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モネ「睡蓮」印象派の由来


絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はモネの「睡蓮」と印象派の由来について記載してみます。

モネ「睡蓮」「光の画家」といわれ印象派を代表するフランスの画家、クロード・モネ。
彼の代表作ともいうべき連作「睡蓮」は日本人のファンも多く、非常に広く知られています。
実に美しい色づかいと、まるで絵画そのものが光源であるかのような、圧倒的な明るさが見るものを魅了してやまない作品です。

さて、印象派と呼ばれるこの言葉の由来は、1874年4月、パリの写真家ナダールのアトリエでの、第一回「匿名協会」。
後に「第1回印象派展」と呼ばれることになる、歴史的展覧会で出品された一枚の作品にあります。
展覧会にモネは油絵5点、パステル7点出品しており、その作品の一つである『印象、日の出』という作品が印象派の由来になりました。
この作品は睡蓮同様に水辺が描かれており、日の出の太陽の光が海に反射してる状景がやわらかで、それでいて力強い赤とオレンジで描かれています。

そんな光に魅了されたモネは、光源を変えて同じ場所で違う時間に違う光の条件下で描く連作を何作も描いています。
数々の連作の中でも、彼の代名詞ともいえる作品が「睡蓮」なのです。
彼は、この睡蓮を1980年代から1926年に亡くなる間際まで描き続けました。

なぜ、同じモチーフを描くのかと思われる方もいるかもしれません。
しかし印象派の画家にとって、同じモチーフはないのだといえます。

印象派の画家にとって、『ものを描く』のではなく、『光を描く』からです。
彼は印象派ついてこう言っています。
「パレットから黒と褐色を追放した時、印象派は生まれた。」
印象派の画家にとってこの世の色はすべて光の中にあるのです。

そんな印象派の巨匠、モネの「睡蓮」には、彼の感じた『光』が描かれているのです。

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