皆さんこんにちは。プランナーのULです。
2月6日(木)に大阪はグランフロントにて開催された【Startup WorldCup 大阪予選】を見学してきましたので、簡単にレポートします。
概要
スタートアップワールドカップは、米ペガサス・テック・ベンチャーズが主催する、世界最大級のグローバルピッチコンテスト・カンファレンスです。
世界40地域以上で地域予選が行われ、地域予選で優勝した企業は、2020年夏にサンフランシスコで開催される世界決勝戦に招待され、世界優勝投資賞金約1億円を掛けて競います。
https://www.startupworldcup.io/osaka
今回は、70社の応募のうち10社が登壇しました。
会社やサービスの紹介、ビジネスの方針などについて6分間で英語でスピーチし、その後質疑応答を日本語で数分、といった形で進行します。
エレベーターに乗っているようなほんの短い時間で伝えるこの手法を【エレベーターピッチ】と呼びますが、これはシリコンバレー発祥の文化です。
多くの起業家がこの手法でチャンスを掴んだことは事実です。
たくさんの観客の前で、しかも英語で、それをしなければならない重圧は本当にすごかったです。
以下、登壇された企業様の簡単な紹介を。
●NEW REVO様
倉庫業務をスピーディにするアプリ開発
●SiRC様
スマートチップの開発とそれを使った省エネソリューション提案
●あっと株式会社様
毛細血管解析
●mui Lab様
ディスプレイの代わりに木板を使うサービス
木の板にLED投影するシステムの提案
●ウォーターデザイン様
ウルトラファインバブル(粒子の細かい泡)を使ったソリューション提案
●ネクストイノベーション様
ピル処方に特化したアプリケーションの開発
●オングリット様
街灯・道路標識・電柱の検査ロボットの開発
●EAGLYS様
秘密計算とAIに関する研究開発
●インテグラルテクノロジー様
CAEソフトウェア開発
●クォンタムオペレーション様
血糖値のモニタリングデバイス開発
この中で優勝を勝ち取ったのは、ウォーターデザイン様でした!
本当におめでとうございます。
スタートアップワールドカップ大阪予選終了!私は審査員長として他7名の審査員の方々と厳正なる選考を行い、優勝は #ウォーターデザイン となりました。
東京予選で優勝の #Looop と共に今年5月に行われる世界大会に挑戦します。#SWC2020 #WaterDesign pic.twitter.com/ktS6IfURza— Pina Hirano (平野洋一郎) (@pinahirano) February 7, 2020
今回のプレゼンは、どの会社にとっても社運をかけてのものだったかと思いますので、どんなことを、どうまとめているのかに注目して見ていました。
◆プレゼンで伝えるべきこと◆
・サービスの概要説明
・戦おうとしている市場の規模
・その伸び見込み
・市場における強み
・収益性
・将来性
資料はシンプルで、何を伝えたいのかがすぐにわかる。
書いてあることはほとんど読まない。
これらはすべて営業の基本ではありますが、これを突き詰めていけば、数分のトークでいろんな人を振り向かせることができるんだなと、強く感じました。
そして、何より、革命的なアイデア・技術や情熱を持って、世界と戦いたい会社がこんなにいるのか!と思ったり、
熱量を感じたりすると、自分も頑張らないとという気持ちになります。
本当に勉強になりました。