ブーダン「トゥルーヴィル付近のトゥゲ河」
- 2013年04月11日
- ブーダン
- ブーダン トゥルーヴィル付近のトゥゲ河
絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はブーダン「トゥルーヴィル付近のトゥゲ河」について記載してみます。
ウジェーヌ・ブーダンは19世紀フランスの画家で、風景画を多く描いています。
また、外光派の一人として印象派の画家達に大きな影響を与えました。
青空と雲の表現がとても素晴らしく、コローやボードレールなどの画家に「空の王者」と言わせるほどでした。
彼は、フランス北西部にあるノルマンディー港町、トゥルーヴィル近辺の風景を好んで描いており、この「トゥルーヴィル付近のトゥゲ河」もその作品群の一つです。
地平線を中心付近に置くことで空を大きく写し、画面の広がりを表現しています。
空に薄く広がっている薄暗い雨雲や、風を受けてなびいている木々が観る人に嵐の訪れを予感させます。
今にも強風と共に雨が降り出しそうな迫力ある1枚と言えるでしょう。
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ウジェーヌ・ブーダン （ 1824年7月12日 – 1898年8月8日）
ウジェーヌ・ブーダンは19世紀フランスの風景画家。外光派の一人として印象派に影響を与えた。
青空と白雲の表現に優れたため、ボードレールやコローから、「空の王者」と称された。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
ブーダン：ル・アーブル港
ブーダン：トゥーランゲ岬、カマレ海岸（フィニステール県）
ブーダン：トゥルーヴィルの海岸
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