入社1年目で中々成果を上げられない私は、気づけば何日も残業が続くことも。
ある日、定時を過ぎてもグダグダと仕事の手を止めない私の肩に…
T社長「トントン」
KG「はいっ!」
T社長「KG君、頑張るのはいいけど潰れるよ。休みとって東北旅行でも行ったら?」
KG「えぇ〜(マスオさん風に)」
ということで、急遽有給を使って仙台行きが決定しました!
Peachで行く仙台ひとり旅
東北へはLCCのPeachを利用しました。
時期にもよるとは思いますが、私が行った11月16日は往復で16000円ほど。
流石はLCC、思いのほかリーズナブルで驚いたのは私だけでしょうか。
到着までの時間は関空から仙台空港まで約1時間。
朝7時10分に大阪を出発して、8時25分には仙台に到着していました。
ちなみにPeachの受付は関空の第二ターミナル側ですので要注意です。
機内は短時間のフライトという事もあって、割と快適でした。
▲窓際の席からは富士山が!
▲空港内のレストランで朝食、本場の牛タンカレー。
スポット1 芭蕉と同じ景色を見に松島へ
まずは松尾芭蕉の有名な句でお馴染みの松島を観光。
1時間ほど遊覧船に乗って湾内を巡ります。
震災当時は約200の島々が津波の威力を弱めたことで、大きな被害は出なかったそうです。
▲約70分かけて松島を1周する遊覧船。チケット1500円+グリーンシート600円でした。
▲個性的な島々には全て違った名前がついています。
スポット2 キツネ村へレッツゴー!のはずが…
最近テレビ番組などでも取り上げられている、「キツネ村」をご存知でしょうか?
元々は酪農をされていたオーナー夫妻が、1990年に開園した民間施設なのですが、
普段では中々見ることのできないモフモフのキツネと触れあえるとあって、話題のスポットのようです。
が、失敗しました…
16時閉園、松島から仙台駅へ戻ったのが14時。
最寄り駅までは約1時間、そこからタクシーで40分。着く頃には閉店ガラガラ。
自分自身の無計画さを悔やみつつ、藁にもすがる思いで観光案内所へ向かいました。
■仙台城跡に佇む政宗公を訪れて歴史を感じる
KG「すみません!短時間で回れるオススメスポットはありませんか?!」
案内員「観光バスという手がありますよ!」
KG「ありがとうございまっす!」
というわけで、「るーぷる仙台」というレトロな観光バスに乗り込みました。
仙台駅前を出発して向かうは仙台城跡です。
かの有名な伊達政宗が築城したことで有名ですが、仙台城には天守閣が無かったそうです。
観覧料などは特になく、巨大な境内をくぐってどんどんと中へ入っていきます。
城跡の頂上には、かつてこの地を治めていた伊達政宗の騎馬像が建てられていました。
歴史に疎い私も、静かに佇む政宗公の眼差しには、戦国の世に思いを馳せずにはいられません。
▲ちなみに政宗の愛馬は後藤黒(ごとうぐろ)という名前だそうです。
▲日が沈むとブルーにライトアップされ、また違った趣を見せる政宗公
■まとめ
東北地方というと、やはり2011年の東北大震災の印象が未だに強いですが、現在では復興が進み、一見すると元の姿を取り戻したと思える場所が多かった印象です。
ですが、5年前にこの地を襲った自然の猛威は、遺された人々に大きな挫折と、様々な気づきを与えてくれたのだと思います。
正直なところ、震災当時はテレビから流れてくる映像の数々を、実際の出来事として受け止められませんでした。
しかしながら、復興が進んだ今だからこそ、観光客として被災地を訪れることで貢献できる事もあります。
東北、いいところです。
歴史あり、グルメあり、冬場はウィンタースポーツも良いですね。
そして個人的には今回時間の都合で行けなかったキツネ村に是非とも行ってほしいです。