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PC市場を変えるかもしれないGoogleが作ったPC「Chromebook」発売

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SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.90
「PC市場を変えるかもしれないGoogleが作ったPC「Chromebook」発売」2014.04.03

【1】グーグルやフェイスブックなどの買収

140404

先月や今月などで 企業の買収のニュースが飛び込んできていますが、 その金額が大きい大きい。
GoogleがDeepMindを買ったのは人間の心を持つコンピュータを作るため http://jp.techcrunch.com/2014/01/28/20140127why-google-bought-deepmind/
なんか、自分の年齢やもっと下の年齢のCEOが、 100億とか、1000億とか、1兆とか、そんな規模で 買収が決まってニュースをみると、何とも言えない気持ちになりますね。
ほんまに。

WhatsAppの創業者のヤン・クーム(37歳)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2500L_V20C14A2000000/

【2】研修生企画などいろいろ
■ コメントアウトで遊んでみます

■ A/Bテスト

おおた歯科口腔外科クリニック様サイトオープン
http://www.ohta-dental.com/
堺市の三国ヶ丘にて開院されたおおた歯科口腔外科クリニック様。
明日4月4日・5日・6日に歯科医院開院の内覧会を実施いたします。
内覧会は、歯医者さんが地域の方々に医院を知ってもらうイベントです。
もちろん無料で予約なしで歯医者さんに入ることができます。
堺市や三国ヶ丘駅のお近くのみなさまぜひいかがでしょうか。

【3】Googleが作ったPC「Chromebook」

■■■2014年の要注目キーワード「モノのインターネット(Internet of Things)」■■■

■「モノのインターネット(Internet of Things)」とは?
2014年の要注目キーワードは「IoT(アイオーティー):Internet of Things」と言われています。 パソコンやプリンタ、サーバー等のIT関連機器だけでなく、今では、テレビやデジカメ、デジタルオーディオプレーヤー、HDDプレーヤーなどのデジタル情報家電もインターネットに接続されているのは、皆さんも知っているかと思います。 映像や音楽、写真はデジタル化され、インターネットを通して伝達されるシーンが増えています。
Internet of Things……「モノのインターネット」とは、こういったインターネット家電以外の、生活やビジネスをとりまく世の中に存在するあらゆるモノにセンサーチップが埋め込まれ、ワイヤレス技術を通じてインターネットに接続された状態にすることで「個体識別」「状況把握」「自動制御」「遠隔計測」などを行い、より安全で快適な生活を実現させる仕組みや概念のことを言います。 インターネットにつなげるなど思いもしなかったモノがインターネットにつながった時、今まで思いもよらなかったような、新しく使いやすい使い方が生まれます。 こういった、身の回りにあるあらゆるモノをインターネットに接続する考え方は、すでに2000年前後に提唱されていました。 この数年間で、このモノのインターネットという考え方が急激に現実味が増してきたのは、無線LANやスマートフォンの普及が進んできたためです。
現在、既に多くの IoTデバイスが存在し、その数は100億台とされています。 ある試算によると、これが2020年までには500億台になり、世界市場は8兆9000億ドルになると予測されています。 今回はこの「モノのインターネット(Internet of Things)」、IoTについて語ってみたいと思います。
今回はLINEをはじめとする世界のメッセンジャーアプリの簡単 なおさらいや、メッセンジャーアプリをとりまく現状、新しく 生まれるサービスなどについて感じたことを話していきたいと思います。

■実用例
身近なインターネット家電の例としては、インターネットテレビや、外出先からテレビの録画予約できるDVDレコーダーなどがあります。 こういったインターネットテレビやDVDレコーダーの他にも、デジカメ、デジタルオーディオプレーヤー、HDDプレーヤーなどのデジタル情報家電やAV機器がスマートフォンと連動する機能がイメージしやすいでしょうね。 こういったインターネット家電以外の家の中の「モノ」が IoTになれば、ホームオート-メーションも実現させることができます。 IoTが実際に活用されている例や、これから大きな変革が予想される分野をあげてみます。
【家】
照明やエアコン、給湯器や風呂釜などをインターネットに接続し、各種データを伝送すれば、状態をモニターすることも、リモコンで制御することができるようになります。 気温や自分の体調に合わせて、空調や照明を自動でコントロールさせるような使い方も可能になります
【交通システム】
車の混雑状態をモニターし渋滞の緩和を行ったり、車の事故を防止するだけでなく、自律走行車両も可能に。 スマートフォンやパソコンがシームレスにネットワークを利用しているように、自動車もネットワークに接続させようと、Googleが自動車へのAndroid搭載を促進する「Open Automotive Alliance(OAA)」を、アウディ、GM、ホンダ、ヒュンダイ、NVIDIAとともに結成しています。 AppleもiOS とクルマと連携させる“iOS in the Car”、車の中でiPhoneを使える CarPlayを発表しました。
【医療】
各種生体センサーを備えたリストバンド型のようなウェアラブルデバイスを通じて、ユーザーの体調管理を行い、より的確なアドバイスや診断、処方といったサービスを提供することができるようになり、在宅ケア、遠隔医療も可能になる。
【店頭や工場での在庫管理】 商品の在庫数のリアルタイムでの管理や、不正の検出も。 工場や施設を構成する部品をインターネットに接続し状態をリアルタイムで監視することができれば、故障を起こす前に警告を出すことも可能になる。
【製品管理】
日本企業である建設機械大手のコマツは、自社の建設機械の多くにこうしたセンサーを内蔵させ、世界中の自社製品の稼働状況や燃料消費をリアルタイムで監視しているそうです。 トラブルの前兆を検知し、事前に対応することで、メンテナンス・コストを最小限に抑えることが可能。
【農業】
広島のあるバラ園では植木鉢にセンサーを取り付けています。 こうすることで生育状態を正確に把握し、スマートフォンやタブレットからも確認できるようになっています。 バラ作りの名人だけが持っているカンと呼ばれる経験値を、グラフや数字によって形式知化することで、バラの品質向上や、減耗損の低下に役立てています。
【スポーツ】
スポーツの世界でもIoTは進んでいます。 「スマートなサッカーボール」をアディダスでは開発しています。 サッカーボールに加速度センサーを内蔵し、スマートフォンでボールの動きを分析。 鋭く曲がるシュートはどこをどう蹴ればいいのかといったサッカーのトレーニングに導入しています。 ドイツのプロサッカーリーグTSG 1899 Hoffenheim(ホッフェンハイム)では、すねを守るために選手がソックスの内側につけているレガースに通信機能つきのセンサーチップが取り付けられています。 そのチップからのリアルタイムの情報を使い監督は采配を振っています。 「彼は疲れが見えるので交代させよう」というふうに。

■モノのインターネットを支える技術
このモノのインターネットを支える技術として、次の技術が注目されています。
【RFID、センサー技術】
微小な無線チップでモノを識別したり管理したりできる仕組みをRFIDといいます。 バーコードに代わる技術として流通業界で研究が進められてきたRFIDによりモノの個体が識別可能になります。 また、GPSなど位置情報システムを組み合わせれば、どこにモノが存在するか、どこへモノが移動したのかを特定することもできます。
【センサー技術】
温度、湿度、傾き、揺れなど、モノのさまざまな状態を定量的に検出することができるセンサー技術。
【IPv6】
モノのインターネットが実現されれば、数え切れないほど多くのデバイスがインターネットに接続されることになります。 インターネットはIPアドレスと呼ばれる識別子が使用されていますが、現在のIPv4とは比べ物にならないほど多くのIPアドレスを扱うことの出来るIPv6が利用されると予想されています。 IPv4(Internet Protocol Version 4)で割当可能なIPアドレスは32ビットで約40億個。 これでは、モノのインターネットが実現されればアドレスは枯渇します。 IPv6(Internet Protocol Version 6)で割当可能なIPアドレスは128ビットで約340澗。 澗(かん)とは数の単位で、10の36乗です。 340澗 = 340京の1京倍になります。 この途方も無く大きな数で、世の中にある全てのモノにアドレスを割り当てることも可能になります。

■セキュリティ
モノのインターネットが実現し、これまでアナログだったものもデジタルに変われば、家の中はもちろん、交通、製造、農業、医療、スポーツ、ありとあらゆるシーンで合理化が期待できます。 IoTによるメリットは大きく、これから多くの「モノ」が IoTになっていくでしょう。 しかし、そこには、解決すべき問題も残っています。 それはセキュリティやプライバシーについてです。 今までとは比較にならないほど個人的な情報が取れるため、利用の仕方に注意しなければいけないでしょう。 データを盗まれたりウイルスにより改ざんされたりするリスクも心配です。

まとめ

IoTの流れはこれからどんどん進むでしょうね。
インターネットは、今までとは違って、モノがコミュニケーションをするための「情報伝送路」となりつつあります。 IoTが当たり前になれば、どういうことが起こるでしょうか。 個人的なデータの取得により、サービスや広告のパーソナライズ化が進むと思われます。 センサーにより得られた個人の情報を元に、その人のライフスタイルに合ったサービスや広告を出すことができるかもしれません。 また、インターネットにつながる「モノ」が増えると、まとめて管理できるデバイスが必要になります。 誰もが常に持ち歩き、気軽に閲覧することのできるスマートフォン。 スマートフォンは格好の管理デバイスとなるでしょう。 そうなれば、今まで以上にユーザーはスマートフォンを閲覧することが多くなり、そして企業はそこに広告をうつことになるでしょう。
このように、ユーザーにとっても企業にとっても、今後ますますスマホ中心の生活になっていくのは、変えようの無い流れだと思います。 IoTは、ITビジネスに携わる人間にとっては福音です。 いえ、IoTは、ITビジネスを成長させるだけでなく、コスト削減や、先ほども言った様なよりパーソナライズされた広告、さらにはまったく新しい市場を生み出すきっかけとなり、あらゆる業界のチャンスとなるのは間違いありません。
IoTは、新しいサービスや新しい製品の開発をしようと、多くの企業が参入しようとする新たなフロンティアとなっています。 セキュリティが問題になるかもしれませんが、そのセキュリティ対策もIoTの大きな課題であると同時に、ビジネスチャンスにもなりうるでしょう。

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(次回につづく)

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