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こんにちは、クボツーです。
今週は、東北研修ブログを連載ということで、
今日は、こんなことを書いていきます。

震災を知る2@東北研修BLOG~七ヶ浜町役場へ~
1.関西から行く、東北研修PLAN
2.七ヶ浜町へ、まずは町役場へ行ってみる。
3.町役場、復興推進課でお話を聞く。

どうぞ、よろしくお願いします!!


1.関西から東北まで、

今回の研修の流れは、このかたちでした。

【2018.6.28】
8:15 関西国際空港発
9:30 仙台空港着
レンタカーで七ヶ浜町へ
10:30 七ヶ浜町、町役場に着
~受付にて、町のことを伺う。~
~復興推進課にて、震災復興のことを伺う~

12:00 お昼~海の駅 七のや~
~しちやの周りを歩いてみる。~
~菖蒲田浜海水浴場のあたりを歩いてみる。~

13:00 NPO法人レスキューストックヤード
~現地スタッフおふたりから、お話しを伺う~
15:00ごろ もう一回、七のやへ
16:00ごろ 震災遺構:荒浜小学校によって見る。(※休館日)
18:40 仙台空港発
20:20 関西空港着

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↑飛行機で、関西国際空港→仙台空港へ

LCCが就航して日本各地に行きやすくなった!!
という気持ちで、
関西国際空港から仙台空港へと飛びました。
レンタカーを借りて、一路、七ヶ浜町へ。
仙田空港から車で、
高速道路をつかって、30分ほど。
つかわなくても、1時間以内といった時間です。

日帰りでも十分時間をもてるので、
訪問時のご参考にしていただけたらと思います。


2.七ヶ浜町へ、まずは町役場へ行ってみる。

七ヶ浜町、まずは、町の中央部にある町役場へと向かいました。
町役場で情報収集!!いざ!!
ということで、少し雨が降っているようなといった天気の中、到着。

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↑七ヶ浜町、町役場につきました。

入ってすぐの受付で、
訪問の趣旨と、情報収集の目的をお伝えしたところ、
受付の方が、震災の体験をお話いただけました。

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↑(写真はNGということで、 代わりに、七ヶ浜町のキャラクター「ボーちゃん」)

子どものこと。
家族のこと。
道路状況やその後の生活のこと。

6月のはじめには、関西でも大きな地震がありました。
私自身は、家で揺れを体験しましたが、
揺れが収まり、津波の心配がないことなどを確認し、出社をしました。
当日は、交通に影響があり、出社できない方が大半。、
いつもの朝ではありませんでした。

その後、各地の乱れや被害状況がわかってくると、
私の中で、じわじわと、大きな出来事だという認識が湧いてきました。
お亡くなりになられた方もいらっしゃいました。

自分自身の体験と照らし合わせて話を伺いました。

家族の安否が心配になり、
携帯電話での確認ができなかったり、
近しい人が亡くなったり、
生活インフラが止まったり、…

多くのことがいっぺんに起こり、
心も、身体にも、多くの負荷がかかるのが
震災の一面としてみえてきました。


3.町役場、復興推進課でお話を聞く。

「2Fに、復興推進課がありますよ。」
とお話しいただいたので、伺ってみました。

扉をノックして、中に入ると、
20人くらいの職員様がお仕事の最中。
「お忙しいところ、非常に、申し訳ない。」と思う中、
職員の方に、訪問の趣旨を説明すると、
復興推進課の木村さんに、丁寧なご案内をいただき、
いままでの七ヶ浜町の取り組みを説明していただきました。

本当にありがとうございました。

会話の内容はおよそ、下記の様な事でした。
●七ヶ浜の施設復興などの多くは順調にすすんでいて完了したものも多い。
●都市計画を新たにしての街づくりがすすんでいる。
●人により被災状況も違えば、心情も違う。

オダさんや私もそれぞれの震災に関することを話したり、
木村さん自身の震災時の気持ちや見たこと、知ったこともまじえてお話をいただきました。

「七ヶ浜町の行政はがんばった!」
「対応がはやかった」という声も聞いたので、
復興の過程で、多くの人たちのがんばりと協力が
あったのだと感じました。

七ヶ浜町の
当時の状況や復興の様子、浸水被害や復興の計画。
といったことを知れます。
<リンク>七ヶ浜町の復興概況
※画面中央のpdfファイルからダウンロードできます。

会話の中で、
災害は起こるものとして捉え、
どんなことができるのかを考えました。

まず、
防災マップを確認しておく。
防災グッズをそろえておく。

そして、
いつ、どんなときに災害が起きても対応ができるように
判断基準や行動基準をつくっておく。
これをできるだけ詳細に!!
例えば、通勤時間に起きたらどうなる?
・自分自身が通勤途中の電車。
・子どもは、学校に出た。
・妻は、仕事前で家にいる。
などと、家族にしても違った場所にいることもあります。
こんなときは、どちらが子どもを迎えに行く?
自宅にいられないときの集合場所はどうする?

出来る限りを想定しておくことが、
いざというときの判断の裏付けになり、
安全な行動をとれる下準備になります。
ご家族でも、「災害シミュレーション」ぜひしてみてください☆

「生きている人がいないと、復興はできない」
という言葉が残りました。
まず、自分の安全を守る。
そして、家族の安全を守る。
まわりの助けになれる。
そういった行動を起こせるように、
準備をしておこうと思います。

最後に、
「起きた日の1分、1秒を教える、伝える」
ことで、考えるきっかけをつくっていきたい。
というお話もいただけて、
苦難を乗り越えてきた人の大きなパワーを感じました。

前を向いて乗り越えてきた人間は、強い!!
人としての尊敬の気持ちと、震災対策をもって、
町役場をあとにしました。

「がんばれ、七ヶ浜町!!」
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東北研修ブログ

東北研修@クボツーのブログ
「震災を知る1@東北研修BLOG~七ヶ浜町から辿る震災復興~」
「震災を知る2@東北研修BLOG~七ヶ浜町役場へ~」
「震災を知る3@東北研修BLOG~七ヶ浜町グルメ&歩いてみる~」
「震災を知る4@東北研修BLOG~震災復興からの明日~」

東北研修@オダさんのブログ

「七ヶ浜より震災復興の今を知る」

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