「総理」に続き「暗闘 」山口敬之さん

安倍首相のというよりも山口さんの新刊が出てました。
■ 「総理」に続き「暗闘」山口敬之さん

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総理を読んでこれこそライターの書籍であって、政治に詳しく、政情に詳しく、外交に詳しく、人物像の理解に詳しい人の書籍だと感じた「総理」。
今まで本に関しては何千冊も読んだので、もうそろそろ何度読んでも響く言葉がある本が見えてきたのですが、この「総理」はまさにこれ。

内容よりも「総理」も「暗闘」も山口さんの観察眼や視野が普通とは違うんです。そこが魅力の部分です。

「そのときトランプ、オバマは、 そしてプーチン、朴槿恵(パク く ネ)はーー ただ日本のためにーー 安倍晋三の信念と矜持。 安倍・トランプ会談の意味/オバマ外交とは何だったのか/トラン プ政権が狙うアジア政策とは/今後の日米関係の行方/TPPと交渉力/ 官邸と外務省の軋轢/日本版NSCと外交担当総理補佐官新設の意図/ 官邸主導「北方領土交渉」の全貌/内なる敵による情報漏洩/ 保守政治家としての宿命……ほか 最も政権中枢を取材してきたジャーナリストが 独自情報(ソース)から描く知られざる安倍外交の全貌」

外交は非常に難しく、特に相手の国家利権があることなので票にも繋がりにくいのもわかるのですが、それでもアメリカの政権がオバマさんからトランプさんの政権に変わるとともに、外交も変わることを当然見越して動いた首相の動きなどはあとで読めば実に納得です。国家間も実にそうなのですが、企業間も外交に近い部分は多く感じます。とりあえず読みごたえ抜群、読んだあと早速読めそうなスタッフに渡しました、これは実に面白い。

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