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「裸婦の画家」ルノワールの描いた少女たち

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今回は、ピエール・オーギュスト=ルノワールの《ピアノによる娘たち》について書かせていただきます。

「裸婦の画家」

ルノワールはモネなどとともに、フランスを代表する印象派の画家です。

印象派の中では、風景画を描く画家が多い中、人物画を数多く描きました。

しかし同じ印象派でも、風景も人物も同じ「光」と捉えたモネとは違い、ルノワールは「裸婦の画家」としてふくよかな女性を流暢な線でその柔らかさを表現しました。

まわりの風景とふくよかな女性を等価に考えるような、機械的な目で見ることに疑問を感じ、作風を変化させていったのです。

そのため、ルノワールは印象派の後に発生した、印象主義が発端でありながら批判的に発展した「ポスト印象派」に位置付けられることもあります。

このように世俗感覚に忠実で、楽しんで絵を描いていたのがルノワールの特徴であり、描く女性の表情や体のラインにその楽しさが現れています。

 

ルノワールの描く少女たち

今回ご紹介する《ピアノによる娘たち》は、国家からリュクサンブール美術館収蔵のために依頼された作品です。

ルノワールの作品は印象派として光の効果を探求した「印象派時代」から、線描による体のラインなどを重要視し始めた「古典主義時代」を経て変化していきます。

この作品は、その変化を経てたどり着いた”目で見た光”だけでなくルノワールが感じた柔らかさや暖かさを美しいラインで表現する技術が示されています。

絵の中に描かれている二人の少女の愛らしさから、家庭的な安らぎや温もりを感じることができます。

小さな子供の無垢な笑顔を見ると自然と心が安らぐように、この絵を飾った空間が自然と暖かくなるのではないでしょうか。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《ピアノによる娘たち》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方ははこちらからご覧いただけます。

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人気の高い画家 ルノワール(ルノアール)

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今回は、《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像》について書かせていただきます。

自然の風景画

ピエール=オーギュスト・ルノワールは、モネと共に印象派を代表する画家です。

しかし、ルノワールは他の印象派の画家たちのように屋外の光の下で自然の風景画を描くことはせず、少女像やパリの都会生活の風俗を画題としました。

 

ポスト印象派

《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》や《陽を浴びる裸婦》などは屋外の絵のですが、木漏れ日を浴びる人物像を中心に描いています。

また、印象派的な「色彩分割」や「筆致分割」にとらわれない、薄塗りの絵の具を重ねる技法で描いたため、ときに印象派ではなくポスト印象派として位置づけられることもあります。

ルノワールは子供を画題とした肖像画を数多く描いていますが、その中でも《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像》は代表作としても名高い作品です。

清潔で上品な少女の美しい横顔が、甘美な雰囲気を醸し出しています。

イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像》の複製画を販売しています。
この作品を飾って、お部屋を上品な空間にしてみませんか?
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《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像》はこちらからご覧いただけます。

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クロード・モネを描いた絵~ルノワール展より

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今回の絵画ブログでは、ルノワールとともに印象派の巨匠として知られるモネの肖像画《クロード・モネの肖像》について書かせていただきます。

クロード・モネの肖像

モネ

ルノワールは21歳の頃、同じ画塾シャルル・グレールで同じ印象派として名を馳せることになるモネと出会い、ともに印象派の代表的な画家となりました。

他にもシスレー、バジールなどとも知り合い、著名な画家が同じ画塾で切磋琢磨していたそうです。

ルノワールは、モネの肖像画だけではなく《アルフレッド・シスレー夫妻の肖像》や《モネ夫人》など画家仲間にまつわる絵も描いています。

ルノワールとモネは作風は似ていましたが、モネはあくまで屋外で光を追いかける勢いのある筆致で描き続け、ルノワールはだんだん屋外の光よりも、ふくよかな女性の表現に重きを置くようになっていきました。

風景ばかりを描いたモネとは対照的に、ルノワールは人物画ばかりを描きました。風景画を描いても登場人物に力を入れてしまうのです。

生涯の友

モネとルノワールの交流は生涯続きました。

こんな風に同じ志を持った作家たちが交流を持ったことで、印象派の新しい時代が訪れたのですね。

これは絵だけでなく、どんな分野にも通ずることだと思います。

大学時代の友人など、同じ分野の勉強をした友達との交流を続けることは大切ですね。
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▲原寸大サイズ:61.2×50.3cm クラーク・アート・インスティティュート

絵画販売ドットコムでは《クロード・モネの肖像》はありませんが、《アルフレッド・シスレー夫妻の肖像》や《モネ夫人》は販売しております。

■ルノワールの筆致を肉筆画で再現していますので、チェックしてみてください。
《アルフレッド・シスレー夫妻の肖像》
《モネ夫人》

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「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会~ルノワール展より」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。

8/22まで開催されていた国立新美術館の「オルセー美術館・オランジュリー所蔵 ルノワール展」で《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》が初来日しておりました。

2つの《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》

この作品は大小2パターンあります。

それは、縦131cm、横175cmの大きい方のキャンバスを持ち運ぶことができず、半分ほどのキャンバスを持って行って描いたからです。

ルノワールはこの小さい方の作品を元にして、アトリエで大きい方の作品を仕上げました。

この小さい方の作品は1990年のバブル期に、王子製紙の斉藤了英さんが落札し所有していました。

バブル崩壊を期に海外へ渡ったのですが、この展覧会で日本に戻ってきたのです。

明るくて楽しい作品がすきなルノワール

《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》は、屋外でのダンスパーティーを描いた作品です。

ルノワールは、印象派として「移ろう光」を追い求める中でも、風景ではなく木漏れ日を浴びる人物画を描きました。

ルノワールは、「風景画ならその中で遊びたくなるような絵が好きだし、裸婦ならその乳房や背をなでたくなるような絵が好きだ。」と語ったとか語らなかったとか。

好きなモチーフを好きなように描き続けたルノワールらしい、明るくて楽しい作品です。

こんな風に、好きなものをはっきり好きだと言い、それを貫いたルノワールのように、こだわりを持って仕事もしたいと思うのでした。

ルノワール
▲原寸大サイズ:131.0×175.0cm パリ オルセー美術館

《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》は→こちら

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「ピアノを弾く少女たち~ルノワール展より」

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本日の絵画ブログでは、《ピアノを弾く少女たち》について書かせていただきます。

印象派の巨匠も評価されるまで時間がかかりました

この作品はルノワールが画家として成熟した1892年に描かれました。

印象派として活動を始めた1870年代は、実験的な手法が評価されず、苦しい時期が続いていました。

しかし、1892年この《ピアノを弾く少女たち》が国家の買い上げられ、巨匠としての地位を得たそうです。

今や印象派の巨匠として知られているルノワールも、評価されるまで20年もかかったのですね。

この絵がそのきっかけとなったと思って見ると、感慨深いものがあります。

ドビュッシーとの友情

この絵では、二人の少女が頬を赤く染めながら楽しげにピアノを奏でている様子が描かれています。

ルノワールは音楽を愛し、この《ピアノを弾く少女たち》や《ピアノを弾くイヴォンヌとクリスティーヌ・ルロル》やダンスパーティーをモチーフにした作品など、音楽好きを思わせる作品が数多くあります。

音楽を愛したルノワールのサロンには、ドビュッシーも出入りしたと言われています。

印象派を代表する画家のルノワールと、ドビュッシーに交流があったとは、想像すると胸が熱くなります。

美術と音楽は切り離されるものではなく、音楽を奏でる人物を描いたり、音楽家の作品のテーマを表現したり、抽象絵画では音楽のメロディーやリズムそのものを表現する画家がいます。

美術が音楽にインスピレーションを得たり、またその逆もあります。

どちらもその時代を生きていたのですから、同じ社会の風俗や流行から影響を受けて、お互い刺激しあっていたのだと思います。

社会で仕事をするにも、全く違う分野の人から刺激しあうことで新しいアイデアが浮かんだりします。

異業種の人たちと協力しあったり、情報交換をしたりして、「作品を作る」というぐらいの気持ちで仕事にも取り組みたいですね。

クリムト
▲原寸大サイズ:116.0×90.0cm 印象派美術館

ルノワールの《ピアノを弾く少女たち》は→こちら

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「オルセー美術館・オランジュリー所蔵 ルノワール展」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。

本日の絵画ブログでは、印象派の巨匠・ルノワールについて書かせていただきます。

8/22まで開催されていた国立新美術館の「オルセー美術館・オランジュリー所蔵 ルノワール展」で《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》が初来日していました。

その他にも、45年ぶりに来日した《都会のダンス》《田舎のダンス》、円熟期の代表作《ピアノを弾く少女たち》などのルノワール作品が、時代を追って展示されました。

楽しいものを描き続けた画家

Bill Waugルノワールは21歳の頃、同じ画塾で同じ印象派として名を馳せることになるモネと出会い、ともに印象派の代表的な画家となりました。

人物画家としてモネの肖像画も描いています。

風景ばかりを描いたモネとは対照的に、ルノワールは人物画ばかりを描きました。風景画を描いても登場人物に力を入れてしまうのです。

ルノワールは人生の最後まで楽しいものを描き続けました。

ルノワールは明るくて楽しい作品が多いのは、好きなものを描いていたからでしょう。

それで生活できれば、画家として理想的な生き方ですね。

組み合わせによる作品

ルノワールが描いた風景画に《草原の坂道》があります。

この風景画はアルジャントゥイュの坂道を日傘をさした親子が下ってくる姿を描いています。

アルジャントゥイュは印象派の画家たちのモチーフになった場所で、モネも《アルジャントゥイュのひなげし》や《アルジャントゥイュの橋》などを描いています。

印象派として「移ろう光」を追い求める中でも、風景ではなく木漏れ日を浴びる人物画を描きました。

Bill Waug
▲原寸大サイズ:131.0×175.0cm パリ オルセー美術館

《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》は、屋外でのダンスパーティーを描いた作品です。

ルノワールは、モネのようにモデルの顔を風景と等価に扱うことはしませんでした。

ルノワールは、「風景画ならその中で遊びたくなるような絵が好きだし、裸婦ならその乳房や背をなでたくなるような絵が好きだ。」と語ったとか語らなかったとか。
そんな価値観で仕事したいですね。

絵画販売ドットコムでは、ルノワールの複製画もたくさん販売しています。
専属の画家が肉筆で描いておりますので、印刷ではできない、ルノワールの表現した肉感が再現されています。

《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》はこちら

《草原の坂道》はこちら

《都会のダンス》はこちら

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ルノワール「ぶらんこ」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はルノワール「ぶらんこ」についてご紹介したいと思います。

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ピエール=オーギュスト・ルノワールには青年の頃、自分の絵の師、グレール先生からこんな言葉を言われたそうです。

「君は自分の楽しみのために絵を描いているようだね」と言われたところ、「楽しくなかったら絵なんか描きませんよ」と答えたというエピソードありました。

ルノワールの描く絵は人々の楽しそうな日常の人物画など、描いていて楽しくなる絵、自分が惹かれた人物を描いている事がわかります。

その中で「ぶらんこ」の絵は、日差しの眩しい外で、木に付けられたぶらんこで遊んでいる女性の絵があります。

男性と話しながら楽しそうな表情があって、絵全体が明るい日常の中にいるイメージです。

そんな楽しそうな人たちを描いて、ルノワール自身も楽しく絵を書き続けていたのかもしれません。

→ルノワール「ぶらんこ」はコチラ

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ルノアール「団扇を持つ少女」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はルノアールの「団扇を持つ少女」についてお話したいと思います。

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《団扇を持つ少女》は1881年の製作です。
モデルは女優のジャンヌ・サマリー。

1878年にパリ万国博覧会の開催がありジャポニスム(日本趣味)が大流行していました。

団扇のほか、日本の菊を思わせる花々が描かれています。
ルノワールは、元々磁器の絵付職人でしたが、
産業革命や機械化の影響で、職人としての仕事を失い画家に転向しました。
そのせいか、当時の流行であった日本の工芸品に対しては興味を持っていたようで、
他にも日本の屏風や唐傘などを使った絵を描いています。

陶磁器を輸入する時に包み紙に使った浮世絵がきっかけで、
ヨーロッパの画家の間では、絵画の構図に革命が起きました。

この絵を描いたルノアールも例外ではなく、
モデルの下部を切り取った大胆な構図は、やはり浮世絵からの影響だと言えます。

遠く離れたヨーロッパで、かつ夏以外の季節に団扇が描かれるとは、
日本人としては不思議な思いですね。

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ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はルノワールの「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」についてお話したいと思います。

ルノワール:ムーラン・ド・ラ・ギャラット</

19世紀のフランスに生まれた印象派の巨匠
オーギュスト・ルノワール。
特徴的な表現で数多くの作品を制作した
ルノワール。
今回紹介する作品「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」は印象派時代の

最高傑作として呼び声が高い1点です。
題名の「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」とは、
パリのモンマルトルに実際にあるダンスホールの名前です。
描かれている人物は彼の友人たちで、庶民の社交場での
人生の喜びを鮮やか、かつ華やかに画面いっぱいに表現されています。

印象派の作品の特徴の1つとして光の動き、変化の質感を
いかに表現するかということが挙げられます。
この作品でも陽光の下での人物を描き、木々の間から差し込む木漏れ日の描写が秀逸です。
それにより楽しく、陽気な雰囲気が見事に表現されています。
この作風が彼の作品制作の特徴です。

実はルノワール以外もたくさんの画家が「ムーラン・ド・ラ・ギャラット」を
描いているのですが、他の画家がパリの混沌とした現実を描いているのに対して
ルノワールは上記のような風景を描いたのです。

見る者の心を和ませる傑作です。

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ルノワール「花束とうちわのある静物」

今回はルノワール「花束とうちわのある静物」をご紹介します。

ルノワール「花束とうちわのある静物」

ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841年2月25日 – 1919年12月3日)はフランスの印象派の画家で、後期からは作風は変化が現れ始め、ポスト印象派の画家とされることもあります。

晩年には、裸婦像などの人物画を描いており、人気の高い画家です。

代表作の多くは人物画ですが、風景画や花などの静物画も描いております。

今回ご紹介の「花束とうちわのある静物」は、1874年の作品で、薔薇の花、うちわ、後ろの版画は、マネのエッチングが描かれております。

ルノワールの作品には、日本の工芸品が描かれた作品が多くあり、その背景には、1878年に明治政府が出している輸出統計に、うちわ100万本という記述があるといわれております。

当時、うちわは扇のように使うだけでなく、壁に飾る小さい絵画のような扱いを受けおり、壁に飾られていることが多いかったようです。

当時の上流階級人々は、日本の工芸品を、生活の中に取り入れて楽しんでいたと思われます。

画家は、そうした工芸品を、積極的に自作の絵画の中に描き、浮世絵の構図に影響を受けたと思われます。

薔薇の花が描かれた作品も、裸婦像の次に多いとされており、ルノワールの魅力が詰まった作品になります。

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