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ピサロ「雨のテアトル・フランセ広場」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はピサロ「雨のテアトル・フランセ広場」について記載してみます。

ピサロ「雨のテアトル・フランセ広場」
印象派の巨匠と呼ばれるカミーユ・ピサロは、ボルドー出身のセファルディムの四兄弟の三男として、生まれました。
気難しい画家の多い印象派の中では温厚な性格の持ち主だったと言われており、画家仲間からの信頼が厚く、ゴッホやセザンヌなどの若い世代の画家を大いに励ましていたそうです。

「雨のテアトル・フランセ広場」は、ピサロが1897年から借りの創作活動をおこなったパレ・ロワイヤル広場に面したホテルの一室から眺めた風景を描いた作品です。
広場や街、オペラ座通りに続く道は雨に打たており、街や行き交う人々を正確に映し出しています。雨に濡れ、ぬかるみと水たまりができた道がまるで巨大な鏡のようにも思います。

ピサロは「私はグラン・ドレル・ルーブルに部屋を借り、オペラ座通りとパレ・ロワイヤル広場の見事な一画を見下ろしている。この風景はすばらしい。確かにこの風景は美的とは言い難いかもしれない。しかし、こうしたパリの景観を描けることがどんなに幸せか!人々は醜いと言うが、これらパリの通りの景観は銀色に輝き、光と活気に満ちている。これらは完全な近代化された都市景観なのだ。」と語っていたそうです。

ピサロはそれほどこの風景を気に入っており、細かい線、光の光沢がよく表現されており、まるでフランセ広場の人々の声や雨の音、馬車の走る足音が聞こえてくるかのような、繊細な作品です。

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