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夢想的で異国的 ルソー

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、アンリ・ルソーの《ピエール・ロティの肖像》について書かせていただきます。

素朴派

ルソーは19世紀半ばにパリで生まれた、「素朴派」を代表する画家です。

パリ市の税関の職員として働きながら画家として活動していた、いわゆる日曜画家でした。

作品は夢想的で異国的な森林の絵や、都会の風景と人物像などが有名です。

 

理性からの解放

遠近法を学習しなかったルソーの絵に描かれる人物は、いつも真正面か真横を向いていて、目鼻立ちも類型化しています。

《ピエール・ロティの肖像》に描かれているピエール・ロティも、手前にいる猫もそうです。

タバコを挟んでいる手も、手首の角度から考えると不自然なほど真正面から描かれています。

このようなルソーの作風は、「魔術的」だと表現されました。

当時「子供の描いた稚拙な絵だ」揶揄されていたルソーの絵を、ピカソなどのシュルレアリスムの画家たちは「理性からの解放」とみなし、評価したのです。

しかしルソー自身は写実を自称し、あくまでも正統派な画家として評価されたいと願っていたそうです。

そんな独学の画風と素朴な心情がルソーの絵の魅力となっています。

ピエール・ロティの肖像

他に美術的教育を受けず独学のまま名を馳せた画家には、ゴッホやユトリロなどがいます。

独学の画家たちの作品からは、独自の世界を表現することへの強いこだわりを感じます。

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《ピエール・ロティの肖像》の複製画を販売しています。
部屋に飾ってみたい方は、こちらからどうぞ。

《ピエール・ロティの肖像》はこちらからご覧いただけます。

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ルソー「パリ近郊の眺め、バニュー村」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はルソーの「パリ近郊の眺め、バニュー村」についてご紹介しますね!

ルソー「パリ近郊の眺め、バニュー村」"</"

「パリ近郊の眺め、バニュー村」1909年

こちらは日本の岡山県にある大原美術館に展示されている作品ですので、
実際にご覧になられた方もいるかもしれませんね。

牛に積みわら、人物に木と現実のものと大きさなどに違和感を感じるでしょうか。

この遠近感を感じない風景の不思議な世界観が、ルソーの絵画の特徴と言われています。

仕事の余暇に絵を描いていたルソーは、絵画に専念する為に税関職員を退職し、
亡くなられる前年にこの作品を描かれました。

ルソーの作品は、正規の美術教育を受けずに長年日曜画家として、独自の技術で培われた為に
後のキュビスムやシュルレアリスムにも、影響を与える幻想的な作風になったんですね。

大きな牛さんとのどかな風景を見ていると、私達もルソーの不思議な世界に誘われそうですね。

→ルソーの「パリ近郊の眺め、バニュー村」はコチラ

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ルソー「異国風景」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はルソー: 異国風景についてお話したいと思います。

ルソー: 異国風景</

アンリ・ルソーは、印象派時代に活躍した素朴派の画家です。

ルソーの作品は、異国的な密林の情景や、都会の風景やその中に配した人物像などを描き、その夢想的な表現は、魔術的とも比喩されています。

異国風景は、1904年頃から精力的に取り組んだ、異国情緒あふれる熱帯風景を画題にした晩年の作品の一つです。
モチーフはナ、ポレオン3世とともにメキシコ従軍した時に得たといわれています。

鮮やかな原始林の緑と、抜けるような空の青のコントラストが明瞭に表れていて、強く惹きつけられる様な印象を受け、その鮮やかな原風景の中にある、柑橘類であろうオレンジ色の果実や赤い花、白い花が画面のそれぞれに散りばめられる事で、アクセントとなっています。

また、オレンジ色の果実をかじる猿や、連なって木にぶら下がる猿も、どこかユーモラスな部分がありつつも、生命の強さを感じるほどに生き生きと描かれています。

しかし、生命溢れるジャングルの風景だというのに、この作品にはどこか静寂な部分を感じずにはいられません。

異国風景を含む密林の画題は、実際にはほぼ想像で描いていたとされています。

つまりこの風景は、どこかにありそうだけれども、どこにもない風景とという事になります。

非現実性は少ないのに、実際は存在していない静かな異国風景。作品を見れば見るほど、まるで夢でも見ている様な錯覚を覚えます。

その幻想性こそが、ルソーの作品から伝わる独特な感覚であり、魔術的と比喩される理由なのではないでしょうか。

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ルソー:異国風景

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はルソー「異国風景」について記載してみます。

ルソー「異国風景」ルソーはパリの税関の職員をしながら活動していた日曜画家でしたが、退職後に描かれた作品が今日よく知られるものとなりました。

本作はルソーが最晩年に描いたジャングルの風景です。
彼は実際には現地へ行ったことがなく、植物園で見た植物、雑誌から得た写真などを組み合わせて、彼のイメージによる南国の自然を表現しました。

南国の果実がたわわに実る木々のあいまを、その土地に生きる猿たちが恵みを楽しみ、その喜びを草を掻き分けまっすぐにのびる花々が彩っているようです。

彼が思い描いた南国風景は、あふれる自然の美を動植物の躍動で表現し、非現実的にも感じるルソー独特のタッチによって神秘的な生命感を見る者にあたえます。

インテリアの一部に幻想の異国風景を置いてみて、あなたの心も旅してみてはいかがでしょうか。

素朴派の巨匠アンリ・ルソー「 ピエール・ロティの肖像」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回は素朴派の巨匠アンリ・ルソー「 ピエール・ロティの肖像」について記載してみます。

素朴派の巨匠アンリ・ルソー「 ピエール・ロティの肖像」アンリ・ルソーは19世紀から20世紀フランスで活躍した素朴派の画家です。

彼は画家を本職にしていたのではなく、仕事の余暇に画家をしていた日曜画家でした。
そのため彼の代表作の大部分は、本職であった税関職員を退職した後の50歳代で描かれたものです。
ルソーの作品は、実に色鮮やかで、発色の強い色が用いられている事が特徴です。
生前ルソーの絵画は一部の画家たちアポリネール、ゴーギャン、ピカソなどごくごく少数の評価を受けるのみでした。

「ピエール・ロティの肖像」は、ルソー独自の写実的でありながらも幻想的な、幻想的な雰囲気を持つ作品です。
自慢げに指にはさまれたたばこは火がついていながら煙は無く、その代わりにもくもくと煙を上げているのは、四本に並んだ煙突の一つ。
男はこちらからやや視線を外しているのに対して、猫はじっとこっちを見つめています。

平面的でありながらも、浮き出るような存在感はまさしく、魔術と言われたルソーのタッチそのものです。

素朴派という幻想的な世界観を楽しめる素晴らしい一品です。

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アンリ・ジュリアン・フェリックス・ルソー(1844年5月21日 – 1910年9月2日)
素朴派の日曜画家。夢想的で異国的な密林の情景や、
都会の風景と人物像などを描き、そのタッチは魔術的とも比喩されています。
【絵画販売ドットコムでの代表的作品】
ルソー: 異国風景
ルソー: 花瓶の花
ルソー: アブルモンの樫の木
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ルソー「異国風景」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はルソー「異国風景」について記載してみます。

ルソー「異国風景」素朴派を代表する画家アンリ・ルソーの最晩年の作品の「異国風景」です。
描かれているのは、作品の題名通りの異国の風景で、ルソーが1904年ごろから精力的に取り組んだ画題である、異国情緒あふれる熱帯の密林の風景です。

鮮やかな熱帯植物のみずみずしい緑色と見事なまでに淡く透き通るような青い空はルソーの歴代の作品の中でも随一で、見るものを強く惹きつけます。
木々の緑だけでなく白い花や、赤い色の花の植物など様々な色が描かれています。
また画面中央左の木にぶら下がる三匹のサルは実に生き生きと描かれており、登った木から落ちる様など非常に躍動てきです。

そこからさらに右に視線を移すと白い毛のもう一匹が柑橘系の実を口元に運んでいる姿が見られ、その構図の躍動感もさることながら、独特の構成はルソーならではの個性に富んでいます。
しかしこの作品は、活き活きと描かれているにかかわらず、画面全体からはかもし出されている雰囲気や私たち見る側が感じる印象はある種の幻想性と密林の静寂だと言えます。
この作品から伝わる独特な雰囲気や感覚こそルソー作品すべてに通じる魅力であり、本作はそれが顕著に感じられてる代表作と呼ぶにふさわしい作品の一つです。

素朴派には写実的な作品が多くみられる中、ルソーは前衛的な要素も非常に強く見られます。
その素朴派のリアルな描写の中に幻想性をかもし出す独特の画面構成や、要素の配置などアカデミックの画家とは異なる世界作りこそアンリ・ルソーの作品であり、その代表的な作品がこの「異国風景」なのです。

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花瓶の花

ルソーは実物の花ではなく、図鑑を参考にして描いたようです。

しかし、まるでそこに花が咲き、その場を華やかにしているかの

ように感じられます。直線的にならないように工夫をし、見るものに

柔らかい印象をもたらしてくれます。

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ルソー 異国風景

鮮やかで楽しげな雰囲気がとても感じられるこの作品。

緑の中に映える、オレンジに視線を誘われます。

30種類ほどの緑色の競演に、まるで南国にいるかと

思わされるほど自然の中に引き込まれてしまいます。

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寒い冬に熱い絵画を

すっかり寒くなったので、今日は逆に熱帯の作品をひとつご紹介します。
ルソー:異国風景
ルソー:異国風景
鮮やかな色彩が楽しげな雰囲気を演出した作品です。
視線を誘うように配置されたオレンジが視線を上から下へと何度も往復させます。
しかし、主役となっているのは大部分を占める緑色。
「熱帯シリーズ」を描くとき、ルソーは20~30種類もの緑色を使ったといいます。
ひとつの色を塗り終わると。その色をパレットから綺麗に拭き取り、
次の色をつくって描いた…全く同じ色を作り出すのは難しいため、
色調のバランスと絵の全体像が最初から明確に決まっていなければ描けない方法で
す。
ルソーは異様な集中力で描いたので、ときどきアトリエの窓を開け放さないと
ジャングルの暑苦しい空気で自分が息苦しくなってしまったらしいです。
この絵を観て暑苦しい空気を感じた方…窓を開け放して風邪をひかないようお気を付
けを。
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日曜画家

こないだ、はじめて、自分で家具をつくりました。
どうしても、絵を描くときにぴったりのサイズがなくて、いろいろ探したけど、
結局自分で作ることになりました。
さてさて、日曜大工があれば、『日曜画家』もいてもおかしくない。
今日は、『日曜画家』ルソーについてです。
パリ市の税関の職員を勤め、仕事の余暇に絵を描いていた
『日曜画家』であったことから「ル・ドゥアニエ」」(税関吏)と呼ばれていた。
アンリ・ルソー: ピエールソティの肖像
アンリ・ルソー: ピエールソティの肖像
この作品には「ルソーの絵画」ともいえる独特の幻想的な雰囲気が漂う作品です。
まるでCGで描いた様なモダンな絵画は、部屋をとっても明るくしてくれるだろうな。
まるで、二束のわらじのような画家だけど、
ルソーの代表作の大部分は彼が税関を退職した後に描かれているらしい。
かたい仕事とクリエイティブな仕事をこなし、さらに画家としての感性を磨いたのだろう。
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