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グーグルの狙いと最近のグーグル

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【SEOマーケティングの未来を読む~クレアネット通信vol.3】—-2008.9.9

毎月2回月初めと月半ば発行(いいネタがなければ発行が遅れます)

おはようございます。株式会社クレアネットの谷です。
いまやほとんどの方が使っているインターネット。
そのインターネットビジネスを行う際に、ほとんどの方が悩みに直面しています。
 
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 「なんでうちのサイトは・・・」 悩みを持っている方のみお読みください。
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1  グーグルの狙いと最近のグーグル
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 【グーグルのストリートビュー】

 最近グーグルのストリートビューにはまっています。
 通常のグーグルマップだけではなくて、ストリートビューを見ると、
 訪問先がイメージできていいですね。
 よりわかりやすいので地図という二次元のものが三次元的に頭に想像できます。
 

 今回はそのグーグルの話です。

 【グーグルのストリートビューとグーグルクローム】

 グーグルはこの夏に2つの画期的な発表を行いました。
 ひとつはグーグルストリートビューとグーグルクロームです。

 
 グーグルストリートビューはグーグルマップを見ながら、マップではなく
 実際の場所の画像をうまくつないで画面で見ることができるものです。
 

 詳しくはこのような画面で見れます。大阪産業創造館。

 実際に見てみるとこの性能のよさにはある種の感動を覚えます。
 グーグルカーというグーグルのロゴマークがついている車で日本全国を走り回り、
 この画像を収集してつなぎ合わせる
 以外に地道な活動でこのストリートビューができているようですが、
 ただこの使い勝手のよさにはさすがグーグルという感じです。
 

 次にグーグルクロームは、グーグルの開発したwebブラウザです。
 ブラウザというと、通常ウィンドウズパソコン買った初期に搭載されている
 「インターネットエクスプローラー」が大半ですが、とうとうこの分野にも
 グーグルが入ってきました。
 

 ウィンドウズパソコンでは最近は「ウィンドウズビスタ」が入っていますが、
 ソフトが使えない、メールが見にくい、動作が遅い、など不満の声をよく聞く
 ウィンドウズビスタですが、
 このグーグルクロームはもちろんウィンドウズでもマックでも両方使えます。

 開発者のアプソン氏は

 「人々にWebブラウザの選択肢があることをより広く知ってもらいたいというものだ」

 という内容のコメントをしています。

 確かにウィンドウズのパソコンをヨドバシで買って、
 ブラウザを別の「ファイヤフォックス」、「スレイプニール」、そしてこの「グーグルクローム」に変える方は、
 それほど多くはないでしょう。

 ただ一方でマイクロソフトのインターネットエクスプローラーが市場の80%以上占めているのはちょっと
 独占しすぎのような気もします。

 【マイクロソフト的発想とグーグル的発想】

 このようなグーグルの次々と展開を広げる中で、グーグル VS マイクロソフトの図式が明確に出てきます。
 それは企業戦略的な部分ですが、

 グーグル VS マイクロソフトでいうと

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    ソフト(グーグル) > ハード (マイクロソフト)

    情報(グーグル) > モノ  (マイクロソフト)
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 という図式が出てきます。 グーグルの収益はアドワーズなどの広告宣伝費用で99%占めています。
 
 たくさんグーグルを使う → 広告宣伝費用が高くなる

 という循環をひたすら早くしている感ですが、マイクロソフトは一方ウィンドウズにエクセルなどのソフトに
 MSNサーチの広告宣伝費用もあるものの、ハードやモノ中心というイメージに見えます。

 こういった動きを感じてネットの戦略を打ち立てていくと、
 グーグルが収益を上げている広告宣伝費用を収益の柱としていくなどを考えていくには、
 水道やガスのように自然にみんなが活用する部分に対して、一定の価値を見出していくような
 イメージでしょうか。

 どちらにしろ小学校の頃、流行りに流行ったファミコンのソフトなども今でもいろんなサイトからダウンロード
 できるようになってしまっている今の現状においては

 「おもちゃ屋に行ってファミコンのソフトを買ってもらう」

 というモノに対する感動を味わう機会がなくなり

 「欲しがっていたソフトダウンロードしてメールで添付しておいたから。
  暗証のパスワードはメールに付けているから」

 という母の言葉に喜ぶ、という変化が出てきています。

 このようなビジネスの変化や通常の感覚の変化は目には見えないものですが、その感覚だけは日々研ぎ澄ます
 必要があるように感じています。グーグルとマイクロソフト、どちらがいいものでは
 ないですが、グーグルの覇権が落ちる日おいずれは来るのが栄枯盛衰としても
 その勢いはまだまだ先の遠く先の気がしています。

 少なくとも引退したビルゲイツが率いるマイクロソフトの牙城は切り崩されてきていま
 すし、そのグーグルのような企業を受け入れやすい文化や思考が出てきているところ
 が今後の大きな変化のカギだと感じます。

 グーグルは創業以来会社のポリシーが一貫していて、
 「世界中の情報を整理する」というミッションが存在しています。

 グーグルの買収したサービスや開発したサービスなどは
 「ユーチューブ」「グーグルアナリティクス(アクセス解析)」「グーグルメール」に
 「グーグルクローム」に「ストリートビュー」など全てブラウザを通じて受けることのできる
 サービスです。

 ミッションありきで進めているので、今後もこの流れは進むでしょうし、ビジネスの進行も
 このブラウザを通じて受けることのできるサービスに特化していくはずです。

 結局、このミッションがあるから、経営者やリーダーがいろいろ説明しなくても
 スタッフが自分でミッションに沿った行動を取れるわけです。

 
 多分グーグルは今後もこの「インターネット」という軸足からぶれることはないでしょう。
 
 間違っても「儲かりそうだから」という理由だけでミッションを変えてまで
 事業を変化させることはないようです。

 ヒト、モノ、カネの資源をどこに注入するのか、分野を特定して一点突破を図る、
 これこそグーグルのような一点突破でわずか10年でここまで有名な企業になる必要
 条件だといえるのでは、と感じてます。

 御社は何に特化してますか?
 強みは何ですか? 社長だけでなくスタッフまでも意識を統一することからまず
 必要なのでは・・
 

 (次回につづく)

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