成功し続ける起業家はここが違う

成功し続ける起業家はここが違う
久永陽介 著 (著)

成功し続ける、という反対は「失敗し続ける」。
成功にも理由はありますが、失敗にも理由はあります。
私個人的には「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」という元楽天の野球監督である野村監督の言葉が非常に身にしみています。

スポーツ選手ならばこの言葉は実感できるのではないでしょうか。
サッカーでは特にボールが急にはねてゴールキーパーがミスをして負けることもありますが、それ以前に決めるべきところで点を決めることができなかったり、ボールのポゼッションを奪われてしまって攻めれない状態になっていたり、などさまざまな状況があります。

正に「勝ちに不思議な勝ちはあっても、負ける場合はその負けるなりの実力だ」と思います。
ビジネスでも当てはまります。同感です。

あと、内容で新しい気付いた部分は「win-win ではなく、3者間での利益が重なる状態になるのがいい」という部分です。
売り手と買い手、共に利益になることがいいのは間違いないですが、もう少し先に進み、第三者も利益を生み出す仕組みを考慮して実行しようということです。

たとえば、技工所のクライアントがいて、その取引先の歯医者さんのネットの提案を行い売上向上すれば、歯医者さんだけではなく技工所さんも仕事が増加し売上が上がります。もちろんネットの提案や対策をクレアネットで行えばクレアネットも満足する、3者間が満足するわけです。

だからこそ技工所さんクライアントに 「歯医者の先生をご紹介してくれないですか?」 とできるわけです。

SEOコンサルタントとしては、クライアントに満足いく提案を行うことは当然ですが、その中で利害関係を持つ別のクライアントや取引先クライアント、またその会社のスタッフの教育やモチベーションの回復、そして関係者全てが満足に包まれるような仕組みと成果を作り出したい、ここがゴール地点に近い状態です。
そういった場所を模索すること、見つけること、そこまでいけば後は「やるだけ」。その場所を各クライアントによって異なるので早めに見つけたい、といつも感じてます。

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