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独特の表現で海を描くターナー

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ターナーの《日の出、海の怪物》について書かせていただきます。

破局的風景

ターナーターナーといえばモヤモヤした霧のような風景画を描く画家というイメージだと思います。

ロンドンに生まれ、テムズ川を眺めながら育ったため海や戦艦をテーマにした作品が数多くあります。

特に海の風景を最も好んで描きました。

今回ご紹介する《日の出、海の怪物》はなんとも怖いタイトルですが、作品自体は幻想的な風景画です。

圧倒的な大自然の力に翻弄される非力な人間を「破局的風景」として、自然に対する無力さを主観的に表現しました。

ターナー賞

ターナーは18世紀終わりから19世紀半ばにかけて生きたイギリスの画家で、コンスタブルと共に「イギリスを代表する画家」としてイギリス絵画史において重要な位置を占めています。

イギリスの現代アート賞として「ターナー賞」があるほどです。

「ターナー賞」は50歳以下のイギリス人もしくはイギリス在住の美術家に対して毎年贈られる賞で、今年2016年は建築家集団「Assemble」が受賞しました。

過去の受賞者にはサメをホルマリン漬けにしたダミアン・ハーストや、陶芸家及び女装家として知られるグレイソン・ペリーなどがいます。

ターナー賞は前衛的で刺激的な作家が受賞することが多く、イギリス市民の間で現代美術の話題を提供し、美術を身近なものにしています。

美術というものは、作品を通してアーティストの生き方や考え方に触れることのできる媒介でもあります。

身近な場所に美術があると、自分はどういう考え方を持っているだろう?と省みるキッカケになったりするのではないでしょうか。

日の出、海の怪物

クレアネットの絵画販売ドットコムでは、肉筆で描かれた《日の出、海の怪物》の複製画を販売しています。

複製画を身近な場所に飾ることで、日常に美術の話をプラスしてみてはいかがでしょう。
部屋に飾ってみたい方は、こちらからどうぞ。

《日の出、海の怪物》はこちらからご覧いただけます。

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ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はターナーの「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」についてお話したいと思います。

ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」"</"

ターナー(1775年‐1851年)
イギリス画家 ロマン主義を代表する巨匠の一人。

日本では留学経験があった明治の文豪、夏目漱石が好んだ画家としても知られています。

この作品はターナーがテムズ川の定期船に乗船しているときに、スクラップされる前の戦艦テメレール号を見たのが題材になっています。

見事な装飾が施された戦艦テメレール号も自然の前では小さい存在であるということを、地平線の太陽が優しく終わりを告げるように沈もうとしています。

栄光を称えているかのように。

まだ全然動けそうなテメレール号に何とも言えないはかなさを感じますが、それと同時に光に包まれることへの安心感も覚えてしまいます。

船を多く描いたターナーですが某有名映画の主人公(海賊)はターナーがモデルなのかもしれませんね。(主観によるものですが)

→ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」はコチラ

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ウィリアム・ターナー 「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」をご紹介します。

イギリス最大の風景画家のひとり、ジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775~1851)。
ロンドンのコヴェント・ガーデンに理髪師の子として誕生しました。

ターナーは学校教育もほとんど受けず、特異な環境で少年時代を過ごしたようですが、13歳の時、風景画家トーマス・マートンに弟子入りし絵画の基礎を学びました。
その後1年ほど修業したターナーはロイヤル・アカデミー附属美術学校に入学。
1797年にはロイヤル・アカデミーに油彩画を初出品し1799年には24歳の若さでロ
イヤル・アカデミー準会員となり、1802年に27歳の時には同・正会員となりました。

そしてご紹介の作品は11838年9月6日にマーゲイドから帰途している途中に見た光景を描いた、ターナーのロマン主義的な作風がよく表れている代表的な海景作品のひとつ「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」です。

大英帝国の栄光のシンボルである戦艦テメレール号が、後に廃艦となって解体のために最後の停泊地に曳航される様子を描いたものです。

戦艦テメレール号の最期をたたえるかのように、夕陽が戦艦テメレール号を照らしながら、少しづつ、少しづつ、沈んでいく様子が伝わってくるように感じられます。

また本作が制作される前年(1837年)にロイヤル・アカデミーの教授職を辞したターナーの栄光の日々の終焉を、当時は最新鋭で幾多の重要な任務に就いた戦艦テメレール号が、使い古され破棄される存在となったことと自分の心情を重ねたとも解釈されています。

圧倒的な自然の強さや雄大さを表現した本作の燃えるような太陽の光輝の美しさは画家の作品の中でも特に秀逸の出来栄えであるでしょう。

ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」について記載します。

ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」18世紀末から19世紀のイギリスのロマン主義の画家ターナー。
イタリアの明るい陽光と色彩に魅せられたターナーは特にヴェネツィアの街をこよなく愛し、何度もこの街を訪れ多くのスケッチを残しています。また、油彩画の大作を発表するかたわら、ヨーロッパ各地を旅行した際にも多数の風景写生のスケッチを残しています。

彼が最も好んで描いたのは海で、好んで使用していた色は黄色。現存しているターナーの絵具箱では色の大半が黄色系統で占められています。

この作品も海を描き、黄色系統の色を多用しています。世評も高く、ターナー自身の自信作のひとつであり、代表作でもあります。2005年に行われたイギリス国内の一般投票により、「最も偉大なイギリス絵画」に選ばれるほど、多くの人々の心をうつ作品です。

この作品の原語でのタイトルは、トラファルガー海戦での戦艦テメレールの奮闘をたたえる愛称となっています。ネルソン提督とその旗艦を助けて奮闘した戦艦が、解体のために最後の錨泊地へ向かう様子を描いた本作。その情景が様々な想いと共によみがえるような作品です。

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ターナー:解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」について記載してみます。

ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」ターナーと聞いて真っ先に思い浮かべるのは絵具のアクリルガッシュの名前ですね。
他にも、ターナー賞など、英国を代表する画家たちの最高峰です。
そして、この『解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール』は
2005年度の英国人が選ぶ自国の絵画人気投票でベスト1に選ばれたこともある作品です。
それだけ多くの人の印象に残り、感動を呼んだ作品といえますね。

この作品はターナーが船上から眺めた印象に残った光景を表したものです。
この作品が制作される前年に、ロイヤルアカデミーの教授職を辞したターナー。
当時の最新鋭の機能を備えかつて幾多の重要な任務に就いた戦艦テメレール号が船としての任務を終え解体に向かう様子と、
自身の栄光の日々の終焉を重ね合わせたとも解釈されています。

画面左側に見える圧倒的な大自然の光とその表情は、
人間であってもその英知を駆使して作られた機械であっても決して超えることの出来ない強さと雄大さを感じさせます。

このターナーと同じように、長く大きな仕事を終えて定年を迎えられた方へのプレゼントにいかがでしょうか。

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ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。
今回はターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」について記載してみます。

ターナー「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール」ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーはイギリスを代表する風景画家です。
彼の海景作品の中でも、ロマン主義的な作風がよく表れているのが「解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール号」です。
この作品は、ターナーが1838年にマーゲイドから帰途しているさなかに、船上から戦艦テメレール号の最後の姿を目撃し、そのとき心に残った衝撃的な情景を描いています。

彼は、文明が超えることのできない自然の力強さを、燃えるような空と水平線に沈む太陽の輝きで表現しており、ターナーの作品の中でも特に秀逸な出来栄えだと言えます。

描かれている光には、色彩理論が盛り込まれており、太陽を中心に色が拡散するように表現されています。
ターナーがこの作品を描いた前年、彼はロイヤルアカデミーの教授の職を退いていました。戦艦テメレール号が造船当時は最新鋭の戦艦として作られ、幾多の重要な任務を果たしてきましたが、使いこまれ古くなり破棄される事になったことに自身の心情と重ねたのではないでしょうか。

多くの人を乗せ広大な海をかけた戦艦テメレール号は、太陽の光を浴び最期まで美しく逝く姿が繊細なタッチで描かれています。

船は解体後、教会の材料として売られるのですが、この絵にはただの廃棄されるだけでなく、戦場を離れ教会という民衆の救いの象徴へ生まれ変わる姿は、戦艦テメレール号の新たな旅立ちを表しているようにも感じます。
これも生涯で画風が5回以上変わったとされるターナー自身と重なる部分を感じますね。

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嵐が好きな画家

今年は、関西への台風の上陸がなかったように思う。
一度、大きな台風がきそうだったけど、なんとかそれてくれた。
こんなことをいったら不謹慎かもしれないけど、
僕は台風が割りと好きだった。
小さい頃は学校が休校になるのは、もちろんうれしかったけど、
台風の来る前の夜は、いつもは、玄関外に置かれていた小さな植物や、
僕のお気に入りの自転車が玄関の中にしまわれる。
大切なものを再認識させられたような気になったような感じだった。
強い風と雨・・・。
いつもは静かにしてるけど、本当は、自然は強いんだ!!ってことを
年に数回思い知らされるような気がしてた。
そんな嵐が好きな画家がいた。
それは「ターナー」
嵐がすきというより、嵐の海が好きな画家だ。
マストに4時間も縛りつけられ、嵐を観察したという話まで、残っている。
(僕なら完全、船酔いでノックアウトだろうけど。)
そんな彼だからこそ、光と大気のあの複雑な関係を見事に書き上げたのだろう。
彼の言葉に「奴らにいったい何がわかるのだ。海をどんなものと思っているのだ。奴らも海に出てみればいいのだ。」という言葉がある。
確かに4時間も嵐の中にいた彼は、海の恐ろしさを十分というほど、理解していたのだろう。
彼の絵画の特徴は、イエローをふんだんに使うことだ。
そのかわり、ほとんど緑を使わない。
森林や植物などの絵画は、僕の知っている限りないように思う。
できるだけ、木を描かない様にしていたとも・・
(実は、木が下手だった・・?)
お勧めの絵画はこれ。
日の出、海の怪物  ターナー
日の出、海の怪物
海の怪物と怖いタイトルだが、大変、幻想的な絵画で、僕は好きだ。
ターナー一覧はこちら。
実はこの絵画、ホームページ作製のときに、担当者が上下逆さにアップしていたという
びっくり事件がありました。

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