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多数の自画像を描くゴッホ


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今回は、《フィンセント・ファン・ゴッホの自画像》について書かせていただきます。

日本の浮世絵の影響

ゴッホはポスト印象派の画家として有名ですが、目に見える光を追い求めた印象派としての性格よりも、選択するモチーフや色彩などに個人的象徴を託す、象徴主義的な表現が目を引きます。

とくに黄と青、赤と緑の補色を用いた色彩はゴッホの特徴で、浮世絵の明快な色使いに影響を受けたためといわれています。

ゴッホは目に見える光の表現とは違う、赤、黄、緑、青の四原色を用い、「色彩による遠近法」を駆使して描いていました。

ゴッホの人生はとんでもなく波乱万丈で、狂人と呼ばれるような激しい気性であったと言われていますが、絵を見るとしっかりとした色彩理論に基づいて冷静に描かれていることがわかります。

画家としての決意

ゴッホといえば数多く描かれた自画像が有名で、今回ご紹介する《暗色のフェルト帽を被った自画像》は1887年に描かれました。

この作品も青と黄色の補色を用いて描かれています。

翌年1888年には強い太陽の光を求め、パリを離れ、ゴーギャンとともに南フランスのアルルへ移り住み、そのアルルの地で、ゴッホは印象派と日本美術を組み合わせた独自の様式を確立したのです。

アルルへ渡る前年に描かれた《暗色のフェルト帽を被った自画像》は、ちょうどゴッホの画家としてのスタイルが固まりつつあったときの作品なのではないかと思います。

ゴッホ自身の強い眼差しに、ゴッホの画家としての決意が感じられます。

ブリューゲル
▲原寸大サイズ:440×370 

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すべての作品が肉筆で描かれており、印刷では表現できないタッチや質感も再現しています。

《暗色のフェルト帽を被った自画像》はhref=”http://www.kaigahanbai.com/art/gogh/026.html”>こちらからご覧いただけます。

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