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ゴーギャン「馬の頭部のある静物」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はゴーギャンの「馬の頭部のある静物」についてお話したいと思います。

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ポール・ゴーギャン(1848年-1903年)。後期印象派を代表する画家。株式仲買商としての仕事を始めた1873年頃から、余暇に絵を描くようになりました。ゴーギャンが画家として本格的に活動をし始めたのは、35歳頃からで他の画家と比べて非常に遅いスタートでした。初期のゴーギャンは、印象派の影響を強く受けています。ただ、印象派の手法にすぐに限界を感じて、新しい描き方を探しはじめたのです。それから後期印象派と呼ばれるスタイルを確立していきました。

この絵の馬の像は、古代ギリシアのパルテノン神殿に由来し、大英博物館が所蔵する《月神セレーネーの馬の頭部》の石膏複製である。
壁には日本の団扇が5、6本掛かっていて、手前には、写真か版画のアルバムのようなものが開いたまま置かれています。この絵は彼としてはきわめて珍しく、新印象派の点描技法で描かれています。
はっきりとしたゴーギャンらしさがないので、画中に署名があるにもかかわらず、
以前には、彼の作品として疑念をいだく研究者が何人かいたくらいです。

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ゴーギャン「ハム」

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今回はゴーギャンの「ハム」についてご紹介しますね!

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「ハム」1889年

これは豚肉の加工食品のハムを書いた絵画ですね。
この作品は、ゴーギャンの最も著名な静物画作品のひとつ
と言われています。

「ハムなんて意外な題材を描いている」そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

実はゴーギャンの他にも、「フェリックス・ヴァロットン」や「エドゥアール・マネ」等の画家も、描かれている題材なんです。

さて、ゴーギャンの描いた「ハム」は、やはりその主役であるハムの存在感、インパクトを感じます。
巨大なハムの塊の生物的色彩は、金属の皿との対比で観る人に強烈な印象を与えます。

この作品は、ゴーギャンがゴッホとの共同生活を終え、再びブルターニュへ赴いた
第3次ブルターニュ滞在時期に描かれました。

価値観の違い等から、ゴッホと別れた時期に描かれた作品なので
ゴーギャンの複雑な心境が、描かれているかもしれません。

ですが見続けているとなんだかお腹が空いてくる不思議な作品ですね。

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ゴーギャン「 3匹の子犬がいる静物」

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今回はゴーギャンの「 3匹の子犬がいる静物」についてお話したいと思います。

ゴーギャンの「

ゴーギャン(1848年~1903年)はパリで生まれました。

10代後半で航海士として働き、その後は海軍に在籍し

普仏戦争にも参加したそうです。

デンマーク出身の女性・メットと結婚し、ごく普通の仕事をしながら

趣味で絵を描き、印象派展に何度か出品をしました。

30歳を過ぎたころ、画業に専念するため仕事を辞め、プロを目指す

ことになります。

ゴッホからの誘いで、フランスのアルルでの共同生活を始めましたが、長くは続きませんでした。

その後、楽園を求め南国タヒチ島へ渡ります。タヒチ島には2度滞在し多くの作品を残しています。

そして、ここタヒチ島の離島で最期を迎えました。

今回私が気になった絵画は、「3匹の子犬がいる静物」です。

三匹の子犬、三つの果物とグラスと、どこか象徴的に配されてるように感じ、バランスのよい作品です。

今までゴーギャンが描いてきた作品からすると、拍子抜けするほど可愛らしい作品です。

ゴーギャンの静物画を知る人にとっては、まぎれもなく彼の作品であることが分かると言います。

この頃、ゴーギャンは妻子と離れて生活していました。この作品は、子供達のために描いた作品だとも言われています。

父親の優しい一面を垣間見ることが出来る、そんな作品なのかもしれません。

→ゴーギャンの「 3匹の子犬がいる静物」はコチラ

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ゴーギャン「説教のあとの幻影(ヤコブと天使の争い)」

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今回はゴーギャン: 説教のあとの幻影(ヤコブと天使の争い)についてお話したいと思います。

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ウジェーヌ・アンリ・ポール・ゴーギャンは後期印象派を代表するフランスの画家です。

ゴーギャンはポスト印象派として印象主義の筆触分割に異議を唱え、対象の質感、立体感、固有色などを否定し、輪郭線で囲んだ平坦な色面によって対象を構成する描写と、イメージを象徴としてとらえ、絵画上で平面的な単純化を目指す総合主義として新たな様式を確立しました。

説教のあとの幻影(ヤコブと天使の争い)は印象派主義を捨て、総合主義を確立させた最初の作品だとされています。

旧約聖書の一節「天使とヤコブの戦い」がモチーフとなっており、絵の右上で戦う天使とヤコブは、神父の説教を聞いた人々の幻影で、それらを目にしているのはケルトの民族衣装を着た農婦達です。

独特の雰囲気を作り出しているのは、原色の鮮やかな色彩によって地面が朱色に光り輝いているようにみえる神話的な背景と平面的な構図です。

奥行き、遠近感がなく、太い輪郭線で描かれた農婦たちや格闘する天使とヤコブ、真ん中にある大きな木などの対象は、徹底的までに平面化、単純化されています。

またこの作品は日本の浮世絵の影響がでており、「ヤコブと天使の争い」の場面は葛飾北斎の『北斎漫画の力士図』を参考に描かれたのではないかとも言われています。

中央の太い木が画面を二つに分け、現実の世界と幻影の世界の境界線になっているように見える構図に、画面奥で天使とヤコブの戦っている幻影を眺める画面手前の農婦たちのその穏やかな表情は素朴な信仰心を感じさせ、どこかしら厳かな時間が流れているように見えます。

現実と幻影の狭間にいるようにも感じるこの作品は写実的表現をせず、自分の内側にある抽象性を描くという画家の絵画表現がそのまま表れており、心の奥にまで染み込む様な感銘を受けます。

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ポール・ゴーギャン「扇のある静物 」

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今回は今回はポール・ゴーギャンの「扇のある静物」についてご紹介します。

ゴーギャン「扇のある静物」

ポール・ゴーギャンはフランス生まれのポスト印象派の画家で、海兵や株式を取り扱う会社に勤めた後、1883年に画家として専念するようになりました。

ポスト印象派とは、写真が普及し始めた19世紀頃から、本物そっくりに描く以外の表現方法を求め、日常を切り取った構図や鮮やかな色彩、大胆なタッチなど自由な描画が特徴である印象派の影響を受けつつも、批判的な面も持ち、色彩の激しさや大胆に形を捉えた独自の描画を特徴としています。

ゴーギャンの他に、ゴッホ、セザンヌなどがポスト印象派と呼ばれています。

「扇のある静物」は1889年頃描かれた作品で、机上に置かれたカップや果物などの静物の後ろに飾られた異国情緒溢れる扇の存在に思わず目を引かれます。

ゴーギャンは日本芸術に影響を受けており、平面的な構図や輪郭線を強調した描画は浮世絵を意識したと言われています。
現在はパリのオルセー美術館に収蔵されていますが、かつては日本の実業家に収集され、日本に存在していた時期があり、日本人にも親しまれる絵画であったことが伺われます。

西洋絵画と日本絵画の技術が融合した優しい色遣いの「扇のある静物」、和室にも洋間にも違和感なく飾れそうですね。

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ポール・ゴーギャン 「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」

ポール・ゴーギャン 「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」

ポール・ゴーギャン 「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」

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今回はゴーギャン「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」をご紹介します。

ポール・ゴーギャン(1848年-1903年)はフランスの後期印象派を代表する画家で、近代絵画様式の確立者のひとりでもあります。
熱烈な共和主義者のジャーナリストである父と母の間にパリで生まれました。
翌年、フランス第二共和政が危うくなると、一家で南米のマリへと逃れ、航海途中で父が急死。
1855年までリマで過ごすも、祖父の死により、遺産相続のためにパリへと帰国。
幼少期の南国リマでの体験が、後年のタヒチ移住への重要な役割を果たすことになります。

神学中学校を卒業後は水夫として主に海上で過ごし、1871年(23歳)からは株式仲買商ベルタンの店に勤め、才能を発揮。
また同年から絵画を本格的に学び始めました。
1888年にはゴッホの誘いを受け、南仏アルルを訪れるが、二人の共同生活はゴッホの耳切り事件などもあり、わずか二ヶ月で終止符を迎えました。
耳切り事件については近年、二人が馴染みの娼婦を巡って口論となり、激昂したゴーギャンがゴッホの耳を切り落としたとする新説が唱えられています。
そして後年はタヒチで、肉体的、精神的、経済的、家族など数々の困難に見舞われるも最期まで精力的に制作活動を行ったのです。

「ゴーギャン神の日」はゴーギャンがタヒチ滞在(1891年-1893年)での制作活動で金銭的にも精神的にも行き詰まりを感じ、個展を開催しようと一時的にフランスへと帰国した時に制作された考えられています。
この作品では、後ろで手を広げているのが月の神。
水際には「誕生」(身体の前面をこちらに向け小さく横たわる者)、「生」(水辺で髪を梳かす女性)、「死」(背中を向けて横たわる者)の一生を表す3人の女性が描かれています。

明確な輪郭と平塗りの平面で形と色の総合を目指しており、神秘的で奇抜な色彩表現、特に前景の水辺が素晴らしいと感じられます。
ゴーギャンが抱いていた死生観や人生への不安など精神的心理を見出すことができる作品ではないでしょうか。

ゴーギャン「馬の頭部のある静物」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はゴーギャン「馬の頭部のある静物」について記載します。

ゴーギャン「馬の頭部のある静物」
ポール・ゴーギャンは、19世紀の後半から20世紀にかけて活躍した、フランスの名高い画家です。

絵を見ると、否が応でも、真ん中の馬のオブジェクトが目を引きます。明らかに人形や団扇とは距離感が違い、今にも絵から飛び出してきそうな迫力があります。
この立体感は、絶妙に計算されたオブジェクトの配置と影の濃さによってもたらされています。手前にあるアルバムと壁に取り付けられた人形、団扇がとても空間的に配置されていて、馬のオブジェクトの奥行きを巧みに現しています。
また、平面から捉えられている場面なのに、馬のオブジェクトだけ斜めの視点から描かれているように見えます。複数の次元が一緒くたにまとめられたような、不思議な違和感があります。

違和感と言えば、オブジェクトの組み合わせも不思議です。日本の扇子と三つ折れ人形に、西洋のパルテノン神殿に由来した馬のオブジェクト。一貫性は感じられず、ユニークな組み合わせであると言わざるを得ません。
更に、彼としては極めて珍しく、この絵は点描で描かれています。あまりにゴーギャンらしさを感じられないこの絵は、署名されているにも関わらず、何人もの研究者が本当に彼の手によって描かれたものなのか疑念を抱いたらしいです。

様々なミステリアスを抱えたこの絵画は、見れば見るほど得も言われぬ気持ちが込み上げてきます。たまにはそんな気持ちに浸ってみては如何でしょうか。

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ゴーギャン「白い馬」

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今回はゴーギャン「白い馬」について記載します。

ゴーギャン「白い馬」フランスのポスト印象派の画家であり、総合主義を代表するゴーギャン。
カリブ海のフランス領の島へ移動していた時期もあり、その頃にジャポニズムの影響を受けた画家たちが頻繁に手掛けた扇面構図の制作にも取り組んでいます。
西洋文化に絶望し、西洋と西洋絵画に深い問いを投げかけたゴーギャンの孤高の作品群は、没後、次第に名声と尊敬を獲得していきました。

この作品は晩年期の作品で、画家である友人の依頼で作成されました。
画面の前景に描かれている水辺で水を飲む白馬ですが、幻想的で独特な配色で描かれています。
この作品は、今もなお、様々な考察がされている作品です。
晩年期特有の精神性を感じさせ、全体を包み込む幻想的な雰囲気と独特な色彩が解釈を困難にしているからかもしれません。

この作品を見ながら、先人たちと同じように色々と考察してみるのはいかがでしょうか。
普段は見えないものが何か見えてくるかもしれませんね。

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ゴーギャン「麗しのアンジェール(サトル夫人)」

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今回はゴーギャン「麗しのアンジェール(サトル夫人)」について記載してみます。

ゴーギャン「麗しのアンジェール(サトル夫人)」
ゴーギャンが画家としての活動を専念し始めたのは1883年(34歳頃)と遅く、

ゴーギャンと言えばゴッホと共同生活をしていたことなどが有名ですが、彼もゴッホと同じく生きている間に作品をなかなか認めてもらえず没年2年ほど前より売れ出したと苦労されていたようです。

初期の作品は印象派の影響を強く受けていますが、印象派の手法に限界を感じ新しい描き方を探しはじめた結果、後期印象派として位置づけされ、後にエジプトや日本の版画にも興味を持ったそうです。

また、ゴーギャンは「タヒチの画家」とも呼ばれ、独創的な作品で有名です。

この作品「麗しのアンジェール(サトル夫人)」は1889年に描かれています。

この画は、フランスの西端にあるブルターニュ地方の港町ポン・タヴェンで、いつもつけで食事を出してくれるカフェの店主夫妻のために感謝のしるしとして制作したものだそうです。

モデルが着ている鮮やかな服はブルターニョの伝統衣装で、ブルターニョは、フランスの西端にある地域です。

モデルの華やかな衣装に反し物憂いげな目をした彼女は何を考え、またゴーギャンはどんな思いを表現しようと描いたのでしょうか。
鮮やかな色使いの中にも色々と考えさせられる一枚ですね。

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ゴーギャン: 神の日(マハナ・ノ・アトゥア)

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今回はゴーギャン「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」について記載してみます。

ゴーギャン「神の日(マハナ・ノ・アトゥア)」後期印象派を代表する画家であり、近代絵画様式の確立者のひとりでもあるポール・ゴーギャン。
彼は神学校を卒業後航海士となり、その後証券会社の社員としてごく5人の子供に恵まれつつ普通の勤め人として過ごしていました。
株式相場が暴落した際に安定した生活に絶対的な保障はないと気付き、退職し画業に専念し始めたのは35歳になってからでした。

画家としての生活は厳しく、ゴッホとの共同生活の破綻をきっかけにタヒチに渡ったのは1891年のことです。
タヒチに滞在した2年間の制作活動で金銭的にも精神的にも行き詰まりを感じたゴーギャンは、
フランスに帰国し、この作品を発表しました。
この作品に含まれる要素は、彼がタヒチで制作した自身の最高傑作となる
『我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか』へと繋がる重要な起点のひとつになっています。

あなたもゴーギャンの絵を飾って、「ありえるかもしれないもうひとつの人生」について空想してみませんか。

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