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アデーレ=ブロッホ=バウアーとエスティ・ローダー社さん

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驚愕の金額


お金先日のブログ「『黄金のアデーレ名画の帰還』クリムトのアデーレ=ブロッホ=バウアー」でも書かせていただいた、クリムトの《アデーレ=ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ》

この作品は2006年にエスティローダーの会長だったロナルド・ローダー氏に156億円で売却されました。

156億円という金額は、当時としては史上最高額だったそうです。

先日ZOZOTOWNの前澤社長が購入したバスキアの絵画が62億円ですから、倍以上の金額です!

価値ある絵画はめぐる

映画『黄金のアデーレ名画の帰還』で描かれたように、絵の所有権は裁判で絵のモデルとなったアデーレ=ブロッホ=バウアーの姪であるマリアが獲得しました。

それからマリアはこの絵を「誰もが鑑賞できるよう、常設展示すること」を条件に売りに出し、2006年にローダー氏に落札され、現在はニューヨークのノイエ・ガレリエに展示されています。

所有していた持ち主の元を離れ、国のものになり、また持ち主の元に帰り、流されに流されて今はニューヨークの美術館に展示されています。

本当に美しい作品は何年にも渡って残されていくのですね。

クリムト
▲原寸大サイズ:180×180cm ウィーン・ベルヴェデーレ宮

 

クリムトの《アデーレ=ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ》の複製画は→こちら

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『黄金のアデーレ名画の帰還』クリムトのアデーレ=ブロッホ=バウアー

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本日の絵画ブログでは、クリムトの《アデーレ=ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ》について書かせていただきます。

世界でも最も高額な絵画


クリムト1907年に描かれた《アデーレ=ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ》は、世界でも最も高額な絵画のひとつとされています。

クリムト”黄金の時代”の、正方形のキャンバスに金箔を使って装飾的に描かれた絵画です。

この肖像画は、その美しさから「オーストリアのモナ・リザ」と讃えられています。

戦わせるまでの絵画の価値

《アデーレ=ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ》がメインになった映画があります。
『黄金のアデーレ名画の帰還』というイギリス映画です。

この映画は実話が元になっています。
主人公は、肖像画のモデルになっているアデーレ=ブロッホ=バウアーの姪であるマリアという、オーストリア・ウィーン生まれの82歳の女性です。

マリアは、第二次世界大戦中にナチスに奪われた叔母の肖像画の返還を求めて、オーストリア政府と裁判で争うという、壮大な物語です。

一枚の家族との想い出の絵のために、国相手に一人の女性が戦うのです。

絵というものは無くても死にはしない、必要のない人にとっては価値のないものです。

でも、この一枚の肖像画は一人の女性を政府と戦わせるまでの価値があったのです。

クリムト
▲原寸大サイズ:180×180cm ウィーン・ベルヴェデーレ宮

先日のブログでも書きました、太平洋戦争での記憶を絵にした柿本胤二さんの作品もそうですが、本当に「残したいもの」を絵に描いて形にしています。

絵は時間がかかるし決して手軽では無いからこそ、本当に「残したい」と思ったものが、後世にまで残すことができるのだと思います。

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クリムト「接吻」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はクリムトの「接吻」についてお話したいと思います。

クリムト「接吻」"</"

グスタフ・クリムト(1862年 – 1918年)

以前はクリムトの「乙女たち」についてお話させてしましたが、クリムトを語る上ではかかせないのが「接吻」です。

クリムトが主に描いていたのは、エロス。

具体的に、妊婦や女性の裸、セックスを題材としている作品が多く、作風で切っても切れない関係があるのは日本の浮世絵と言われています。

日本の衣装などで学んだとされており、作風にはカラフルな作品が多くみられます。

「接吻」と言う作品は当時タブーだった、接吻をテーマとして描いており、1908年にウィーンで開催された芸術典で大反響を呼び、終了後すぐにオーストリア政府にお買い上げされました。

これは、国に認められた作品でもあるということを現しています。

絵画には大量の金箔が使用されていて、金箔に包まれた男女の交じり合う様が描かれています。
一説によると、二人の男女は、クリムト自身と恋人がモデルだと言われています。

金に包まれた男女、幸福そうな女性の顔、女性を覆う男性、華やぐ崖、その蔦の先は…

あなたはこの絵の先をどう想像しますか?

→クリムト「接吻」はコチラ

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クリムト「乙女たち」

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今回はクリムトの「乙女たち」についてお話したいと思います。

クリムト「乙女たち」"</"

19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した、クリムトの晩年期を代表する作品です。

クリムトの代表作では、金箔などを用いる装飾的な作風の「接吻」が有名ですが、こちらは新たな表現を模索・探求した作品となっています。

こちらの人物画は、よく見ると7人もの女性が複雑に絡み重なり合った構図になっています。この異様な構図は、現実と非現実の狭間に居るような不思議な気持ちになります。

クリムトは1862年にウィーン郊外に生まれ、7人兄弟の第2子でした。

弟や友人と共に、共同で劇場装飾を中心とした仕事を始め、「旧ブルク劇場の観客席」は第一回皇帝賞をうけるなど高く評価されました。

この作品により美術界における名声を確立したクリムトは、金箔が多用された「黄金の時代」に数々の有名作品を作り上げていきました。

私生活では生涯結婚はしなかったものの、多くのモデルと愛人関係にありました。

クリムトの書き上げる官能的な作品には、私生活が大きく影響しているのではないでしょうか。

→クリムトの「乙女たち」はコチラ

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クリムト「アッター湖のほとり」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はクリムトの「アッター湖のほとり」についてお話したいと思います。

クリムト:アッター湖のほとり</

グスタフ・クリムトは、19世紀末から20世紀にかけて
活躍した象徴主義の画家です。
クリムトといえば、女性の裸体画などの
官能的なテーマを描いた作品が有名ですが、
数多くの風景画も描いています。

その中でもクリムトが好んで描いた地が、
今回ご紹介する、オーストリアのアッター湖周辺の風景です。
彼は主に、野外で風景画を描き、取り上げるモチーフは
この「アッター湖のほとり」のように、湖と岸部の細部の描写や、
庭のある牧草地、青々とした草木に囲まれた農家など、シンプルなものが
ほとんどです。

また、正四角のキャンバスを彼は愛用していました。
湖のさざ波が細やかに淡い緑で表現され、柔らかく、穏やかです。

クリムトを魅了し続けたアッター湖、
その風景をご自宅、オフィスなどに飾ってみるのはいかがでしょう。

見る者の心に静寂をあたえる1枚です。

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グスタフ・クリムト「接吻」

クリムトの接吻

ゴッホ「夜のカフェ・テラス」黄金の光に覆われた二人の男女が絡み合うクリムトの代表作『接吻』。
平面的で計算しつくされた、見る者を魅了する圧倒的な構成力と表現力。
自身と恋人のエミーリエをモデルとした、
妖艶な鮮やかさと世紀末を連想させるような退廃さが混同したオーラを放つ美しい作風。
1908年に展覧会で発表されたこの作品は、オーストリア政府が買取したという逸話もある。

クリムトは1862年にウィーンの郊外で生まれ育った芸術家である。
工芸学校で石膏のデッサンなどを学んでおり古典主義の教育を受けており
作品の節々にそういった影響を垣間見れることもできる。
また、『パラス・アテナ』や『ダナエ』などの数々の名作を世に生み出し人々に感動を与えている。

この作品を見てクリムトの人間性であったり、
何かしらのバックボーンやストーリーを感じた人は多々存在するのではないでしょうか。
一体どういった気持ちでクリムトはこのような深みのある作品を作るに至ったのでしょうか。
日本人の血が流れる私も、一目見た時にスッと自然に溶け込むような不思議な感覚に陥るくらいです。
クリムト自身、日本芸術にも影響を受けており、本能的な共通認識として自分の感性にリンクさせられ、
二人の愛の形を、嫌味なく、美しく、キャンバスに表現し油絵で仕上げたセンスにただただ脱帽するばかりです。
絵画をはじめ芸術(アート)と呼ばれる分野は、フィーリングが大切でただ上手いだけでは魅力は微塵も感じないものです。
一度本物を自分の目で見て確かめてみたいものです。

グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」

絵画販売ドットコムのブログをご覧いただきありがとうございます、ブログ担当の松田です。

今回はグスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」について記載します。

グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」

彫刻家の父を持ち工芸学校にて石膏像のデッサン、古典作品の模写を中心とした古典主義的な教育を受け、ウィーンの美術史美術館の装飾の仕事などを行ったクリムト。

しかしある事件を機にクリムトは古典的、伝統的な美術からの分離を標榜する若手芸術家のグループウィーン分離派に属するようになりました。

上流階級の婦人たちの肖像画を多く手がけたクリムトの作風は妖艶で官能的です。
甘美で妖艶なエロスが感じられるが恍惚とした表情の女性は同時に死の表情にもつながり死の影が透けて見えてくる様。

「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像Ⅰ」は装飾美が見どころであり自然主義的な写実表現と、豪奢で華麗な装飾性を融合させた、クリムト独自の表現・様式美の頂点そのもの。
エジプト美術からイメージされた三角形と目のドレスを始め、アデーレの羽織った衣、大小の円形で構成される模様は、平面なのにリズムよく並べられ見るものを魅了する美しさです。例えるなら日本の着物や帯のようだと感じるのは私だけでしょうか。

クリムトは日本芸術にも影響を受けたといわれていて、アデーレが座る椅子の唐草模様はその象徴です。

妖艶で官能的なアデーレと装飾の美しさに心囚われてしまいますね。

クリムト「アッター湖のほとり」

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今回はクリムト「アッター湖のほとり」について記載してみます。

クリムト「アッター湖のほとり」グスタフ・クリムトは1862年に、ウィーン郊外のバウムガルテンにて生まれました。
彫刻家の父の影響で、博物館付属の工芸学校に入り、石膏デッサンや古典作品の模写を中心とした古典主義的な教育を受けました。

作風は、官能的できらびやかな作品が多く、美しく、妖艶なエロスを描いていると同時に、そのきらびやかさの中に深い死の気配という影を纏わせた作風が彼の特徴の一つです。
また「接吻」などに代表される、「黄金の時代」の作品には金箔が多用され、絢爛な雰囲気が醸し出されていますが、この金箔を用いると言う技法は、彼が劇場装飾家として、慣れ親しんだ素材だったのだと思われます。

そんな官能的できらびやかな作品を多く生み出したクリムトの作品の中には、数は少ないですが、風景画の作品も存在します。
「アッター湖のほとり」は印象派のなごりを感じる風景画作品の中の1枚です。
クリムトはアッター湖をテーマにした作品を数点残しています。
この作品は、深みのある青緑色をした水面に、日の光が優しく淡く反射しているところが描かれています。
湖の深さが表現されていて、今にも吸い込まれそうな作品となっています。
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クリムト「ふなの森」

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今回はクリムト「ふなの森」について記載してみます。

クリムト「ふなの森」クリムトの特徴といえば、金箔などを用いた官能美あふれる作品が多くありますが、晩年は明るい色合いを多く用いた作品を描いています。
「ふなの森」のキャンパスは正方形で枠に収められており、鮮やかなふなの幹と、赤い落ち葉の積もった地面、そのはるか向こうの地平線まで続くふなの森が写実的に描かれています。

描かれている幹はまっすぐと空へと伸びており、これからの冬の季節を乗り越えて行く力強さを感じさせられます。
葉が落ち、寒さがましていく、もりの静けさが表現されています。

規則的に描かれている画面は、飽きることのない美しい空間を生み出しており、多くのものが配置されている画面でありながらも、そのすべてが絶妙なバランスで調和を生み出しています。

「ふなの森」のように、あたかも写真でその空間を切り取ったかのような作品にも、クリムトの持つ類い稀なる才能を見出すことができます。

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クリムト「帽子と羽のえり巻を着けた女性」

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今回は クリムト「帽子と羽のえり巻を着けた女性」について記載してみます。

クリムト「帽子と羽のえり巻を着けた女性」女性的で個性的なエロチシズムをもつグスタフ・クリムト。
クリムトの作品は官能的で、神秘的なインテリアにオススメです。

クリムトは、女性の赤裸々で官能的なテーマを描く事を得意としていました。しかし官能的な中には、妖艶さと甘美さ、そして常に死の香りが含まれた作品を描いています。
また、それだけではなく、クリムトはかなりの数の風景画も残しています。風景画として、好んで描いていたのがアッター湖付近の風景でした。

「帽子と羽のえり巻を着けた女性」は黒の柔らかい影のトーンを利用しているクリムトの作品としては珍しい作品になります。

描かれた女性の美しい肌は強い白さを持っていながら、冷たさを感じさせず、赤く色づいた頬は柔らかさと温かさを与えています。
またクリムトの得意とする、神秘的な官能美が描かれた作品とは異なり、襟巻からちらっと見える唇で女性の官能美を表現されている点も非常に珍しいです。

描かれた女性の表情を見てみると、視線をそらして描かれています。
いったい彼女は、黒い服に身を包んで何を見ているのでしょうか?

優雅で気品と謎めいた美のあふれる女性の姿は、高級家具店やブティックなどにもオススメ出来る一枚となっております。

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