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アプリ開発者に朗報!Appleの「iOS 8」はこう変わる

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SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.100
「アプリ開発者に朗報!Appleの「iOS 8」はこう変わる」2014.06.18

【1】当社オフィスが移転いたしました

140624 (1)

この度、当社オフィスが移転いたしました。
6月16日(月)より新住所にて業務を開始いたします。

これを機に、社員一同、皆様のご期待に添えるよう
業務に精励する所存でございます。

今後とも何卒変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

【移転先】
530-0052 大阪市北区南扇町1-5 UAKビル2F

電話番号:06-4792-8281 FAX:06-4792-8291
(電話・FAX番号は変更はございません。)

【2】国歌を聞いて泣く理由

クレアネットの谷です。
近くのファミマはみんな代表ユニフォームでレジ打っているのでワールドカップモードなんですが、自転車乗ってバイト前のスタッフが横断歩道を横切っていくのをみると何か不思議ですね。勝手にバイトスタッフと決め付けていますが、他にも居酒屋、とある飯屋、とあるサウナ、とある喫茶店などユニフォーム着て接客されていて、とある喫茶店はさすがにびっくりしました。
でわれらが日本代表は勝利を目指してやってくれると信じましょう!
これからが「絶対に負けられない戦い」なんです!(川平風)
そういうときはこの曲でテンションアップ。

■ A Question Of Honour ~ Sarah Brightman
http://www.clarenet.jp/column/blog/archives/4592
あと、今回初出場のボスニア・ヘルツェゴビナですが、 前にナンバーで記事が出ていました。 ムスリム人、セルビア人、クロアチア人という3つの人種が 集まった国がボスニア・ヘルツェゴビナ。 なので、三民族による会長三人制という不思議な組織にサッカー協会 がなってしまい、FIFAからも締め出されてしまったのがこの数年前。
元日本代表オシムさんが尽力されて、今の代表チームが生まれ ワールドカップに初出場できたという話。 町はまだ内戦の爪あとが残っている中、代表チームは国にとっても 子供たちにとっても誇りで、ナンバーにはボスニアの有名な選手 「ジェコ」のユニフォームを着た少年の写真が写っていました。

● ボスニア代表を悲願のW杯初出場に導いたオシムの献身

香川の2発に本田6戦連弾! ハリルジャパン、シリアを5-0で下す


サッカーの代表は国の希望でもあり、光なんです。 日本は負けましたが、コートジボワールのドログバ選手はフランスに住んで いたので、実はフランス代表を選ぶこともできた選手でした。 ただ祖国のために代表を選び、そして活躍して得た資金を元に 国で病院を建てたり財団を設立し、国のために活躍しているそう。 純粋なチーム同士の戦いもありますが、そういった国事情や 選手の事情をみるとサッカーがより深く感じることができます。
代表の試合の国歌を聞いて泣けてくるのは、ブラジルのネイマールや、 北朝鮮のチョンテセ選手だけではありません。いろんなことや想いを 背負って戦っているからです。そんな感じにサッカーをみると いろんな気持ちが入って楽しいものです。

【3】WEBマーケティング4コマ漫画

■ 第103話 カリギュラ効果

■ 第102話 Appleの新プログラミング言語

■ 第101話 営業と名刺

【4】アプリ開発者に朗報!Appleの「iOS 8」はこう変わる

「Worldwide Developers Conference(WWDC)世界開発者会議」 が6月3日、サンフラシスコで開催され、そこでAppleから 「iPhone」と「iPad」向けの最新モバイルOS 「iOS 8」が発表されました。
「iOS 8」がどうなるのか、気になりますよね。
新しい「iOS 8」はデザイン上の変更は少なめで、その分、 従来のものより機能面を強化されていて「iPhone」を さらに使いやすくするためのアップデートが施されており、 通知センターやメールアプリが改良されるなど、新しい 機能が追加されているそうです。 「iOS 8」は、一般ユーザーには「iPhone」 6が発表されると 予測されている2014年の8~9月頃か、秋にリリースされる予定だそうです。

■ 世界7都市でもっとも通信費の高い日本

1月15日に調査会社のカンター・ジャパンが発表した、2013年9月 から11月までの間に購入されたスマートフォンを国ごとに尋ねた 調査結果によると、日本は欧米各国に比べて、iOS(「iPhone」 のことですね)を購入した割合が群を抜いて高く、アメリカで すら4割の「iPhone」のシェアが、日本では7割に達するという 「iPhone王国」です。
ですので「iPhone」に関連するAppleの動向は、日本の市場に 大きく影響します。 今回はWWDC でのAppleの発表の中でも特に気になった 「HealthKit」「QuickType」「ウィジェット」に焦点をあてて、 調べたことや感想を述べてみたいと思います。

■ アプリ開発者向けにさまざまな機能を解放された「iOS 8」
WWDC でのAppleの発表の中で、特に注目を集め、影響も大きそう なものが、サードパーティの開発者向けに多くの機能が 開放されたことです。
アプリ開発者が今までなかったような新しいアプリの開発が できるように「iOS 8」 では4,000以上の API が追加され、 iOSと深く連携したアプリを開発できるようになりました。 これは、Apple が「App Store 以来の大型リリースになる」 と表現するほどの一大事であり、アプリ開発者にとっても、 一般ユーザーにとっても朗報です。
一例を挙げれば、アプリ開発者にとっては「iOS 8」では 今まで開発することのできなかった文字入力キーボード についてもサードパーティで開発できるようになったと いうことであり、一般ユーザーにとっては「iOS 8」 ではアプリで出来ることが増える上に、アプリを追加 することで iOS の標準機能を好みにカスタマイズ できるようになることを意味するからです。

■ 健康状態を統合的に管理する「HealthKit」
「iOS 8」では「HealthKit」と呼ばれる新しいアプリが搭載 されるようになるそうです。 これは、スマートフォンやその他のウエアラブル端末などで 測定した、運動、歩数、心拍数、消費カロリー、体脂肪率、 コレステロール値、睡眠時間、食事、薬などといった、 健康状態に関する様々なデータをモニタリングし、ユーザー の生体状態を統合的に管理する役目を果たすアプリです。
また「HealthKit」から医療機関に相談するといった 使い方も可能になっています。 これまで、こうした健康管理などのデータはアプリごと にフォーマットが異なり扱いにくい面があったのですが 「HealthKit」ではデータフォーマットが統一され、 異なるサードパーティのアプリからもアクセスでき、 「HealthKit」に蓄積されてあるデータを、他のサービス やアプリと連携させ、利用することも可能です。

■ 医療業界に革命を起こすかもしれない「HealthKit」
iOSで使える機能のほとんどは、Androidなどの他のOSで、 利用すること自体はすでに可能になっています。
しかし、ヘルス関連は、Appleが他社よりも先行している 分野の1つであり、特に力を注いでいる分野でもあります。 「HealthKit」は、患者と医療機器との間にある溝を、 医者や病院と連携させることで埋めるために開発されました。 現在、アメリカで最も優れた病院と評価されている Mayo Clinicで、Appleは医師と患者とともに「HealthKit」 のテストを行っており、Mayo Clinicは「HealthKit」について 「医療業界に革命を引き起こす可能性がある」と高く評価しています。
ヘルスの分野は、これから日本でも大きな市場が見込める 分野ですので、サードパーティもアプリを開発することのできる 「HealthKit」はビジネスチャンスという点で かなり期待できると思います。 ただ、今回のWWDCでは、以前からウワサされていた 「腕時計のように常に身に着けることで、健康情報を モニタリングできるウェアラブルデバイス」の発表 はなかったのは残念です。 それもセットで発表されれば、「HealthKit」は もっと注目されたのではないでしょうか。

■「QuickType」キーボードの「予測変換機能」
「QuickType」と呼ばれる新しい機能がiOSキーボードに追加され、 Androidスマートフォンではおなじみになっている予測変換機能 がついに追加されるようです。
予測変換機能とは、ユーザーが以前に入力した文章から学習し、 また、入力しているアプリの種類や送信先が上司か友達かなど の情報を使って、入力している文章の文脈から次に入力したい 単語の候補を予測し、候補として提示してくれる機能です。 「QuickType」では単語3つがiOSキーボードのすぐ上に候補 として表示され、ユーザーはそこから入力したい単語を 選べばよく、残りの文字をタイプする必要がありません。
「QuickType」の予測変換は、日本を含めた14カ国向けに 最適化されるそうです。 また、ユーザーのプライバシーも考慮されていて、入力に 関する情報はその端末以外で使われることはありません。 この機能があれば、多くの「iPhone」や「iPad」ユーザー のメールやメッセージの入力時間を、今までよりも大幅に 減らすことができるようになるかもしれません。

■ サードパーティ製の日本語変換システムも使用可能に
この予測変換機能は、Appleが完全に遅れを取っている分野 だったそうです。 Androidスマートフォンではサードパーティの開発した キーボードアプリによって、数年前から提供されています。
その上「iOSは日本語変換の精度がイマイチ」と昔から言われており、 Apple純正のキーボードに不満を持つ人は意外と多く、以前から 「ATOKなどの日本語変換システムが使いたい」という要望が 多かったそうです。 そのためか、Appleは今回の「iOS 8」で初めてサードパーティ製 の文字入力ソフトウェアキーボードや日本語変換システムを インストールすることも可能となりました。 この意義は非常に大きなものです。
アプリ開発者にとっては、Androidスマートフォン専用に作られた 日本語入力アプリがiOSへと移植できるようになりますし、 一般ユーザーにとっては、入力アプリを自分好みに変更 できるようにもなります。 またBluetoothキーボードをつかって「iPhone」や「iPad」 に簡単に長文の入力などもできるようになるかもしれません。

■ATOKのジャストシステム「ずっと待ち望んでいました」
変換候補の精度の高さに定評があり、「最強の日本語入力」 と言われる、ジャストシステムの日本語入力ATOK。
知っている人も、使っている人も多いと思います。 「iOS 8」ではサードパーティ製の文字入力ソフトウェア キーボードや日本語変換システムをインストールすることが 可能という今回のApplleの発表に、ジャストシステムでは 「ずっと待ち望んでいました」とし、 iOS向けATOKの開発 を前向きに検討するとコメントしています。
「iPhone」や「iPad」で、あの慣れ親しんだ人も多い ATOKを使える日も、そう遠くないかもしれません。

■Androidスマートフォンにしかなかった「ウィジェット」が使用可能に

情報を見やすくまとめ、小型化し、すばやく表示させる アプリのことを「ウィジェット」と言います。
頻繁に入手したい情報、例えば天気予報やニュースと いった情報に使う人が多い機能です。 しかし、Androidスマートフォンにはあるのに、iOSには この「ウィジェット」はありませんでした。 しかし「iOS 8」でついにウィジェットが開放される ことになりました。
Androidスマートフォンのようにホーム画面には表示されず、 通知センターに表示されるようです。 そして、情報をチェックするだけでなく、そこからサード パーティ製のアプリにもアクセスし、操作が可能になるようです。 この機能はいいですね。 アプリをわざわざ開かずに操作できる行うことができる ウィジェットは、確実に需要も高く、アプリ開発者にとっても、 新しいアプリの開発のチャンスになりそうですね。

まとめ

今回のAppleの「iOS 8」は、ビジネスチャンスという点では 非常に興味深いものがありました。
繰り返しになりますが、サードパーティの開発者向けに多く の機能が開放され、アプリ開発者が今までなかったような 新しいアプリの開発ができるようになったことは非常に 大きな意味を持ち「iPhone」のシェアが7割に達する日本 ではかなり大きく影響すると思われます。 App Storeの売上の上位は、資本力のある企業が独占している 状況ですが、今回の件は、これからはそうでない企業や、 個人が、新しいアプリの開発で活躍できる きっかけになるかもしれません。
ふと、IEも11まで来たのですが、 iOS 8 はどこまでいくのか、なんて思いました。結論はどこまでも。 日々改善ですし、名前も変わればデバイス自体の特徴も 変わるので常に変化。
100回書いて来て何となく思うのは、 100回程度ちまちま書いても何にも偉くもないですね。 次はごろっと変えないとあかんな、と 引っ越してきたオフィスでいろんなことを常に思います。
記載:クレアネット谷

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(次回につづく)

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