9月25日までの間、大阪市立美術館で『デトロイト美術館展〜大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち〜』が開催されています。
しかも、火・水・木曜日(祝日除く)は

写真撮影OKなのです!

ここぞとばかりに写真を撮ってまいりました。一部作品はSNSやブログ等への発信を禁止されておりますのでご注意ください。今回の展示は、「印象派」「ポスト印象派」「20世紀のドイツ絵画」「20世紀のフランス絵画」の4章構成で、フィンセント・ファン・ゴッホの《自画像》、クロード・モネの《グラジオラス》など、ポスト印象派を代表する作家たちの作品が中核をなしています。

巨匠モネの作品

まずは印象派のエリアから
クロード・モネ《グラジオラス》1876年頃

近くで見るとモネの妻カミーユの顔はぼやけて目鼻立ちをはっきりと描かれていませんが、離れてみると、鮮やかなグラジオラスと光の中を歩くカミーユがきれいに見えます。屋外で陽の光の元で描いたモネの風景から、モネの「眼で見た」景色を追体験できました!

続いてポスト印象派からは

同じく巨匠ボナールの作品

ピエール・ボナール《犬と女性》1924年
画像②
親密派といわれるボナール。

日常生活の何気ない景色でありながら、浮世絵の影響から縦長の画面に平面的で大胆な構図に切り取られています。
女性や家具などのモチーフは下地が見えるぐらい薄塗りで描かれているのに、下地の白が輝いていて、軽い印象を与えない画面ですごく美しかったです!ボナールは「デッサンは感覚的、色彩は理論的」と普通とは逆の言葉を残しています。この美しい色もモチーフの色をただ再現しているのではなく、表現したい内的世界を表す色を置いていたのだと思うと、まさにボナールの捉えた「印象」を表現しているのだなと思います。
ぜひ実物を観て欲しいです。

他にもピカソのデッサンの上手さ、ジャコメッティのマチエールの変化などもいろいろ見所はあったのですが、2点だけのご紹介で終わります。美術に大きな変革をもたらした印象派から、20世紀絵画までのおおまかな流れを感じることができましてとっても良い展覧会でした。

やっぱり実際の筆跡や絵肌を感じられると良いですね。手描きの絵画を飾ってみたい方は、クレアネットには印象派の画家の作品の模写も販売してますので、チェックしてみてください。

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